何の前触れもなく、突如訪れる円形脱毛症…通称「十円ハゲ」。
そんな円形脱毛症になると、どうしても浮かんでくるのが「美容院に行きたいけれど、どうしよう…?」という悩みです。
脱毛部分をうまくカバーするために美容院に行きたいと思っても、「笑われたらどうしよう」「切りにくいと思われないかな」「変に心配されて会話に困りそう」…などと、美容院に行くことを不安に思う人も多いはず。
そこで、円形脱毛症になってしまったときに美容院へ行く際の心構えをまとめてみました。
円形脱毛症は、いまだにはっきりとした原因は解明されていません。過去にはストレスが原因とも言われていましたが、昨今は自己免疫疾患ではと考えられています。
治療の相談に病院へ行くと、塗り薬や内服薬などが処方されますが、急激に毛髪が伸びる特効薬と呼べるものはありません。
たとえ脱毛部分に毛が生え始めても、特に髪の毛の長い女性の場合は完全に生えそろうまでには時間がかかります。それまで美容院に行かずに我慢し続けるのも辛いですよね。
そんな時、美容院へ行きたくなったらどうしたらいいか見ていきたいと思います。
円形脱毛症になったら、脱毛部分を隠したいというのは当然のこと。
女性は髪で隠れるよう自分なりにアレンジしたり、男性は帽子を被ったりなどの対策を取ることも有効ですが、状況によってはなかなか難しいこともありますよね。
そんな時、頼りになるのはやはり美容院!
円形脱毛症で悩み続けるのではなく、思い切ってヘアスタイルを変えることで、脱毛を目立たなくする方法を見出せるかもしれません。
それでは、「円形脱毛症」で美容院に行くときの4つの心構えについて見ていきましょう。
①美容師さんはヘアスタイリングのプロであることを思い出そう!
まず最初に思い出してほしいのが“美容師さんはヘアスタイリングのプロ”だということ。
美容師さんは、ただ髪を切ってくれるわけでなく、髪の毛に関する悩みについて相談に乗ってくれる存在なのです。
美容師さんに正直に事情を説明し、自分の要望などを率直に相談するのが得策と言えるでしょう。
②事前に電話で「円形脱毛症」であることを説明する
面と向かって円形脱毛症であることを告白することが恥ずかしいという人は、予約などの際に事前に事情を説明しておきましょう。
相手はプロなので、ヘアカット当日もいろいろと気を配ってくれるはず。事前に伝えておくことで、美容院側もスムーズに作業ができます。
特に女性の場合、円形脱毛症になったら男性美容師さんにカットしてもらうのは恥ずかしいと思う人も多いのではないでしょうか。
ですから電話で「女性の美容師さんにお願いします」と伝えておくのも一つの手。
もちろん、「女性に切ってもらうのはちょっと…」と悩む男性も同様です。
③円形脱毛症が隠れる髪型をオーダーする
美容院に行くからには、やりたい髪型よりも円形脱毛症が目立たない髪型をオーダーしましょう。
脱毛の場所によってすべてを隠すことは難しいこともありますが、少しでも目立たなくできる方法を美容師さんと一緒に探ってみてはいかがでしょうか。
ヘアカットが済んだら、自宅でのアレンジ方法を聞いておくことも忘れないでくださいね。
ちなみに、どうしても隠せないという時には、ウィッグを使用する方法があります。この場合も、ウィッグの扱い方などを美容師さんに確認しておくと良いでしょう。
③薄毛や脱毛に強い美容院や、個室のある店舗を選ぶのもアリ!
実は、薄毛や脱毛などに悩む方を専門の美容院もたくさんあります。
普段から慣れ親しんでいる美容師さんが相手だからこそ恥ずかしいと感じる人は、こういった専門の美容院に行くことも検討してみるといいでしょう。
必ずしもいつもと同じ美容院に行かなくてはいけないという決まりはないのです。
他に「美容院には行きたいけれど周囲の目が気になってしまう」という人におすすめなのが、個室完備の美容院。
個室というととても高級な美容院をイメージする方もいるかもしれませんが、リーズナブルな美容院でも個室完備のお店は数多くあります。
しかも、予約さえすれば追加料金もかからないという美容院もあり、円形脱毛症で悩む方の強い味方となってくれそうです。
美容院に行く際の心構えがわかったところで、実際、美容師さんは円形脱毛症についてどう思っているのかも気になりますよね!
そこで美容師さんに、円形脱毛症の人が美容院に来ることについての本音を聞いてみました。
円形脱毛症については気負わず相談してほしい
美容師さんの回答は、「円形脱毛症で来院する方は意外と多いので、(髪型相談にのることは)全然気にならないですね。むしろ気負わずに、相談してくれればと思います」と、まったく問題にしていない様子。
そして「本人は(円形脱毛症に)気付いているようなのに、何も言ってくれないケースもあります。できれば事前に、もしくはカットする直前までに知らせてくれると嬉しい」とも。
円形脱毛症であることを恥ずかしがって、「言わなくてもわかるよね。うまくケアしてよね」といった形ではなく、きちんと事情を説明したほうが、美容師さん側もカットがしやすいようです。
円形脱毛症があるからこそ、思い切って悩みや要望を相談したほうが、美容師さんはアドバイスしやすいというわけですね。
シャンプー時は美容師さんに一言を
美容院では、シャンプーをしてもらう機会も多くあります。けれどゴシゴシと強く洗いすぎると、脱毛部分に負担が掛かってしまいます。
できれば「刺激の少ないシャンプーで、優しく洗ってください」といったオーダーをしましょう。
そのためにも、どのような形であっても事前に円形脱毛症であることを伝えておくことが大切と言えそうです。
美容院に行けば、円形脱毛症を考慮したより良いヘアスタイルを提案してくれるはずです。
円形脱毛症になると、「自分だけが…」という気持ちになりがちですが、意外とたくさんの人が経験している症状です。つまり美容院に行くことに対しては、それほど思い悩まなくてもいいでのです!
いつもの美容院で相談するのも良いですけれど、今回だけと割り切って専門の美容院に行くのも良いでしょう。
円形脱毛症だからと気負わず、自分の心の負担が少しでも軽くなる方法を治療をしながら考えてみてくださいね。