赤ニキビや黄色ニキビが出来て日にちが経過すると表面に膿が出ます。潰して、自己処置する人がほとんどですが炎症が悪化したり、跡が残らないか不安という人も多いかと思います。
皮膚科に行くべきなのか、自宅で潰す場合にはどのような道具や器具を使用すればいいのか?潰した後、腫れるのを防ぐにはどうしたらいいかを紹介します。ニキビが出来て潰すか潰さないかで悩んでいる人は是非読んでみてください。
ニキビは潰しても平気?
ニキビが悪化すると膿を持つ場合もあります。
ニキビの膿が出来る原因は
皮脂が毛穴に詰まる→アクネ菌が毛穴に繁殖する→アクネ菌に対して体の免疫が反応して白血球とアクネ菌が戦うというものです。
その結果、白血球の死骸が膿の正体なのです。
白ニキビなら、潰しても問題ありません。
理由は、まだ皮膚が炎症を起こしておらず皮脂が詰まっているだけなので、潰して皮脂を外に排出したほうが早く治ります。
しかし赤ニキビや黄色ニキビなど炎症が起きている状態だと下手に潰すと悪化したり化膿します。
ニキビが出来ると、自己流のニキビケアをする人の割合が一番多いのですが、
・市販薬を塗る
・潰す
がベスト3に入っています。
そもそも、ニキビを潰さなければならないほど悪化した原因は日常のスキンケアや洗顔が間違ったやり方で行ったからいけないのですが、膿をもったニキビは場合によっては潰す方が改善が早くなる場合もあります。
ニキビを潰すとクレーターや跡になるから止めておけというのが、ニキビは潰すのがダメという最大の理由ですが、これは半分間違っています。
ニキビが出来やすい人は遺伝体質が深く関係していますが、ニキビを潰してクレーターになりやすい人も、また遺伝体質が関係しています。
つまりニキビを潰しても、クレーター跡として残りやすい人と残りにくい人がいるということです。
残りやすい人は皮膚が固く、厚い場合が多いと言われています。
また重症ニキビの場合ニキビを潰さなくても炎症が悪化して自然に破れて、クレーター跡が自然に形成されてしまう場合もあります。
なので、ニキビができたら潰さずに放置というのは、半分間違っています。跡が残るのもケースバイケースです。
まとめますと、
赤ニキビや黄色ニキビなどの炎症が長引くと跡が残るニキビは、膿が表面に見えており、潰しても問題ない場合であれば、潰した方が早く治るケースもあります。しこりがあり、膿が表面に見えない場合は、潰したり、器具で無理やり膿を排出しようとすると、跡が残る可能性が高いです。
また、白ニキビやコメドといった軽度のニキビであれば、潰して中の、皮脂や膿を出した方が早く治ります。
潰しても平気なニキビは?
潰しても平気なニキビは、皮膚の表面に膿が見えるタイプのニキビです。たいていは、ニキビが出来て数日たつと膿が表面に見えてきます。これが潰しても問題ないタイミングです。
この場合は触ると柔らかい場合が多いです。イメージとしては洗顔しただけで、ニキビが破けて膿が飛び出してしまいそうなニキビのことです。
このタイプなら専用の器具を使用することで簡単に膿を排出することができて、さらに治りも早くなります。
逆に皮膚の表面に膿が見えない、固いしこりを伴ったニキビは潰すと肌にダメージがかかるのでクレーター跡になりやすくなります。
蚊にさされたような、硬いたんこぶのようなニキビ、いわゆるこもりニキビです。
大人ニキビで顎に赤いしこりを伴ったニキビができやすいですが、無理に潰すと跡になります。また、無理に潰すとブチっと音がして膿がはじけ飛ぶのが特徴です。皮膚の組織に強いダメージがかかります
自分でニキビを潰す場合は?
自分でニキビを潰す場合は、まず皮膚の表面に膿が見えることを確認してください。
そして、潰すときは指や爪は絶対にダメです。皮膚に変な圧力がかかったり、指先の雑菌が潰した後の傷口に入ってさらに化膿する可能性があります。潰すと音がブチっといって楽しくで潰しまくる人もいるかもしれませんが、絶対にNGです。
まず、針を用意して皮膚に穴を空けましょう。ニキビに対して横から穴を空けます。
そうすることで、ニキビを潰すとき膿の逃げ道ができるので、皮膚が破けるときのダメージを最小限に抑えることができます。
そして、メンポアッシという道具を用意します。そして、優しく何回か、ニキビの膿に穴のワッカを押し当てて、ニキビを潰しましょう。下図の右の写真がコメドプッシャーという器具です。
ニキビが潰れない場合は、時間をおいてからもう一度トライしましょう。無理にニキビを潰そうとすると、皮膚にダメージがかかり跡が残ってしまう危険性があります。
潰れた後は消毒して、気になるようでしたら殺菌作用が入った軟膏を塗ります。血が出ることもあるので消毒は必須です。
洗顔してもいいですし、アルコールで湿らせたティッシュでぬぐうのもアリです。
市販でしたらオロナインなどでも構いません。病院の処方薬であれば、アクアチムクリームやダラシンtゲルがオススメです。
そして跡が残らず消すコツはかさぶたを作らせないことです。皮膚はかさぶたを作らず、湿ったまま(潰した跡は傷口かた透明な汁が出ますが、それを乾燥させないという意味)の状態をキープすることがコツです。
軟膏を塗らない場合は、傷パワーパッドを使用して、皮膚を湿らせた状態のまま保護することをオススメします。そうすることで、皮膚の再生が早くなり跡がのこりにくくなります。
ニキビを潰した後は、その箇所は色素沈着をしやすいので昼間、外出するときは徹底した紫外線ケアをしましょう。
潰した後の赤みは1週間もすればキレイに治ります。それでも赤みがある場合はシミとして色素沈着してしまっています。
ニキビ潰す画像や動画は?
上図のように、手で無理やりニキビを潰す行為は絶対にしてはいけません。跡が非常に残りやすくなります。
このように器具を使って優しく潰すのがコツです。
また、この動画のように、病院ではなくニキビを無理やり、器具を使って圧出すると、跡が残り悲惨なことになります。たいていの皮膚科や美容外科はニキビを潰す前に、炭酸ガスレーザーで穴を開けたり、針で刺すといった処置を行います。
ニキビを潰さなくてすむ予防対策は?
ニキビは皮脂が根本原因なので、適切な石鹸や洗顔料を使用して、皮膚の表面や毛穴に詰まった皮脂を落としましょう。
思春期ニキビの場合は皮脂分泌が過剰なのでしっかり、洗顔で皮脂を落とすことが必要です。
水洗顔は、皮脂の分泌が多い脂性肌に人にはオススメできません。
朝晩はしっかり洗顔料や洗顔フォームで顔を洗い、日中の顔の油が気になる場合は、水洗顔(1日何回も洗顔料を使用すると肌にダメージがかかってしまう)か油とり紙で皮脂をとりましょう。
また毎日のお手入れに自分の肌に合った石鹸やコスメ、化粧水、乳液を使用して、しっかり保湿することもニキビの悪化・肌荒れを予防します。
ニキビを潰すことは、その場しのぎの対処方法です。一番のニキビケアとしては、ニキビを予防する、つまりニキビを作らせないことです。
そのためには、毎日少しずつの積み重ねが重要なのです。食生活を改善する、スキンケア商品を変えるなど、できることから少しずつ始めていきましょう。