乳房吊り上げ術(バストリフト)・乳房縮小術

下がってしまったバストをリフトアップして、
若々しく張りのあるバストに!!

美しい理想的なバストの位置は、左右の乳頭間の距離と両鎖骨の間を結ぶ距離が図のようにA=B=Cの正三角形になっています。

出産と授乳や加齢で垂れ下がってしまったバストを、乳房吊り上げ術で理想的な位置へアップすることで張りのある若々しいバストを甦らせることが出来ます。

また成長期に乳腺が肥大して大きくなり過ぎたバストを、乳房縮小術で小さくバランスの良い形にすることも出来ます。

バスト下垂の重症度 (Renault分類)

第1度(軽症)
乳頭の位置=乳房下縁

第2度(中等症)
乳頭の位置<1~3㎝乳房下縁

第3度(重症)
乳頭の位置<3㎝乳房下縁

乳房吊り上げ術 (バストリフト)

出産と授乳で肥大した乳腺と脂肪は、授乳の終了や加齢とともに縮小して、伸びた皮膚のために垂れ下がってしまいます。乳房吊り上げ術は、伸びた皮膚を切除してバストの位置をアップすることで、張りのある若々しい形のバストを甦らせることが出来ます。
下垂の重症度により次の3つの手術法があります。

Round block法(乳輪周囲切開法)適応:下垂1度

手術法

軽度の下垂に適した方法です。

  • 乳輪の周りの皮膚をドーナッツ状に全層切除します。(図)
  • 切除した皮膚の外側の皮下に巾着縫合を行い、皮膚の外周を乳輪まで縮めると、その分だけ乳輪乳頭の位置がアップします。

最も侵襲が少なく、傷痕も小さい方法です。

手術時間

約2時間

麻酔法

局所麻酔+静脈麻酔

手術後の経過
圧迫固定サージカルテープとガーゼで3日間強目に圧迫します。
抜糸通常は2週間後に抜糸します。
シャワー傷口に防水テープを貼れば、翌日からシャワー可能です。
入浴2週間後の抜糸後から可能です。
腫れ個人差がありますが、通常2週間ほどで退いて来ます。
術後検診通常は翌日検診、2週間後抜糸、1か月後、3か月後、6か月後で終了です。
症例

乳房下垂修正術 Round block法(乳輪周囲切開法)



術前


術後
手術の限界
  • 傷痕:特にバストが大きい場合や下垂が重症の場合には、乳輪乳頭の移動距離が長くなり、傷痕縫合部に負担がかかると、術後傷痕が徐々に広がる場合があります。また、肥厚性瘢痕の体質があると傷跡が盛り上がって目立ちやすくなります。
  • 乳輪の形:乳輪の形は正円になるようにデザインしますが、術後乳房の重さによってかかる力の方向で、乳輪の形が縦長くなることがあります。
  • 左右差:バストの大きさや形は元々わずかに左右非対称で、手術によっても完全に左右対称にすることは不可能です。特に当手術では、皮膚の切除、乳腺脂肪の切除量、切除位置などによって、僅かな左右差が避けられません。
手術の合併症
  • 手術後に乳輪周囲やバスト下部に出来た縦の傷痕は、経過とともに徐々に色が薄くなって目立ちにくくなりますが、稀に肥厚性瘢痕の体質があると赤く盛り上がって治療が必要になることがあります。
  • 乳腺乳管を殆ど傷付けないので、術後の授乳に殆ど問題ありません。

Vertical法(垂直切開法)適応:下垂2度

手術法

中等度の下垂に適した方法です。

  • 現在の乳輪の上部にバストアップ術後の乳輪の位置を決め、皮膚をV字型に全層切除します。
  • 乳輪乳頭を挙上して、予定の位置に固定します。

侵襲も傷跡も中等度です。

手術時間

約3時間

麻酔法

硬膜外麻酔+静脈麻酔

手術後の経過
圧迫固定サージカルテープとガーゼで3日間強目に圧迫します。
ドレーンドレーンを留置して翌日抜去します。
抜糸通常は2週間後に抜糸します。
シャワー下半身のシャワーは翌日から可能です。
入浴2週間後の抜糸後から可能です。
腫れ個人差がありますが、通常2週間ほどで退いて来ます。
術後検診通常は翌日検診、2週間後抜糸、1か月後、3か月後、6か月後で終了です。
症例

乳房下垂修正術 Vertical法(垂直切開法)


術前

術後
手術の限界
  • 傷痕:特にバストが大きい場合や下垂が重症の場合には、乳輪乳頭の移動距離が長くなり、傷痕縫合部に負担がかかると、術後傷痕が徐々に広がる場合があります。また、肥厚性瘢痕の体質があると傷跡が盛り上がって目立ちやすくなります。
  • 乳輪の形:乳輪の形は正円になるようにデザインしますが、術後乳房の重さによってかかる力の方向で、乳輪の形が縦長くなることがあります。
  • 左右差:バストの大きさや形は元々わずかに左右非対称で、手術によっても完全に左右対称にすることは不可能です。特に当手術では、皮膚の切除、乳腺脂肪の切除量、切除位置などによって、僅かな左右差が避けられません。
手術の合併症
  • 手術後に乳輪周囲やバスト下部に出来た縦の傷痕は、経過とともに徐々に色が薄くなって目立ちにくくなりますが、稀に肥厚性瘢痕の体質があると赤く盛り上がって治療が必要になることがあります。
  • 乳腺や脂肪を切除するため、授乳がし難くなることがあります。

Anchor法(逆T字法)適応:下垂3度

手術法

重症の下垂に適した方法です。

  • 現在の乳輪の上方にバストアップ術後の乳輪の位置を決め、同部を含んでバスト下方までの皮膚をアンカー(錨)型に広範囲に全層切除します。(図)
  • 乳輪乳頭を挙上して、予定の位置に固定します。必要な場合は乳腺や脂肪を一部切除します。

侵襲も傷跡も最も大きな方法です。

手術時間

約6時間

麻酔法

全身麻酔

手術後の経過
圧迫固定サージカルテープとガーゼで3日間強目に圧迫します。
ドレーンドレーンを留置して翌日抜去します。
抜糸通常は2週間後に抜糸します。
シャワー下半身のシャワーは翌日から可能です。
入浴2週間後の抜糸後から可能です。
腫れ個人差がありますが、通常2週間ほどで退いて来ます。
術後検診通常は翌日検診、2週間後抜糸、1か月後、3か月後、6か月後で終了です。
症例

乳房下垂修正術 Anchor法 48歳 女性


術前

術後

乳房下垂修正術 Anchor法 62歳 女性


術前

術後
手術の限界
  • 傷痕:特にバストが大きい場合や下垂が重症の場合には、乳輪乳頭の移動距離が長くなり、傷痕縫合部に負担がかかると、術後傷痕が徐々に広がる場合があります。また、肥厚性瘢痕の体質があると傷跡が盛り上がって目立ちやすくなります。
  • 乳輪の形:乳輪の形は正円になるようにデザインしますが、術後乳房の重さによってかかる力の方向で、乳輪の形が縦長くなることがあります。
  • 左右差:バストの大きさや形は元々わずかに左右非対称で、手術によっても完全に左右対称にすることは不可能です。特に当手術では、皮膚の切除、乳腺脂肪の切除量、切除位置などによって、僅かな左右差が避けられません。
手術の合併症
  • 手術後に乳輪周囲やバスト下部に出来た縦の傷痕は、経過とともに徐々に色が薄くなって目立ちにくくなりますが、稀に肥厚性瘢痕の体質があると赤く盛り上がって治療が必要になることがあります。
  • 乳腺や脂肪を切除するため、授乳がし難くなることがあります。

乳房縮小術

成長期に乳腺が肥大して大きくなり過ぎると、年齢にかかわらず重さでバストは下垂してしまいます。
またバストの重さが肩こりの原因にもなったり、ブラの紐が肩に食い込むなど日常生活に支障を来すこともあります。
手術は、軽症ならば上記のVertical法(垂直切開法)、中等症、重症ならばAnchor法(逆T字法)にて行います。

症例

乳房縮小術リフトアップ 76歳 女性


術前

術後

  • 加齢によりバストが垂れてきた方
  • バストを小さくしたい方
  • バストの重みによる肩凝りや乳房下縁の接触性皮膚炎にお悩みの方
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