西部

もっこもこ!冷たっ!摩訶不思議スイーツ 

だんだん暑い日が増えてきましたね。

みなさんも「何か冷たい物が食べたいな~。」と思うことが増えていませんか?
「あるある!」と思ってこの記事をご覧のあなた!ラッキーです。

私ライターゆっきぃが紹介するのは、袋井市久能の禅寺・可睡斎の門前にある『じぇらーとげんき』です 。


▲世にも不思議な!?

看板の文字「世にも不思議な」の文字がとても気になりますね。

その世にも不思議なアイスクリームは徐々に明らかになりますよ~。


▲代表取締役者社長 木村 晃治(こうじ)さん

ジェラート屋を始めて20年、自称「ろいふぁん(袋井ファン)」で袋井への愛にあふれる社長。
「作りたてのジェラートを食べてもらうのがジェラート屋の使命なんだよ。」と晃治さん。
じぇらーとげんきで販売しているジェラートは全て手作りです。

ジェラートって一体どうやって作られているんだろう。

バニラジェラートの作り方を見せて頂きました。


▲これがアイスのベースです

じぇらーとげんきのジェラートは、アイスのベースを作ってからエイジング(熟成)させるイタリアタイプのジェラートです。
このアイスのベースにはタマゴ・ミルク・生クリーム・砂糖が入っていて、
あらかじめ、65度の温度で30分ホモゲナイズという粒子を均一化する(同じ粒の大きさにする)作業をしてあります。
ホモゲナイズする事で、ジェラートの滑らかさが増し、さらに材料の殺菌もできます。
イタリアタイプのアイスジェラートは最低でも5時間くらいエイジング(熟成)させます。
じぇらーとげんきでは一晩寝かせているとのこと。


▲アイスのベースを入れます

溶いた有精卵に先ほどのアイスのベースを入れていきます。

果たして本当にこのさらさらした状態からジェラートが出来上がるのだろうかと半信半疑な私。


▲カシャカシャカシャカシャ

温めながらリズミカルに混ぜていきます。
色が見慣れたクリーム色になってきました。


▲何だかわかりますか?

正解は、「バニラビーンズ」。初めて見る人も多いのではないでしょうか。
包丁で丁寧に2つに裂きます。


▲バニラビーンズを投入し、『バニラジェラートのベース』に変身!

先程のバニラビーンズの中身を包丁で削いで、漉(こ)しながら混ぜ込んでいきます。
サヤの部分も一緒に3等分にして入れて、再度温めながらリズミカルに混ぜていきます。
「卵焼きと一緒で、ほんのり焦げ目が付くくらいで、焦げるか焦げないか位が一番おいしい。手を止めるとすぐ焦げちゃうんだよ。」と晃治さん。

最初はサラサラだったバニラジェラートのベースがイイ感じに硬めになってきました。


▲バニラビーンズを入れた後のジェラートのベース

見えますか~?この黒い粒々がバニラビーンズです。
バニラビーンズは温めながら煮立てることにより香りが増します。
お店にはバニラのあま~い香りが漂っています。

あ~、早く食べたい!


▲あの機械は!?

この機械は「ジェラートラボマシーン」です。
バニラジェラートのベースを漉(こ)しながら流し込んでいきます。
ジェラートラボマシーンはバニラジェラートのベースが入ると回転し、冷やしながら空気と混ぜ合わせることで
徐々にジェラートになっていきます。


▲バニラジェラート誕生の瞬間です

ジェラートマシーンにバニラジェラートのベースを入れてから5~6分。

バニラジェラートが出来上がりました!滑らかにどんどん滑り落ちてくるジェラート。

晃治さんが左手に持っているバットには、4.5リットルのジェラートが入ります。
約3リットルのバニラジェラートのベースに空気が混じることにより、4.5リットルにまで膨らみます。
出来たてのジェラートはとてもいい香りがします。記事ではお伝えできないのが残念です。

みなさん、ジェラートの作り方お分かりになりましたでしょうか。

それでは大変お待たせ致しました。

冒頭で気になっていた「世にも不思議な食べ物」それは、
袋井市のB級グルメ「」の創作ジェラート

その名も『たまごふわふわアイス盆』です。


▲たまごふわふわあいす盆 400円

ふわっふわモコモコの泡の上に先程のバニラジェラートが乗っていて、ジェラートの上には
抹茶を石臼で挽く前の茶葉「碾茶(てんちゃ)」が乗っています。

袋井産のタマゴを使って、どうやったらたまごふわふわを表現できるかと考た晃治さん。
卵のイメージ(まわりは白く、中は黄色く)を大切にしたいという事から、試行錯誤の末に今の形になったという。


▲すくい上げてみました。

近くで見るとますます気になるこの「摩訶不思議」な泡。
この泡の正体は「ひ・み・つ!」との事でしたが、とても気になります。

このふわふわは、大量生産が出来ません。
いい状態で食べてもらいたいという願いから、1日20食程度がやっと。

気になりますか~?食べてみなければわからないですね。

いっただきまーす!


▲あーん!

ふわっふわモコモコの泡と、バニラのジェラートをスプーンの上に乗せて、一緒に食べてみよう。

初めての食感!ホイップクリームでもないですね。
なんと表現したらいいでしょうか。ふわっふわの泡は口に入れるとふわっと溶けて甘さが広がります。
なんとも不思議。

「ふわっふわの泡が溶けていくと・・・冷たくてなめらかなジェラートがこんにちは!」

食べた人にしかわかりませんよ~、この食感。


▲浜松市ワインバーオーナーの寺田さん

3人組でご来店のグループの方に突撃インタビューしちゃいました!

ボタンの花の時期(4月~5月頃)と「可睡ゆりの園」開園時(6月頃)によく食べにくるという寺田さん。
お気に入りは「ユリの根のジェラート」

今回はバニラ味のジェラートをチョイス。
「完食~!」とカップを持って見せてくれました。

じぇらーとげんきのジェラートは食べた人みんなを笑顔しますね。


▲色とりどりのジェラート

色々な味のジェラートがショーケースに並んでいます。
どれもこれも気になります~。毎日手作りしているジェラート。
季節に合わせたジェラートも多数あります。

気になる「可睡ぼたん味」のジェラートは人気なので、花びらをシロップ漬けにして、通年食べられます。

そして、鮮やかな緑色の「抹茶味」ジェラートは、なんとお店にある石臼で抹茶を挽いて練り込んでいる。
実は晃治さんのお父さんがもともとお茶屋さんであった為、
お茶を使ってなにか出来ないかと考えた時に、お茶の美味しいアイスを出せればいいな、と思ったのが
きっかけなんだとか。


▲お茶の販売もしています。

「ジェラートを食べに来たお客さんにお茶を一緒に飲んでもらって、おいしい!って買って行ってもらい、
少しでも地元のお茶農家さんのお役に立てればいいね。袋井市にも昔からお茶の文化があり、いいお茶が作られているんだよ。
たまごふわふわあいす盆をきっかけにお店に来て、ぜひ他のこだわりの作りたてジェラートも一緒に食べて欲しい。
袋井まで足を運んでもらって、なんていいところなんだ!と、袋井を知ってもらういい機会になればいいな。
インターネットでボタン1つで寝っころがりながらでも物が買えてしまう時代に
わざわざ足を運ばなければ食べられない。そんなお店があったっていいじゃん。」と話す晃治さん。

それぞれの地域の良さは直接自分で見て・感じて・確かめる!という事の大切さを晃治さんに教えてもらいました。


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