マーケット情報
食品、化粧品、医薬品などに使用される -2021年国内市場予測(2015年比)- | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋 清口正夫 代表取締役)は、サプリメントや機能性食品および一般用医薬品、ビューティーケア関連製品、医療現場で使用される医療用医薬品などの原料として使用される天然由来を主体とした有用成分・素材50品目の市場について調査した。その結果を報告書「生物由来有用成分・素材市場徹底調査 2017年」にまとめた。 この報告書では動物・植物由来の有用成分・素材について、動物系13品目、植物系30品目、合成系7品目の国内市場の現状を分析し、将来を予想すると共に、消費者の成分・素材の認知度や効果の体感性についてのアンケート調査を実施した。 2015年に機能性表示食品制度が導入され、天然由来の機能性成分・素材市場は新たなステージに突入し、サプリメント、飲料、加工食品などの食品関連分野を中心に今後の使用増加が期待される。また、食品関連分野だけでなく、化粧品や医薬品など幅広い分野で付加価値向上のためのキーマテリアルとして市場の活性化が予想される。 ◆調査結果の概要 生物由来有用成分・素材50品目の国内市場
消費者の健康管理や美容への意識の高まりを背景に市場は着実に拡大している。動物系、植物系、合成系がそれぞれ伸びている。 ◆注目市場 1.機能性乳酸菌
機能性ヨーグルト、乳酸菌系飲料、サプリメント、菓子に使用される機能性乳酸菌およびビフィズス菌末を対象とする。素材メーカー各社による独自乳酸菌のPRや新規参入メーカーもみられ、市場は活性化している。 近年注目を集める殺菌乳酸菌は、製造工程におけるコンタミネーションリスク(汚染リスク)が低減できることでも使用が増えている。また、整腸関連のビフィズス菌を中心にサプリメントや明らか食品における機能性表示食品の届出も活発である。 飲料、明らか食品、健康食品/サプリメントの各食品用途で使用が拡大しており、新規参入メーカーも増えていることから、今後も市場拡大が予想される。 2.アマニ
国内で精製・充填された食品用途のアマニ油、また近年流通が活発化しているアマニ粒を対象とする。現状では油タイプが9割以上を占めている。α-リノレン酸を主な機能性成分として、コレステロール低減、脳機能改善、抗炎症、抗酸化などが訴求され、機能性表示食品も受理されている。 アマニの機能性は過去から訴求されていたが、いわゆる健康油ブームでアマニを特集したテレビ番組が放送され、2013年頃から消費者の認知度や注目度が上昇し、2014年に市場は急拡大した。2015年末には日本食品標準成分表に「あまに油」「あまに いり」(ローストアマニ)が追加されたことで、さらなる需要の増加が予想される。 3.肝臓加水分解物
肝臓加水分解物は、牛や豚などの哺乳動物の肝臓を原料とし、消化酵素を加え加水分解して精製したものを殺菌、乾燥させた粉末状の製品である。医薬品や医薬部外品のドリンク剤でヒット商品があることから現状は70%弱が医薬品・医薬部外品用途である。肝臓エキス、レバーペプチドなどの表示で、二日酔い予防や飲酒前の肝臓保護を目的にドリンク剤またサプリメントなどで使用され、ヒット商品が出たことにより認知度や注目度が高まっている。 ◆調査対象
消費者調査(インターネット調査) 機能性素材・成分認知度調査 …10,000名 ※一部の数字は四捨五入しています。このため合計と一致しない場合があります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2016/12/26 |