日常生活で気が付かないうちに衣類についてしまうシミ。
お気に入りの服だから捨てたくない、でもプロにシミ抜きを頼むと結構費用が高い。そう思うと頭を抱えてしまう人も多いでしょう。
でも大丈夫!多くのシミはちゃんと手順通りに行えば家で簡単に取れるものも多いです。シミの原因がわかればそのシミの種類に合わせた洗剤や道具を使ってシミを抜くことができます。
ここでは日常の生活でつきやすいシミについて、シミの種類ごとの攻略法をご紹介します。
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水性のシミ抜き方法(ドリンク・汁物など)
衣類にシミがついた時、多くの場合はその原因がよくわからないことが多いでしょう。そんなときはまず、シミの種類の中で最も多い「水性のシミ」に対応したシミ抜きをしてみましょう。
★用意するもの
台所用洗剤 歯ブラシ 液体酸素系洗剤 重曹 クエン酸 ドライヤー
水性のシミ抜き手順
1.シミがついている部分を水につけて手でもみ洗いする。
2.歯ブラシに台所用洗剤を付けてシミを軽く叩いてなじませる。
3.水でよくすすぐ
※ここでシミが落ちれば、衣類に合った洗濯方法で洗濯する。
1~3でシミが落ちない場合
4.液体酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で混ぜる。
5.4を歯ブラシに少量つけてシミになじませる。
6.5の部分にドライヤーを1~2分当てて加熱する。
7.クエン酸スプーン1杯分を水に溶かしてシミにかけ、白い泡が出たら水ですすぐ。
※シミが残る場合は4~6を繰り返す。
8.衣類に合った方法で洗濯する。
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油性のシミ抜き方法(食用油・ドレッシング・口紅など)
食用油や油の入った調味料、化粧品などの油性のシミは水洗いでは落ちません。
そんなシミを取るときに重宝するのがクレンジングオイル。その油分でシミの油が溶けて簡単に汚れが落ちます。
クレンジングオイルは、しみ抜き専用に小さなボトルに入ったものを常備しておくと便利です。
★用意するもの
クレンジングオイル 台所用洗剤 ティッシュ キッチンペーパー 歯ブラシ
油性のシミ抜き手順
1.ついてすぐの場合はまずティッシュなどで余分な油を吸い取る(こすらない)
2.キッチンペーパーをシミの下に置いてからクレンジングオイルをシミに直接つける
3.歯ブラシでクレンジングオイルをなじませる
4.台所洗剤を歯ブラシでなじませ、油分を落とす
5.シミが落ちたら30℃くらいのぬるま湯でもみ洗いする。
※クレンジングオイルの白い水が出なくなるまでよく洗う。
6.衣類に合った方法で洗濯する。
※シミが残る場合は2~6を繰り返す。
色素・樹脂(インク・絵具など)のシミ抜き方法
インク、化粧品などの色素や樹脂のシミは、ついてすぐなら落ちる可能性があります。その場合は下記の方法でシミ抜きを行ってみましょう。
★用意するもの
台所用洗剤 液体酸素系漂白剤 重曹 クエン酸 歯ブラシ ドライヤー
住居用洗剤 除光液 エタノール 綿棒 タオル
ボールペンのシミ抜き手順
1.シミの下に白いタエタノールを染み込ませたキッチンペーパーでシミの上から叩く。これを複数回繰り返す。
2.シミがある程度落ちてきたら、歯ブラシに台所用洗剤をつけて軽く叩きながらなじませる。
3.水ですすぎ、衣類に合った方法で洗濯する。
水性マーカーのしみ抜き手順
1.水につけてシミの部分をもみ洗いする。
2.歯ブラシに台所用洗剤をつけてシミになじませる。
3.よくすすいで衣類に合った方法で洗濯する。
油性マーカー・インクのしみ抜き手順
1.シミがついた部分に白いタオルを入れ、除光液を染み込ませた綿棒でシミを叩き、タオルにシミを移す
2.タオルにシミが移ったのを確認したら、「水性のシミ」の項・4~7の方法で洗浄、漂白処理をする。
3.1・2を繰り返してから衣類に合った方法で洗濯する。
色素のシミは落ちにくいので、家庭でのシミ抜きには限界があります。特についてから時間が経ってしまったシミについては無理に家庭でシミを抜こうとせず、クリーニング店に持って行く事をおすすめします。
不溶性のシミ抜き方法(墨汁・泥など)
バーベキューで使う炭、お習字で使う墨汁、泥汚れなどの不溶性のシミは、ついてから時間が経つと取れずにクリーニングに出すことになりますので、ついたらすぐ取るようにしましょう。
★用意するもの
歯ブラシ 歯磨き粉 液体酸素系漂白剤 重曹 クエン酸 ドライヤー 洗濯用固形石けん
炭・墨汁のシミ抜き手順
1.シミがついた部分を水洗いする。
2.歯ブラシに歯磨き粉をつけ、生地が傷まない程度に毛先でこする。
3.「水性のシミ」の項・4~7の方法で洗浄、漂白処理をする。
4.洗濯表示に合った方法で洗濯する。
泥汚れのシミ抜き手順
1.汚れがついた部分を水にぬらし、手でよくもみ洗いする。
※デリケートな衣類の場合は強くこすらないよう注意。
2.泥汚れの部分に洗濯用固形石けんを直接塗り込む。
3.少し水をつけて泡立て、ごしごしと手もみ洗いする。
4.ぬるま湯ですすぎ、衣類に合った洗濯方法で洗濯する。
※スプレーのりを泥汚れにつけ、乾いてから洗濯機に入れて洗うと、のりと一緒に泥汚れもはがれるためきれいになります。時間がないときにオススメです。
タンパクのシミ抜き方法(血液・卵など)
生の肉、魚や人の血液など、タンパクのシミは、ついてすぐなら水洗いだけで落ちますが、時間が経つとクリーニングでも落ちにくいシミとなります。
また、血液のシミは熱で変質してますます取れにくくなるため、洗うときは熱湯、ドライヤー、乾燥機の使用は避けましょう。
★用意するもの
台所用洗剤 歯ブラシ クエン酸 液体酸素系漂白剤 洗面器 アンモニア水
シミ抜きの手順
1.シミがついた部分に台所洗剤をつける。
2.少し水をつけて泡立てながら手で細かくもみ洗いし、よくすすぐ。
1、2でシミが落ちない場合
3.液体酸素系漂白剤にアンモニア水を1~2摘入れ、歯ブラシでシミになじませる。
※3をつけると血液と反応して白い泡が出る。
4.洗面器にぬるま湯と液体酸素系漂白剤を表示通り、アンモニア水を3~4摘入れ、約20~30分漬け置きする。
5.エン酸スプーン1杯分のクエン酸を洗面器に入れて中和し、すすぎ洗いをする。
6.洗濯表示に合った洗濯方法で洗濯する。
※大根に含まれているジアスターゼがシミ落としの効果を持つ酵素なので、大根おろしをガーゼ等に包み、シミの上からポンポンと叩いてもOKです。
まとめ
ここまで、シミの種類別攻略法方法についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
シミ抜きで使う道具や洗剤は、そのほとんどが100均やドラッグストアで安価で揃いますので、揃えておくといざというときに便利です。
シミ抜きが成功するコツはなんといっても「シミがついたらすぐ落とす」。これにつきます。
時間が経てばたつほどシミは落ちにくくなります。中にはクリーニング店などプロでも落とせないシミになってしまうものも沢山ありますので、すぐにシミを落とす事を習慣づけましょう。
せっかくのお気に入りの衣類です。シミごときで処分するのはもったいない。家で取れるシミはさっさと取ってすっきりさせましょう!