そもそもツボってなんだろう?
中国では古くから人間の体を「気」と呼ばれるエネルギーが巡っていると考えてきました。この気の巡る道のことを「経絡」と呼びます。さらに気が集まり出入りする部分の事を「経穴」と呼びます。この経穴のことを一般的に「ツボ」と言うのです。
ツボは体に360以上存在すると言われており、ツボを刺激することでそのツボに対応した体の部分、例えば胃や腸など臓器を活発にしてくれると言われているのです。当然、顔の美容にも効果的なツボが数多くあり、対応したツボを押すことで肌にハリをもたらしたりニキビを予防する効果も期待できるといいます。
強めに?弱めに?ツボの効果的な押し方は?
テレビなどでよく見るツボ押しでは、とにかく痛そうにしているリアクションが欲しいために施術師も全力で押していますが、あそこまで強く押す必要はありません。ツボを押す際は刺激を与えるだけで十分なので、自分で押してみて痛気持ちいいと感じられる程度の力で押すようにしましょう。
■必ず良い結果ばかりを得られるとは限らない!?
ツボを押せば気持ちよく、健康になる効果を必ず得られると考えてしまいがちですが、体調によってはツボを押すことでかえって体調を悪くすることもあります。もしツボを押して気持ちが悪いと感じたら、そのツボを押すのを中止するようにしましょう。
顔の美容に効果的なツボは?ツボを押して綺麗を目指そう!
今回紹介する美容のための顔ツボはこの6種類。どれも自分の指でしっかりと押すことができる場所なので、悩みに合わせてすきま時間に押す習慣をつけるのがおすすめです。
■大人ニキビの予防や便秘解消に『迎香(げいこう)』
【ツボの場所…両小鼻の膨らみの真横】
便秘に悩まされている女性は多いのではないでしょうか。便秘になってしまうと大人ニキビや肌のくすみ、吹き出物など肌のトラブルが多く出てしまうのです。
そんな便秘解消にも関係があるのが「迎香」と呼ばれるツボです。3秒押して6秒離すというテンポで軽く押しましょう。
■眼精疲労や目元のたるみに『瞳子髎(どうしりょう)』
【ツボの場所…目尻から1センチ外側のくぼみ】
昔に比べて座りっぱなしの仕事が増えている昨今は、目を酷使しすぎて眼精疲労になっている人も多いでしょう。そんな現代人にこそおすすめしたいのがこのツボです。
瞳子髎のツボは眼精疲労や目の充血といった、目に関する症状に効果的です。さらに目尻のシワやたるみを改善する効果も期待できます。
■むくみを解消して小顔効果も期待できる『四白(しはく)』
【ツボの場所…瞳の真下にある窪みからさらに1センチ下】
顔のむくみに悩む方も多いですね。通常は昼頃までには治まるとは言われていますが、できれば早く解消したいもの。
そんなむくみに効果的なのが「四白」と呼ばれるツボです。人差し指で軽く押すだけでなく、クルクルとマッサージするのもおすすめ。
四白のツボを押すことで顔の血流が良くなり溜まった老廃物を流し、顔のむくみの解消や小顔効果、たるみを改善し肌のハリをアップする効果が期待できます。
■気の巡りを良くして肌に潤いを与える『地倉(ちそう)』
【ツボの場所…口角の外側】
口元のたるみを解消し、ほうれい線を改善してくれることから「若返りのツボ」としても有名な「地倉」は、気の巡りを良くして血流も改善し、肌に潤いをもたらす女性にとって嬉しい効果がたくさん詰まったツボです。
さらに、地倉は食欲を抑える効果も期待できるため、ダイエットをしている人にもおすすめしたいツボ。人差し指で優しく5秒押して、ゆっくり離すを繰り返します。
■シミやそばかす、肌荒れの解消に「攅竹(さんちく)」
【ツボの場所…眉頭のくぼんだ部分】
顔がむくむとまぶたもむくんで腫れぼったくなるものです。このむくみを解消してくれるのが「攅竹」というツボ。むくみが解消すれば小顔になるだけでなく、二重も作りやすくなります。
他にも目の使いすぎからくる眼精疲労や視力低下の回復、目の疲れが原因の頭痛を解消する効果も期待できます。人差し指や親指で押し上げますが、少し痛いくらいがちょうど良い加減です。
■顔全体の代謝を高めてむくみを改善『承漿(しょうしょう)』
【ツボの場所…下唇の真下にある、くぼんだ部分の中心】
顔全体の代謝をアップし、小顔効果や顔のむくみ、口内炎やニキビ・吹き出物の予防、口の歪みにも効果的なのが「承漿」のツボです。
この「承漿」のツボは顔だけでなく首のむくみも解消する効果が期待できるため、腫れぼったいなと感じた時に人差し指で優しく押しましょう。
■目元のくすみやシミの解消に『晴明(せいめい)』
【ツボの場所…目頭のくぼみよりやや上】
目を使い過ぎると目元の筋肉が凝り固まってきます。こうなると目元にクマやシミが出来たり、くすんでしまうものです。これを解消するのが「晴明」のツボ。
よくパソコンやスマホを使いすぎて目が疲れてくると、自然と目元を抑えてしまうと思いますが、その部分がまさに「晴明」のツボのある部分です。
ツボを押す時は焦らず強すぎず程よい加減で
顔のツボは強く押しすぎたり爪を立てないようにしてください。顔のむくみをとるため、肌のハリをアップさせたいからと結果を求めるあまり指に力が入ってしまいがちです。特に目元のツボを押す際に眼球を強く圧迫すると、良い効果が出るどころか眼球を傷つけてしまうため十分に注意しましょう。