始めて洗顔料を買うときや、今の洗顔料に不満があるときなど、どの洗顔料を使おうか迷っている人も多いのではないでしょうか。

「泥洗顔」と「スクラブ洗顔」

どちらも「毛穴・美肌対策」の洗顔料として知られていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょう。また、どのような人におすすめの洗顔料なのでしょうか?

2つの違いについて、比べてみました。

スクラブ
大きさミクロ単位の超微粒子で
見て触っても1粒がわからない
1粒が見て触ってわかる大きさ
洗顔の回数毎日の洗顔OK週1〜2回が目安
おすすめ肌質普通肌〜乾燥肌〜敏感肌にOK
(泥によって違いあり)
脂性肌〜混合肌にOK
期待できる効果古い角質や毛穴の汚れを吸着古い角質や毛穴の汚れをかき出す
肌のターンオーバーを促し美肌へ肌のターンオーバーを促し美肌へ
ニキビ予防と殺菌・改善ニキビ予防
肌に水分を取り込み保湿を
メラニンの生成を抑えて美白へ
水分含んだもっちり濃密な泡立ち

肌の状態や使い方によって、洗顔料は変えたほうが良さそうです。それぞれの違いについて、もう少し詳しくみていきましょう。

粒子の大きさの違いによる肌感

泥とスクラブの大きな違いは粒子の大きさです。洗顔料を触っても1粒1粒の粒子の大きさがわからない泥。それに対し、触れば粒がわかって指先でゴロゴロするスクラブ。

洗い上がりはどのような肌の感じになるのでしょう?

泥洗顔料

自然界の中で数千年〜数億年もの長い年月をかけてできた泥は、ミクロ単位で小さい超微粒子の大きさで泥洗顔料に含まれています。

泡立てない前に触るとやや硬めの洗顔料ですが、ミクロの泥が水分を含み大きく膨らんだもっちり泡ができあがります。

泥は毛穴の汚れを吸い出す力があるので、ゴシゴシ洗わなくても大丈夫。もっちり泡でやさしく洗えば、毛穴もスッキリですし、つっぱり感もほとんどありません。

洗顔後に化粧水や乳液をつけることで、より肌のもっちり感が感じられるでしょう。

スクラブ洗顔料

一方、スクラブ洗顔料はつぶつぶが手の感触でもわかる大きさのものが混ざっています。

手や泡立てネットを使って泡立てずにそのまま洗ってしまうと、スクラブが毛穴を刺激すぐことで汚れをかき出して落とします。

古い角質が洗い流されるので、肌は一見キレイになったような感じがしますが、肌へのダメージが大きくなります。

肌が弱い人は、しっかり泡立ててやさしく洗ってください。スクラブの粒は泡立てても消えません。やさしく洗うことで肌への刺激が弱まり、いい感じで肌に刺激を与えてくれます。

肌がくすんできたなと思ったら、週1〜2回程度で洗えばスッキリした肌が戻ってくるでしょう。

洗顔後は古くなった角質が落ちた分、しっかり水分と油分を補給しましょう。スッキリ肌ともっちり感が戻ってきます。

泥やスクラブって何からできているの?

洗顔料で使われている泥やスクラブはどのようなものなのでしょう。

泥洗顔料

泥の原産地は、沖縄産のものからフランス・イタリア・中国・アメリカなどがあります。

地表にある泥を使用するのではなく、数千〜数億年前から海や湖に堆積されていた泥が洗顔料の原料になります。火山灰由来の泥もよく使われています。

長い間堆積していた泥は、海のミネラルを豊富に含んでいます。ミネラルとは、ケイ酸塩や酸化アルミニウム、カルシウム、カリウム・マグネシウム・ナトリウム・鉄などです。

また、地球の地殻を構成する成分の一つであるチタンの酸化物や水酸化物や、ビタミンなども含まれています。

泥によって、汚れが落ちすぎてしまうものがあります。敏感肌の人は泥洗顔料を購入するときは敏感肌でもOKかどうかよく見たほうがいいでしょう。

たとえば、フランス産のクレイとして、ホワイトクレイ・レッドクレイ・グリーンクレイがあります。汚れの吸着力が高いのは、グリーンクレイです。そのため、敏感肌の人はホワイトクレイか、含まれないものを選ぶのもいいかもしれません。

スクラブ洗顔料

スクラブに使われているものは洗顔料によって違いがあります。植物由来の海草や植物の種皮、米ぬかなどや、塩、ナイロンパウダーなどもあります。つまり、スクラブそのものに栄養成分を含んでいたり、合成のものまであるのです。

スクラブ洗顔料を選ぶときは、どのような成分が含まれているのかよく見てから購入する方が良さそうです。

洗顔の回数と注意点

洗顔の回数ですが、泥洗顔料なら毎日、朝・晩の1日2回洗顔しても大丈夫。スクラブ洗顔は肌の状態をみながら週1〜2回程度の洗顔でOKです。

それぞれの洗うときの注意点は何があるのでしょう?

泥洗顔料(体験レポート)

毎日洗ってOKです。でも、ゴシゴシ洗いは厳禁です。

いくら泡の上からだからといっても、柔らかい肌にゴシゴシ洗いをしては肌を痛めてしまう原因となります。「毛穴の汚れを落とさなくっちゃ」と頑張って洗わなくても、泥が汚れを吸着してくれます。たとえ毛穴の汚れが1回で落ちなくても、洗い続けることで毛穴の開きは小さくなっていきます。

これ、私の体験談ですが、洗顔後に毛穴の脂肪が残っているからと無理に何度も出していたら、逆に毛穴が開いてしまいました。たとえ、1度の泥洗顔で毛穴の脂肪が落ちなくても、毎日洗い続けることで毛穴の脂肪もいつしかなくなり、毛穴も目立たなくなってきました。

洗顔後に「ちょっと肌がツッパルかも」と思ったら、皮脂が落ちすぎているかもしれません。もっとふんわり洗ってみましょう。

毎回しっかり泡立ててやさしく肌を包めば、お肌も心も気持ち良いですよ。

スクラブ洗顔料(体験レポート)

スクラブは粒子によって肌の汚れや古い角質・皮脂をこすって落とす洗顔料なので、こちらはもっとゴシゴシ洗いは厳禁です。肌の状態を見て、肌がくすんできたと思ったら週1〜2回に止めて洗いましょう。

しっかり泡立ててから洗顔してください。そのまま洗ってしまえば、肌を痛めてしまいます。

実は、私は泥洗顔料を使う前は何年にもわたりスクラブ洗顔料を使ってきました。しかも、毎日洗っていたのです。しっかり泡は立てていたつもりですが、結果は肌を痛めていたのかもしれません。毛穴がしっかり開いてしまっていたのです。

スクラブは洗浄力が高いので、洗顔後は肌がワントーン明るく見えたり、肌のツルツル感があるので気にしたことがありませんでした。ですが、洗顔料を変えてみてその違いがわかったのです。

スクラブ洗顔料は普段の洗顔料にプラスして使うぐらいが、肌のためにはいいと思います。

おすすめ肌質

泥洗顔料は泥の性質にもよりますが、敏感肌や乾燥肌の人から普通肌までオールマイティーに使える洗顔料です。ただし、何度もいいますがやさしく洗ってくださいね。

スクラブ洗顔料は、脂っこい肌や顔の場所によって肌質が変わる人(混合肌)におすすめです。ただし、普通の洗顔料にプラスして、週1〜2回の使用に止めてくださいね。しっかり泡立てて、やさしく洗いましょう。

肌質を作るのは洗顔からです。

自分の肌に合った洗顔料を使えば、肌はどんどんキレイになっていきます。しかし、合わない洗顔料や間違った洗顔方法をしていれば、どんなに高価な洗顔料を使ってもキレイは遠のいてしまいます。

自分に合った洗顔料を選ぶきっかけになってくれれば嬉しいです。