陰部の黒ずみにハイドロキノンとトレチノインは危険?
黒ずみやシミについて調べていると『ハイドロキノン』と『トレチノイン』という二つの成分を知ることになります。私もそうでした。
「ハイドロキノンとトレチノインなら早く陰部の黒ずみを消せるかも!」
って思っていました。ただ私の場合、調べていくうちに「これらは使い方がかなり難しいぞ?」と思うようになり、使用を見送りました。
- ハイドロキノンとトレチノインとはどんな成分なのか?
- なぜ私はこれらを見送ることになったのか?
わかりやすく説明します。
ハイドロキノンとは?
- メラニン色素を生成する酵素の働きを抑える。
- 既にある黒ずみを取り去る。
ハイドロキノンの最大の特徴は、黒ずみを「作らせない」だけでなく、「減らす」というところ。効果が強力なので、お肌の漂白剤とも呼ばれています。
ビタミンCにもメラニンの生成を抑える作用があるので、多くの美白化粧品などに使われていますが、今ある黒ずみには大きな効果はありません。
以前は医療期間でしか処方されていませんでしたが、現在は規制緩和によって化粧品にも配合が許されています。
ハイドロキノンはクリームに配合されることが多く、その価格は大変高価。10gで2500円~10000円程します。
市販品と医薬品との違い
濃度が全然違います。
- 市販品:1~4%(日本では1~2%)
- 医薬品:医師の判断により5%以上のものも処方してもらえる場合がある。
日本の市販品は濃度が低く抑えられています。1~2%のものが多いです。これは、厚生労働省が推奨する、「副作用が出にくい濃度」に抑えられているためです。
海外輸入品で4%くらいです。5%を超えると副作用や発がんリスクが高くなると言われています。
ハイドロキノンの気になる副作用とは?
- 肌の一部分だけ真っ白になる白斑(はくはん)。
- かぶれる。
- 赤くなる。
- ヒリヒリする。
これらの症状が確認されています。特に毛染めでかぶれたことのある場合は副作用が出る可能性が高いので注意!
ハイドロキノンの取り扱い上の注意
熱に弱く酸素と結合しやすいのでしっかり密閉して冷蔵庫に保管しないといけません。また、ハイドロキノンは濃度が高ければ良いというものではなく、自分に合った濃度のものを探す必要があります。
用法・容量を間違えると副作用が出るからです。美容皮膚科やクリニックでは自分に合った濃度のものを処方してくれます。しかし、美容目的の場合は保険が適用されません。
また、美容皮膚科などで行う黒ずみ・シミ治療には、次に説明するトレチノインと併用することが多いです。
トレチノインとは?
トレチノインは米国ではニキビ治療の第一選択薬になっているほど有名な成分です。ビタミンAの誘導体で、その効果は通常のビタミンAの50~100倍程とも言われています。
- 皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を促進する。
- 皮脂腺の働きを抑える。
- 真皮でコラーゲンの分泌を高める。
- 表皮内でヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高める。
トレチノインにはこのような効果があります。ビタミンAの誘導体という事もあり、浸透力に大変優れています。美容皮膚科などではハイドロキノンと併用されることが多い医薬成分です。
日本ではトレチノインの市販品は販売されていない。
トレチノインは医薬成分なので、市販品はありません。美容皮膚科や美容クリニックに行く必要があります。
トレチノインの気になる副作用とは?
- 赤くなる
- 皮がむける
- 刺激感
- 炎症後色素沈着
これらの症状が確認されています。特に最後の炎症後色素沈着が厄介ですよね。「色素沈着を無くしたいのに色素沈着って!」というのが素直な感想・・・。
トレチノインの取り扱い上の注意
熱に弱いので必ず冷蔵庫に保管してください。1ヶ月しか持たない薬と考えてください。また、トレチノインによる治療中は医師の指示通りの通院(最低月2回)が必要とのこと。
また、美容目的なので医療機関でも保険は適用されません。前述の通り、ハイドロキノンと併用することが多いので、診察料、ハイドロキノン、トレチノインを合わせると数万円以上という高額になります。
ハイドロキノンとトレチノインはなぜ併用される?
ハイドロキノンとトレチノインを併用する美容クリニックが多いですが、
- 美白特化のハイドロキノンと肌再生特化のトレチノインの相乗効果を狙う。
- トレチノインの副作用「炎症後色素沈着」をハイドロキノンで抑える。
- ハイドロキノンの浸透力の弱さをトレチノインの浸透力の高さで補う。
という目的で使用します。
両者を併用する際の取り扱いは医療機関でもかなり慎重で、併用時に副作用が出たら先にトレチノインの使用を中止、その後ハイドロキノンでも副作用が出た場合は両方とも使用中止とのことでした。
それくらい強い薬というわけですね。
ハイドロキノンもトレチノインも個人輸入ができますが・・・。
高濃度のハイドロキノン、そして日本では医薬成分であるトレチノインも、海外では普通に販売されているので、自己責任で個人輸入することは法的には全く問題ありません。
最近は個人輸入の代行サイトなどもたくさんありますので、ハイドロキノンやトレチノインを個人輸入するハードルは低いです。
ですが、本来は医師でも慎重に取り扱う薬を私のような素人が取り扱って大丈夫なのかな?と私は不安に思いました。
自分に合った濃度を選ぶと言っても、本当にそれが自分に合った濃度かどうかもわかりませんし、副作用が出た場合に相談できる医師もいません。
さらに言うと、膝の黒ずみならまだしも、陰部の黒ずみというデリケートな場所に使って副作用が出たらどうしよう?という心配もありました。
美容皮膚科や美容クリニックも一瞬考えましたが、美容目的では保険適用されず、ハイドロキノン、トレチノイン、治療費などを合わせると大変高額です。
そして、そもそも陰部が黒いから人に見られたくないのに、見られないと治療出来ないという矛盾!これですよコレ。
- 個人で使うにはリスクが高すぎる。
- 医療機関に通うのは費用が高すぎる。
- 陰部の黒ずみを人に見られるのが恥ずかしい。
私はこれらの理由から、ハイドロキノンやトレチノインを見送りました。そして、国内で生産されているデリケートゾーン専用の黒ずみ対策クリームを使用することにしました。
敏感肌・副作用が心配な場合は国産のデリケートゾーン専用クリーム!
国内産のデリケートゾーン専用黒ずみ対策クリーム(ジェル)には、ハイドロキノンやトレチノインは含まれていません。
ハイドロキノンやトレチノインに比べれば効果は弱いですが、医薬部外品として黒ずみ解消の効果を認められた商品です。
デリケートゾーン専用ということもあり、ほとんどが無添加低刺激。敏感肌にも安全に作られていますので、副作用の心配もありません(肌に合う、合わないはあります)。
- 自宅で誰にも知られずにケアしたい。
- 強い薬は副作用が心配。
- 敏感肌。
このような場合は国内産のデリケートゾーン専用黒ずみ対策クリーム(ジェル)をご検討ください。
もしもハイドロキノンやトレチノインを個人輸入する場合は、使用方法・リスクをしっかり理解した上で使用してくださいね。