先日、『腹筋を割る技術』にあった2週間で腹筋を割るメニューをやっている。
そこには食事のひな形も載っており、それに近いメニューで日々過ごしているのだが、なんやら身体が疲れる気がしている。
それは炭水化物をとらず、糖質もそんなにとらないメニューなので、それが原因なのかな?と思った。
一時話題になり、最近も出版数の多い低炭水化物ダイエット絡みの本を読んでみようかなと思ってamazonを見ていたら、興味深い本があった。
つーわけで『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった』を読んだ。
エネルギー源を糖質に依存するといいことがないよ・・・という本。
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溝口徹
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開設。2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設する。
栄養学的アプローチで、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会もおこなっている。
ブログ
著者クリニック
amazon著者紹介ページ
他の著書は読んだことがありませんが、タイトルを見る限り本書の類書と考えてよさそうです。図解でわかる最新栄養医学 「うつ」は食べ物が原因だった!が人気順に並べるとトップに出ますが、この主張(うつは食べ物が原因)というのも本書で部分的にとりあげられています。
人間の体は、本来は代謝しやすい脂質をエネルギーとして使い、非常時に糖質やたんぱく質を使うというシステムになっています。
ですが、現代人はエネルギー源を糖質に依存していて、そこが大きな問題で疲れ、精神疾患などの原因となっている、というのが本書前半でのまとめられています。
非常時用エネルギー源である糖質が過剰摂取され、本来のエネルギー源である脂質が少ないのが、人間の体にとって不自然であり、疲労につながっているということです。
疲労回復効果が謳われるニンニク注射も中身はビタミンB郡だということです。なので、疲れている時、食欲がわかない時こそ、栄養を摂る必要があります。
「低糖質食」を実践するための10箇条
①早食いをしない
②食事の回数を増やす
③間食に甘い物はNG
④食物繊維→たんぱく質→糖質の順で食べる
⑤単品食いを避ける
⑥カロリーよりも糖質を意識する
⑦果物にも注意が必要
⑧野菜は飲まずに食べる
⑨飲み物は水が基本
⑩調味料の糖質にもご用心
「高たんぱく食」を実践するための10箇条
①食いだめではなくこまめにとる
②食べないダイエットはNG
③ご飯ではなくおかずを主食にする
④植物性たんぱく質だけでは不十分
⑤肉・魚・卵・大豆製品を毎食とる
⑥同じ食材を食べ続けない
⑦調理法にもひと工夫を
⑧食欲がないときこそ意識的にとる
⑨消化酵素を含む食べ物をプラスする
⑩プロテインを選ぶときは中身をチェック
低糖質・高たんぱくの食事を実践するための方法、つまりは疲れをとる方法としてあげられています。
つまりは、主食をおかずに変えて、糖質に注意しながら多くのものを摂取するといったところでしょうか。
本書の柱は
糖質を過剰摂取してもいいことないよ。エネルギー・栄養不足にならない体をつくろう!
というもの、と読みました。
本書には他にも、甘い物を食べても疲労回復しないという話し、慢性疲労症候群の原因ともいえる副腎の疲れ&働きについて等々糖質のデメリットが多々紹介されています。もちろんこの本だけで糖質はとらない!といえるわけではありませんが、副腎疲労と不調の関係などを丁寧に解説されていて非常に説得力のある1冊になっています。
構成としては、疲れについて→疲れの原因→疲れへの対策という形になっているのですが、本書を手に取る人は対策を知りたい人が多いと思われるので、逆の対策はこうだ!なぜなら・・の形にしても良かったかなと思いました。
私の今の疲労はこれが原因かもしれません。なんせ、これまで毎日ほぼうどんを食べる生活をしていましたから・・・。
”はじめに”で、1999年という15年ほど前の調査結果から慢性的な疲れがあるという人が多いという展開がなされているのですが、なぜそんなに古い調査結果をもってきたのか、もっと新しいものはなかったのかは気になるところ。
著者の作品を未読で、最近疲れがとれないと感じている人におススメです。
巻末に疲れがとれる栄養素、糖質が多い食品・少ない食品リストがあり、そこを見るだけでも参考になります。
缶コーヒー、ジュース、カフェイン入りお茶は飲まない
外食する際は単品ではなく定食で
うつの典型的な症状のひとつに疲労感がある。私のクリニックを訪れる患者さんにはうつの方が多いのだが、ほかのクリニックでうつと診断とされていても、栄養状態を詳しく見ていくと、食べ物が原因で疲労感が出ていると思われるケースが多々ある。そのような患者さんに糖質制限を中心とした栄養指導をすると、症状が改善していくことがほとんどだ。(P5)
疲れない脳と体をつくる食べ方の基本をひと言で述べると、「低糖質・高たんぱく」ということになる。(P136)
体にいい脂質として最近注目を集めているのが、アジア・エスニック料理でよく使われているココナッツオイルだ。ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多く、これがアルツハイマー病の症状を改善する効果があることが証明されたのだ。(P157)
そこには食事のひな形も載っており、それに近いメニューで日々過ごしているのだが、なんやら身体が疲れる気がしている。
それは炭水化物をとらず、糖質もそんなにとらないメニューなので、それが原因なのかな?と思った。
一時話題になり、最近も出版数の多い低炭水化物ダイエット絡みの本を読んでみようかなと思ってamazonを見ていたら、興味深い本があった。
つーわけで『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった』を読んだ。
エネルギー源を糖質に依存するといいことがないよ・・・という本。
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著者は
溝口徹
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開設。2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設する。
栄養学的アプローチで、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会もおこなっている。
ブログ
著者クリニック
amazon著者紹介ページ
他の著書は読んだことがありませんが、タイトルを見る限り本書の類書と考えてよさそうです。図解でわかる最新栄養医学 「うつ」は食べ物が原因だった!が人気順に並べるとトップに出ますが、この主張(うつは食べ物が原因)というのも本書で部分的にとりあげられています。
疲れは栄養不足に原因あり
人間の体は、本来は代謝しやすい脂質をエネルギーとして使い、非常時に糖質やたんぱく質を使うというシステムになっています。
ですが、現代人はエネルギー源を糖質に依存していて、そこが大きな問題で疲れ、精神疾患などの原因となっている、というのが本書前半でのまとめられています。
非常時用エネルギー源である糖質が過剰摂取され、本来のエネルギー源である脂質が少ないのが、人間の体にとって不自然であり、疲労につながっているということです。
実は現代人はカロリーオーバーであるにもかかわらず、必要な営業が足りていない状態なのだ。当然のことながら栄養不足はエネルギー不足につながる。これが疲れを助長している正体だと私は見ている。(P50)
本来は脂肪由来のエネルギーを使い、糖は”ここ一番”のときに使うために貯蔵しているのに、糖質に依存した食生活をしているような人は、毎日毎日せっせと糖をためては使い、ためては使い、ということを繰り返しているのだ。そうしているうちにビタミンB郡が欠乏してくるというわけだ。(P48)つまりは、現代人はカロリーはとっているが、糖質を摂りすぎることによって、血糖値の乱れをおこし、ビタミンB郡が欠乏し、それによって栄養不足になり疲れが助長されているということです。
疲労回復効果が謳われるニンニク注射も中身はビタミンB郡だということです。なので、疲れている時、食欲がわかない時こそ、栄養を摂る必要があります。
疲れは疲労の蓄積ではなく、脳や体を動かすエネルギー不足が原因だ。ということは、エネルギーを効率をよくつくり出せる体になることが疲労改善の第一歩なのだ。(P134)
不調を訴えてクリニックを訪れる患者さんの血液検査をしてみると、ほとんどの人にたんぱく質不足が見られる。(P154)
低糖質・高たんぱくが基本
「低糖質食」を実践するための10箇条
①早食いをしない
②食事の回数を増やす
③間食に甘い物はNG
④食物繊維→たんぱく質→糖質の順で食べる
⑤単品食いを避ける
⑥カロリーよりも糖質を意識する
⑦果物にも注意が必要
⑧野菜は飲まずに食べる
⑨飲み物は水が基本
⑩調味料の糖質にもご用心
「高たんぱく食」を実践するための10箇条
①食いだめではなくこまめにとる
②食べないダイエットはNG
③ご飯ではなくおかずを主食にする
④植物性たんぱく質だけでは不十分
⑤肉・魚・卵・大豆製品を毎食とる
⑥同じ食材を食べ続けない
⑦調理法にもひと工夫を
⑧食欲がないときこそ意識的にとる
⑨消化酵素を含む食べ物をプラスする
⑩プロテインを選ぶときは中身をチェック
低糖質・高たんぱくの食事を実践するための方法、つまりは疲れをとる方法としてあげられています。
つまりは、主食をおかずに変えて、糖質に注意しながら多くのものを摂取するといったところでしょうか。
まとめ
本書の柱は
糖質を過剰摂取してもいいことないよ。エネルギー・栄養不足にならない体をつくろう!
というもの、と読みました。
本書には他にも、甘い物を食べても疲労回復しないという話し、慢性疲労症候群の原因ともいえる副腎の疲れ&働きについて等々糖質のデメリットが多々紹介されています。もちろんこの本だけで糖質はとらない!といえるわけではありませんが、副腎疲労と不調の関係などを丁寧に解説されていて非常に説得力のある1冊になっています。
「食事(栄養)のとり方が、疲れや病気、老化と深く関わっている」。(P4)この言葉が気になる人は読んでみてもいいかもしれません。
構成としては、疲れについて→疲れの原因→疲れへの対策という形になっているのですが、本書を手に取る人は対策を知りたい人が多いと思われるので、逆の対策はこうだ!なぜなら・・の形にしても良かったかなと思いました。
可能なら、一週間、あるいは数日でもいいから、糖質を抜く生活をしてみてほしい。朝スッキリ目覚められる、体が軽くなる、食後眠くならない、気分が安定する、夜よく眠れる・・・といった変化を実感するはずだ。
なかには、エネルギー源の糖質への依存度が高く、いきなり糖質を減らすことでかえって疲労度が増したり体調が悪化してしまう人もいる。そのような人は食事の最後に糖質をとるようにして、様子を見ながら徐々に量を減らしていくようにしてみてほしい。(P161)
私の今の疲労はこれが原因かもしれません。なんせ、これまで毎日ほぼうどんを食べる生活をしていましたから・・・。
”はじめに”で、1999年という15年ほど前の調査結果から慢性的な疲れがあるという人が多いという展開がなされているのですが、なぜそんなに古い調査結果をもってきたのか、もっと新しいものはなかったのかは気になるところ。
著者の作品を未読で、最近疲れがとれないと感じている人におススメです。
巻末に疲れがとれる栄養素、糖質が多い食品・少ない食品リストがあり、そこを見るだけでも参考になります。
実践すること、覚えておきたいこと
缶コーヒー、ジュース、カフェイン入りお茶は飲まない
外食する際は単品ではなく定食で
本書より
うつの典型的な症状のひとつに疲労感がある。私のクリニックを訪れる患者さんにはうつの方が多いのだが、ほかのクリニックでうつと診断とされていても、栄養状態を詳しく見ていくと、食べ物が原因で疲労感が出ていると思われるケースが多々ある。そのような患者さんに糖質制限を中心とした栄養指導をすると、症状が改善していくことがほとんどだ。(P5)
疲れない脳と体をつくる食べ方の基本をひと言で述べると、「低糖質・高たんぱく」ということになる。(P136)
体にいい脂質として最近注目を集めているのが、アジア・エスニック料理でよく使われているココナッツオイルだ。ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多く、これがアルツハイマー病の症状を改善する効果があることが証明されたのだ。(P157)