筋肉緊張ダイエットの長所と短所
長所1:食事制限は基本的に必要なし!

 「痩せている人はいくら食べても太らない。 それゆえ食事の量と体型はあまり関係がない。」 これはわたしがつねづね感じていることです。 このことは、おそらく皆さんも経験的に感じてらっしゃるのではないでしょうか。

 大事なことは、食事によって摂取されたエネルギー量を上回るだけのより強い筋肉の緊張力と、それを常に持続させていくことを心がけていればいいのです。 つまりあなた自身の忍耐と努力、そして何よりも 「強い意志」 さえあれば、普通に食べていても、痩せている体型を維持することは十分可能なのです。

※ ただし、食事の量と体型はあまり関係がないのだからといって、間食は食べ放題、運動も全くしない、という生活では、やはり効果は上がりません。 適度な量の食事を摂ること、また、家にじっと引きこもっているよりも、積極的に外に出て適度な運動を行っていれば、それだけ効果が倍増することは間違いありません。 もし過度の間食が止められない人や、運動を全くしない人がいたら、ぜひこれを機会に生活全般を改められることをおすすめします。

長所2:リバウンドの心配なし!

 この方法には無理な食事制限や過激な運動などのメニューはいっさい含まれていません。
 それゆえ、食事の際にいちいちカロリーの心配や計算をする必要もなく、また食事を我慢するストレスからも完全に開放されるので、反動そのものが存在せず、安心して好きなものを食べられるという特徴があります。

『食べ方』 のワンポイントアドバイス

 「好きなものを好きなだけ食べて良い」 というのは、あくまで 「体が欲しがっている時に」 という条件が付きます。 体が 「もういっぱい」 と感じているのにドカ食いを繰り返していては、やはり効果は上がりません。 お腹が空いたら食べる、お腹が空いていなければ食べない、こうした自然の欲求に従うことがあくまで基本なのです。

 例えば、お腹が空けばお腹が 「ぐー」 と鳴ります。 これは 「食べなさい」 というサインです。 反対に、お腹いっぱいになればげっぷが出ます。 これは、「これ以上食べてはいけません」 という警告です。 また、食後しばらくしてから何度もおならが出るのは、明らかに 「カロリーオーバー」 であることを示しています。
 このように、ヒトの体は何か異常が起こると、必ず何らかの信号を発します。 こうした信号に素直に対応して、自分に合った食事の量を決めるようにしましょう。

 ※ なお、人にはそれぞれ個性というものがありますから、お腹が空いていなければ一日一食でも構わないし、お腹が空いていれば食事量を小分けして一日5食にしても構わないと、わたしは考えています。 自分にはどのペースが一番合っているのか、どれが自分にとって一番適量なのかを割り出して、食事量を調整するのはある程度必要なことです。 そうすれば、太り過ぎの人は今までどれだけ自分が必要以上の量を食べていたかが分かってくると思います。

長所3:部分痩せが可能!

 痩せたいと思う部分だけ痩せさせる、ということを可能にしたのが、筋肉緊張ダイエットの最大の長所といえるでしょう。 痩せたいと思う部分の筋肉に思い切り力を入れ、それを常時維持していくこと、ただそれだけです。 何ら難しいことではありません
 からだの各部分についてのやり方は「応用編」にて説明しています。

※ 科学的には部分やせは不可能、というのが定説になっているようですが、最近では、「ある一定の筋肉を持続的に緊張させることにより、ノルアドレナリンという物質が特にその部位に分泌され、結果的にその部位の脂肪燃焼が促進され、部分痩せが可能となる」 という説も出てきています。

長所4:効果をすぐに体感できる!

 例えば、腕でも脚でもよいですから、思い切り緊張させてみるとします。 そうすると、緊張させた部分が筋肉のラインに沿って凹んでいるのが分かるはずです。 つまり、この時点で早くも筋肉緊張ダイエットの効果が表れていることになるのです。
 問題は、その状態をはたしてずっと維持して行けるかどうかということだけなのです。
 たいていの人は、ほんのしばらくの間筋肉を緊張させた後、すぐに筋肉の緊張を緩めてしまいます。 しかし、これではせっかくたった今効果を体感できたのに、みすみす自分から元の状態に戻してしまっているようなものなのです。
 筋肉を思い切り緊張させたつもりでも、その緊張をいったん緩めてしまいますと、すぐに元の体型に戻ってしまうことを忘れてはなりません。 大事なことは、いつ何時でも筋肉の緊張を解いてはならないことです。 ぜひこのことを日ごろから心がけてください。

※ 筋肉に力を入れると、確かにその部分は凹みます。 ただし、細胞の入れ替わりのサイクルは約3ヶ月ほどであり、また、体脂肪は、血液中の脂肪→内臓脂肪→皮下脂肪、という順番で燃やされるので、実際に脂肪が燃焼され、皮膚のたるみも解消されて、本来の意味で細くなったことを見た目で実感できるのは、もっと後になります。 したがって、結果が出るまでには最短でも1週間、平均で3ヶ月と考えてください。 ですから、結果がすぐに現れないからといってすぐに止めてしまうことなく、その間も筋肉の緊張を忘れないで維持するようにしましょう。

長所5:太りたい人にも朗報!
 このホームページを訪れた人の中には、食べても食べても太らない、と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
 すでに述べたように、太っている人と痩せている人の違いは筋肉の緊張力の差にあるのですから、痩せている人が今より太りたい場合は、筋肉の緊張力を緩め、それを一生間、常に維持していけばよいことになります。 つまり、痩せたいと思っている人の場合の、逆の応用ということになります。

ちょっと気になるメール集の「その1」と「その4」参照

■短所:筋肉の緊張力を持続させることが、簡単なようで意外と難しい。

 これが筋肉緊張ダイエットにおける唯一の短所といえるでしょう。
 「筋肉を思い切り緊張させ、それを一生間、常に維持していく」と、口では簡単に言うことはできても、それを実際に行うことは想像以上に困難なことです。 しかし、その困難をあえて克服することこそ、理想の体型を獲得するためには、ぜひとも必要なことなのです。

 もともと筋肉緊張ダイエットは短期間で劇的な体重減が現れるようなダイエット法では必ずしもありません。 また、普通に食べ、普通に生活していく上で、いかに自分の納得行く体型を維持することが出来るか、ということを主眼としていますので、その効果はけっして 「1週間で何キロ痩せました!」 という具体的な数字で表されるものではないということも、あらかじめご理解いただきたいと思います。

 筋肉緊張ダイエットは、理論はほぼ完全に確立されたダイエット法ではありますが、今は実績を積み重ねている最中といっていいくらい、まだまだ歴史の浅いダイエット法です。
 それゆえ、みなさんからの質問やアドバイス、そして筋肉緊張ダイエットを実際に体験してみて、その結果がどうだったのか、メールで知らせていただけることが、作者にとって何よりの励みとなります。