そこで、急に画面が黒くなり
次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、
カメラの男が映っていた。
そこでビデオは終わった。










解説
自殺したカメラマンを撮っている人は誰なのか。
なぜ、顔が映っていないはずのカメラマンを、カメラマンだと知っているのか。
そして、なぜ証拠物件であるはずのビデオを持っているのか。
それは犯人が語り手だからである・・・。

洗願

出かける準備をし終わったとき、
顔を洗うことを忘れていたことに気づく。

洗面所の水を流しながら、洗顔を始める。
いざ石鹸を洗い流そうと、手探りで水を探す。
手に水が当たらない。
泡が目に入るのをこらえ、蛇口を探す。
やっと見つけることができ、顔を洗い流すことができた。










解説
”水を流しながら”洗願をしていたはず。
なぜ水が出なくなったのだろう。

事件

近ごろの警察はなにやってるんだろうね。
市民の税金で食わせてもらってるくせに、
ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。

先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。
若い女をアイスピックでめった刺し。
しかも普通のアイスピックじゃない、
業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。
小さな町だから、どこいってもその話で持ちきりだよ。
マスコミもかなり大きく取り上げてる。
滅多にない大ニュースだから無理もないけど、
恐怖を煽るだけ煽って無責任なもんだ。

うちのばあちゃんなんか、可哀相なくらい怯えちゃって、
毎日何時間も仏壇の前で手を合わせてる。
なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。
まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。










解説
警察は凶器すら判明できていないのに、なぜこの語り手は凶器がアイスピックだと知っているのだろうか?

調査結果

アメリカの調査結果により、
パンはとても危険な食べ物だということがわかった。
以下がその理由である。

1) 犯罪者の98%はパンを食べている

2) パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、
テストが平均点以下である。

3) 暴力的犯罪の90%は、
パンを食べてから24時間以内に起きている。

4) パンは中毒症状を引き起こす。
被験者に最初はパンと水を与え、後に水だけを与える実験をすると、
2日もしないうちにパンを異常にほしがる。

5) 新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる。

6) 18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
平均寿命は50歳だった。

7) パンを食べるアメリカ人のほとんどは、
重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない。

8) 被験者100人に、1人につきパンをひとつだけ与えて
一か月間生活させると、一人だけしか生き残らなかった。










解説
この結果でおかしいところはどこだろうか?
最後の結果は、パンを一つだけ与えたとある。
パンなんて1日で食べつくしてしまう。
それでも1人生き残ったということは、餓死ではなく共食い。

うそ発見ロボット

ある時、父さんが家にロボットを連れてきた。
そのロボットは特別で、ウソをついた人の顔をひっぱたく
って言う物騒な代物らしい。

そんなある日…。
僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。
すると父がこう尋ねてきた。
「どうしてこんなに遅くなったんだ?」
僕は答えた。
「今日は学校で補習授業があったんだよ」
すると驚いたことに、ロボットが急に飛び上がり、
僕の顔をひっぱたいた。

父は言った。
「いいか、このロボットはウソを感知して、
ウソついた者の顔をひっぱたくのさ。さあ、正直に言いなさい」

そして父がもう一度聞いてきた。
「どうして遅くなったんだ?」
僕は本当のことを言うことにした。
「映画を見に行ってたんだ」
父はさらに聞いてきた。「なんの映画なんだ?」
「アクション映画だよ」これに反応して、
ロボットがまた僕の顔をひっぱたいた。
「ごめんなさい…父さん。
実を言うと子供がみてはいけない映画を見てたんだ」
「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!
いいか、父さんがお前くらいの頃は、
そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」
するとロボットはきつい一発を父に食らわせた。

それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。
「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」
母も顔をひっぱたかれた。











解説
これは嘘発見ロボット。
母が嘘をついている個所はどこなのでしょうね・・・・

食べ物

何を食べるの?と聞くとその子はいつも数字で答える。
興味が沸いた私はその子を引き取った。
肉を食わせると『18』、野菜は『24』と答えた。
意味がわからなかった私はその子を家に帰した。
後日その家を尋ねると、
その子が出てきたので何を食べたの?と聞くと
『64』と答えた。










解説
これは掛け算になっている。
肉を数字に当てはめて2×9=18
野菜を数次に当てはめて8×3×1=24

64を掛け算に当てはめると8×8
これを言葉にすると・・?

一人暮らし

反対していた両親を押し切って、
今日から一人暮らし。
一人で起き、朝食を食べ、
ゴミを出して支度を整えた。
憧れの一人暮らしを実現できたことで私は満ち足りていた。
家に鍵をかけ、
毎朝花に水をやっている近所のお婆さんに挨拶をして、
私は学校に向かった。









解説
毎朝水やりをしているおばあさんと知っているということは、以前から住んでいた場所ということ。
誰も引っ越さず一人暮らし。
ということは・・・そのゴミ袋には何が入っているんでしょうね。

てるてる坊主

明日遠足なのに雨が止まないと息子が泣く。
そこで私はてるてる坊主を作り窓にぶら下げたが
もっと大きいのがいいと息子がせがむ。
次にサッカーボールにバスタオルを被せて作ったが
もっともっと大きいのと泣き喚く。
仕方なく毛布を被せて窓に吊るしてあげたら
満足したのかようやく泣き止んだ。









解説
もっともっと大きいのをとせがむから、息子を吊るした。
首つり。だから、息子は泣きやんだ。

衝突事故

ある男と女が車の事故を起こした。
双方の車は完全に大破していたものの、
二人は無傷。
なんとか車から這い出ると、女は言った。
「男の人だったのね、なんてステキ!ねえ車を見て。
もう車はダメみたいだけど、
あたしたちは幸運にもケガはないみたい。
きっと神様があたしたちをめぐり合わせてくれたのよ。
今後も会って、二人で残りの人生を楽しみなさいって!
そういうことなのよ!」
男は喜び、
「そうだとも!まったくそのとおりだ!」
女は自分の車の助手席付近から何かを取り出しながら、
男にこう言った。

「ねえ、もうひとつ奇跡が起きてるの。
あたしの車はもうめちゃくちゃなんだけど、このワインは平気みたい。
これって、アレじゃない?神様がお祝いをしなさいってことなのよ!」
女はワインをその場で男に手渡すと、男はうなずき、
キャップを開けて半分飲み干し、女に返した。
女はワインを受け取るとすぐにキャップを閉めて男に再度渡した。
男「どうした?きみは飲まないのか?」
女「うん...。もうすぐ警察が来るから...。」











解説
なぜ男にはワインを飲ませ、自分は飲まなかったのか。
飲酒運転事故として、男は逮捕されることになるから。

未来カメラ

道で「十年後の自分が見えるカメラ」なるものを拾った。
冗談半分で自分を撮ってみると、なにも写らない。
「なんだ、壊れてんじゃんw」
そこで通りかかった友人を撮ってみた。
するとそこには、ホームレスになった友人の姿が。
友人の未来が心配になった。










解説友人の未来は映った。
ということは、映らなかった自分はこの世にはいないということになる。