おふろ・スキンケア・衛生
専門家/メーカー
赤ちゃんの肌を知って肌トラブルを防ぐ!
2003.01.10
夏場はアセモの心配をしていたと思ったら、冬になったらカサカサお肌に…。
赤ちゃんってほんとうに敏感ですね。
だから赤ちゃんにもスキンケアが大事。
プラスαのことではなく、オムツ替えや授乳と同じくらいあたりまえの育児ということ、認識していますか?
まずはママの
スキンケア度をチェック
ママ自身のスキンケアは?
スキンケアのベテランといったら、ママ自身ではないかしら?子育てが忙しくて放りっぱなし?まずは自分自身のスキンケアについて振り返ってみましょう。
あてはまるものをチェックしてください。
- 朝起きたら石けんや洗顔フォームで顔を洗う
- お化粧はクレンジングでちゃんと落とす
- お化粧しない日でも夜も石けん洗顔フォームで洗顔する
- 洗顔後は化粧水や乳液でお手入れする
- お風呂は毎日か1日おきには入る
- かさつきなどの肌トラブル対策に保湿ケアをする
- 吹き出物、油浮きなどを感じたいつもより洗顔を入念にする
- 毎日か1日おきにはシャンプーする
いくつチェックできましたか?
5つ以上が普通です。これくらいのことはあたりまえと思うかもしれませんね。でもそれは大人の女性だからなのでしょうか?
では赤ちゃんはどうでしょう?
今度は赤ちゃんのスキンケアについてチェックしてみましょう。
こちらも日頃のケアであてはまるものをチェックしてください。
- 朝起きたら顔を拭いてあげている
- 授乳やお食事後に口のまわりやほっぺ拭いてあげている
- お風呂は毎日入れている
- 洗顔や入浴後にローションなど保湿ケアしてあげている
- かさついているなと思ったらその都度ローションなどつけてあげている
- この時期、おでかけの際にベビーローション持ち歩いている
- 軽い湿疹などが出てたときにまずはきれい洗ってあげている
- お風呂のときはお顔も石けんで洗って頭はシャンプーしている
いかがでしたか?ママと比べてどうでしょう?
実は全部あてはまってもいいくらいなんです。全部やっていても赤ちゃんのお肌は荒れてしまうこともありますよね。その原因はなんなのでしょう?
赤ちゃんにもママと同じくらいスキンケアは必要です。でも誤解がいっぱいあるのも事実なんです。ママが正しく理解することで防げる、赤ちゃんの肌トラブルがいっぱいあります!
赤ちゃんのお肌のこと、
こんな誤解
していませんか?
誤解その1赤ちゃんのお肌はうるおいたっぷり!?
キレイなお肌の人を「赤ちゃん肌」なんてたとえることがあるように、赤ちゃんのお肌はやわらかでキメが細かくてツルツル。だからうるおいもたっぷり、と思いがち。
でも赤ちゃんのお肌の表面の部分(角質層)は大人よりずっと水分量が少ないのです。
角質層の上、つまりお肌の一番外側には「皮脂膜」という水分の蒸発を防ぐバリアがありますが、右下のグラフのように、皮脂の分泌量は生後2ヶ月を過ぎると急激に減るのです。
だから実はとっても乾燥しやすいのが赤ちゃんのお肌。冬場でも比較的皮脂が多いお鼻や、オムツで常に覆われているおしりは、お顔や手よりも潤っているのは、水分の蒸発を皮脂やオムツが防いでいるから。赤ちゃんにはバリアが大人よりも必要なんです。
赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分くらい。だからデリケートでトラブルも起こしやすいのです。
新生児期は多い皮脂量が生後2ヶ月で激減。その後思春期まで乾燥しやすい状態が続きます。
赤ちゃんの真実 その1
乾燥しやすい赤ちゃんには、保湿&バリアづくりが大事です!
誤解その2赤ちゃんにスキンケア用品は不要!?
動物の赤ちゃんは生まれてすぐ立って、自らおっぱいを吸いに行くのに、人間の赤ちゃんはそうはいきません。頭部が他の動物より大きいから、ママの骨盤を通れる大きさで生まれなければいけないため、人間の赤ちゃんは未熟な状態で外界に出ると言われています。
だからお肌も未熟なまま。さらに現代の環境は紫外線の増加や、密閉度が高くなったことによる乾燥やホコリ、ダニの繁殖が気になる住環境など、お肌にとってはよくない方向へ進んでいることも確かです。
自然のまま放っておけばいい、というわけにはいかないのが、赤ちゃん&現代の環境なのです。
赤ちゃんの真実 その2
現代の赤ちゃんには洗浄&保湿のスキンケアは必須!
誤解その3赤ちゃんの洗顔に石けんは使わない!?
石けんは刺激が強すぎたり、油分を奪いすぎるからお顔はお湯だけで洗っているママが多いというデータも。前述のように、赤ちゃんのお肌は薄くて乾燥しやすく傷つきやすいもの。そこから汚れやばい菌がはいることが、アレルギーをはじめとするさまざまな肌トラブルの原因になります。
また、赤ちゃんの汗腺の数は大人といっしょ、つまり小さなカラダに高密度に汗腺があるからとっても汗っかきで汚れやすいのです。ママやパパが自分の顔を石けんや洗顔料で洗うのと同じくらい清潔にしてあげて!
保湿は清潔にしたあとに、が鉄則です。まだ皮脂が多い新生児期は、お顔や頭部に皮脂がたまって脂漏性の皮膚炎になりがちですが、これはキレイに洗ってあげることで十分防げるんですよ!
赤ちゃんの真実 その3
汗や食べ物の汚れ、皮脂は1日1回、石けんできれいに落としましょう
誤解その4きれいにするにはゴシゴシ洗ってあげる!?
「清潔にするのが一番!」とばかりに、赤ちゃんをゴシゴシ洗っていませんか?
赤ちゃんのお肌は薄くて、大人で言えば全身お顔の肌のようなもの。ママも自分の顔をゴシゴシこすったりしませんよね?(もしもしてたら今日からやめましょう!)
お手本は女性の正しい洗顔。石けんやベビーソープをよく泡立てて、泡でなでるように、やさしく洗ってあげましょう。
ポンプから泡の状態で出てくるベビーソープはとっても便利!
赤ちゃんの真実 その4
乾燥しやすい赤ちゃんには、保湿&バリアづくりが大事です!
誤解その5赤ちゃんに余計なものは塗りたくない!?
その気持ちは少しはわかりますが、「余計なもの」って具体的になんでしょう?
今までお話ししてきたように、スキンケア用品そのものは余計なものではなく必要なもの。ただし不要な添加物の含まれていないものを選んであげたいものです。
赤ちゃんの真実 その5
スキンケア用品は必要。なるべく刺激が少ないものを!
基本は簡単、ママのスキンケアとまったくいっしょ。「きれいに、しっとり」させてあげればいいのです。ただ、赤ちゃんは自分でできないから、ママが赤ちゃんのお肌防衛隊!親子でスベスベお肌、目指しましょ!
「きれい」のポイント
- お顔や体は石けんやソープで、頭はシャンプーで汚れをきちんと落としましょう
- 肌を傷つけないよう、決してこすらずなでるように洗いましょう
- 洗浄剤がお肌に残らないように、すすぎは念入りに
- お食事のあとにおしぼりなどでお口のまわりやほっぺを拭くときも、こすらずにパッティングするように
「しっとり」のポイント
- 洗顔やお風呂のあと、水分(ローションなど)を補い、油分(クリームなど)で水分の蒸発を防ぎましょう
- 屋外では乾燥しやすいので、ローションなどは携帯しましょう
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