タイトル通りです。怒髪天は「アイドル」です!。
ライジングサンでは、2003年から必ず出番は見に行っていたけど、怒髪天だけを見に行くのは初めての経験。昔からのファンにすれば、何を今さらで薄っぺらいことでしょうけれど。
この前見た怒髪天ライブがとにかく楽しくて幸せな時間だったので、何か残しておきたくなった。
ガチンコツーマンツアー「DOHATSUTEN 三十路(ミソジ)まえ“七色の虹をかける野郎ども”」。2013年11月8日、ZEPP SAPPORO、POLYSICSとのツーマン。
笑顔で幸せにするところが“可愛い”アイドルなのだ。彼らの燃えに、萌える。
「アイドル」とは、「特に魅力的で可愛いもしくは格好いいとみなされる若い世代の人物」(wikipedia) で、容姿が重要視される。
大好きなロックバンドやアーティストはその人の中ではなんにせよアイドルだろうけど。
ZEPPで会った怒髪天は普通の意味で「アイドル」だと思った。
決して、演奏や楽曲を軽視しているつもりは無い。パフォーマンスも、なによりその姿勢そのものが魅力的で“可愛い”4人。1966〜68年生まれのおっさん。自分も同年代。そんなおっさんがおっさんに“可愛い”というのもどうかと思うが。
この笑顔がなんてったって「アイドル」。キラっキラっした笑顔にやられた。
キラキラしたおっさんの笑顔で幸せになるライブ
演奏中も、とにかく笑顔に魅いる。ライブに行った人は分かると思うが、写真だからじゃなくてライブ中ずっとこんな笑顔。
演奏も歌にもグっとくるのだが、僕はこの4人の表情を見ているだけで、嬉しくなってしまう。
ももいろクローバーZも大好きな自分。彼女たちが他愛なく遊んでワチャワチャしている様子を見ていると、それだけで楽しくなる。
怒髪天4人の楽しそうな表情を見ていると、まるで ももクロ に感じるのと同じような気持ちが生まれてくる。みんな幸せそうな笑顔で嬉しそうに大声で歌って演奏してて。見ていて自然とニコニコしちゃう。こっちが幸せになっちゃう。
みんな良い顔してるんだよなあ。
シミさん (ベース:清水泰次) 。
なんだかずうっーと僕ら観客を見つめて満面の笑みを浮かべている。増子兄ぃのパフォーマンスはそりゃもう凄いのだけれど、気付くとシミさんばかり見ているときがある。目が離せなくなる。
上原子さん (ギター:上原子友康) 。
とにかくキラキラして楽しそう。コーラスも腕を振り上げるときも力一杯で嬉しそう。ギターは弾かなくて良いの?と心配するくらいの勢いで大口を開けるし拳を振り上げる。それがなにより素敵。このキラキラは「王子」でしょう。
坂さん (ドラムス:坂詰克彦) 。
勢いのある気持ちがそのまま表れているような表情。後ろにいて、じんわりくる深い笑顔なのだ。
増子兄ぃ (ボーカル:増子直純) 。
言わずもがなです。とにかく表情が豊か。魂を絞り出すように歌い、笑顔を振りまく。
N-18凸 怒髪天 DOHATSUTEN三十路ミソジ)まえ “夢街道四人五脚” 20130707 金沢AZ
上原子さんの腕の振り上げ部分からスタートします。これは全部見た方が楽しいですけど。もう一回行きたくなってきた。
関係性から生まれる笑顔。
あの笑顔は4人がお互いを信頼しているからこそ生まれてくるものだろう。ライブでは活動休止から再起動するときの話をしていた。時折、増子兄ぃが、シミさん上原子さんの肩を抱きながら。
そして、観客と繋がろう、伝えようとする気持ちがあの笑顔なんだろうと思う。ナタリーのインタビューで観客に突っ込んでいく時の気持ちを増子兄ぃがこう言ってた。
増子:お客さんがワーッていて「本当にこれ1人ひとり人間なのかな?」って思ってさ。そうすると触れたくなるっていうか、ちょっと確かめたくなる。だから突っ込んでいきたくなるんだよね。俺が熱くなってる気持ちに「オーッ!!」ってやってるその「オーッ!!」は本物か? っていうことを確かめたくなるってこともあってさ、結局突っ込むよね。
──「いるなー! オイ!」って叫んでましたもんね。
増子:何かの幻かと思ってたんだけど(笑)、本当にいるんだもん。1対1で会いたいんだよね。⋯(略)⋯ 1対1でありたいから、自分で客席まで突っ込んでって、確かめたくなる。
増子兄ぃ「日本で1番必死こいてライブやるバンドになる」
11月8日、増子兄ぃはこう言った。
「俺たちは歌もたいしてうまくないし、ギター以外は演奏も上手くないけど、日本で1番必死こいてライブやるバンドになる」
もちろん、演奏レベルなどについてこのセリフを全て真に受けるわけでは無いけど、増子兄ぃはこうも言っている。
増子:4人のミュージシャンとしての特性で言うと、友康以外はプレイヤーかパフォーマーかで言ったら、パフォーマーなんだよね。長年やってるからスキルはもちろんあるんだけど、坂さんなんかはリズムをキープすること以上に、ドラマーとしての魅力がまた別のところにあるから。プラス受け皿としてのどっしりした安定感を手に入れたから、今はめちゃくちゃやりやすいもんね。ライブもレコーディングも。 ナタリー
それで思い出したんだけど、2013年11月4日のワイドナショーでSMAPの中居正広がこう言っていた。それでなんとなく繋がってしまった。
「僕らアイドルじゃないですか。これっていったものがないですからね。歌が特別うまいわけでもない、踊りがうまいわけじゃない、芝居がって。なんかふわ〜ってここら辺にいるっていうのは自覚してますからね。ただ人よりはちょっと可愛い顔してたから(笑)」
プレイヤーとしての魅力もさることながら、なにより存在そのもの・パフォーマーとしての魅力がある怒髪天。この人たちの存在、姿勢、笑顔それ自体がオッサンアイドル。
生きる姿勢がこのキラキラに。
増子兄ぃがももクロに対してこんな事を言っているけれど、それはすなわち、怒髪天の姿勢そのもの。
本気で人に伝えようと思ったり楽しんでもらおうとしたときは、使えるエネルギー全部使って全身全霊でやらないと伝わるわけもないし、それをやったときに人間は失笑を買うくらいの状況になるの。それが本当の姿。自分の歌を聴かせるのって、ラブレター渡してるようなもんなんだよ。「俺こういうふうに思ってます。どうぞ」って言うときに、ポーズ決めて「この角度しかダメだからこの角度で渡します。読んでください」みたいなさ、そんなもん読むか!って話で。もう涙も鼻水も垂らしてさ、土下座してでも本当の気持ちを伝えるってこと。
結成30年を迎えて行う武道館ライブを1年前からチケットが売り出していうところなんかも、「土下座してでも本当の気持ちを伝えるってこと」っていうことなのかもと、熱いものが伝わってくる。
あー行きたいんだけどなあ。
伝えたいことを本気で伝える姿勢があの笑顔なんだろう。「燃え萌え」しちゃってます。
勢いだけなので論理的に破綻しているのは知っています。
「怒髪天は「アイドル」だ。「燃え萌え」の。」への1件のフィードバック