最近、くるぶしの黒ずみで悩まれている方が多いです。夏の時期になると薄着になってくるので、何とかして綺麗な肌に戻したいと思いますね。冬場はブーツで隠すことができても、夏のおしゃれといえばサンダルやミュールになります。
くるぶしの黒ずみが目立ってしまうこと間違いなしです。それに、男性って意外と女性の足元を見ていることをご存知ですか?
ドキッと女らしさを感じてしまう部分なのです。きゅっと締まった足首はいいけれど、それが黒ずんだくるぶしだったら、彼の心もマイナスに傾いてしまうかもしれません。そうならないためにも、黒ずみ対策として日常とりがちなNG行動をご紹介します。
ちょっと意識するだけで、くるぶしの黒ずみ予防をすることができますよ。
くるぶしの皮膚に黒ずみが起こるのは何かの病気なのか?
くるぶしに限らず、皮膚が黒ずんでしまうと何かの病気にかかったのかと心配になりますね。
そういう病気は深刻な皮膚病として現に存在しています。黒色表皮腫(こくしょくひょうひしゅ)と呼ばれる病気で、皮膚が黒くなりごわごわとシワのよった感じになるものです。
これは胃がんと同時に発症される患者さんのケースが多いそうで、深刻なものになります。しかし、多くの人たちが悩んでいる皮膚の黒ずみとは、こういった深刻な病気ではなく、皮膚が持っている自己防御反応による名残によるものがほとんどです。
その原因に、シミやソバカスを作り出すメラニン色素が挙げられます。メラニンは紫外線だけでなく、表皮の刺激によっても生成されるのです。通常皮膚は紫外線や外部の刺激を受けると、その皮膚内でダメージをブロックするためにメラニン色素を合成し、「ケラチノサイト」という細胞へ送ります。
ダメージをブロックする衛兵として肌をガードするのです。ケラチノサイトは役目を終えると、一ヶ月ほどでなくなります。これは皮膚が下から徐々に上へ押し出されていくターンオーバーによる作用で、古い角質が剥がれ落ち、新しい皮膚が生まれる働きによってサイクルが巡ります。
しかし、このターンオーバーのサイクルが鈍ったりストレスなどで過剰なメラニン合成が起こると、いつまでも皮膚にメラニン色素が溜まったことになります。皮膚の黒ずみとは、ターンオーバーが正常に働いていないことにあります。
くるぶしはなぜ黒ずむかというと、一つにアトピー性皮膚炎を患っていることやアレルギー体質が挙げられます。この人たちは肌のトラブルをもともと抱えているので、ちょっとの刺激にも敏感に反応して防御反応が過敏になるのです。
アレルギー体質でない方がなぜ黒ずんでしまうかといえば、それは生活習慣などが原因として挙げられます。くるぶしは足の中でもぽこっと突出した部分になります。床に座ったりすると直に触れやすい部分です。そこを強く圧迫したりすると、それも刺激となって黒ずみにつながるのです。
くるぶしが黒ずみになりやすいNG行動
日々の生活でくるぶしが黒ずみにならないよう、予防として避けてほしい行動があります。まずなんといっても、これだけは絶対にしないでほしい行動です。
それは「くるぶしを強くこする」ことになります。
お風呂に入ると、何気なく力をこめてゴシゴシと体をタオルで洗っていませんか?また黒ずんでしまったくるぶしを早く治したいがために、ゴシゴシと念入りにこすっていませんか?これは絶対に避けてほしい行動です。予防どころか悪化を辿ります。
なぜなら、マッサージでもなくただ皮膚をこすることは、刺激以外の何ものでもありません。
ターンオーバーを早めるどころか、逆に皮膚を傷つけてしまいます。色素沈着が起こり、摩擦黒皮症という症状にまで発展しかねません。次に気をつけてほしいのが、日々の生活の中でもよくする正座やあぐらになります。これらもくるぶしを圧迫させて刺激を与えることになります。
長時間の正座は、くるぶしの刺激を与え続けることになりメラニンが過剰に生成されます。日本人は正座をする機会が多いため、日本人特有の悩みともいえるかもしれません。あぐらもくるぶしが床にぴったりと接しますね。
長時間刺激を受け続けると、皮膚は最終的に硬質化して角質も厚くなってきます。硬い皮膚はターンオーバーのサイクルが遅くなり、昔の角質が溜まっていきます。長時間同じ体勢でいることをせずに、時々は体勢を崩してリラックスすることも大切になります。
またナイロンなどの化学繊維の靴下やストッキングは摩擦を生じやすい傾向があります。ナイロンの靴下を履いてあぐらをかくと、二重のダメージになるので気をつけましょう。
くるぶしの黒ずみケア方法は?
くるぶしの黒ずみをケアするためにはまず三原則があります。
・正座やあぐらなど、くるぶしが圧迫する体勢をなるべくしない
・紫外線をカットする
・皮膚を乾燥させない
正座やあぐらはくるぶしを圧迫させやすいので、そういった体勢をなるべく避けることが大切になります。また素足で正座するよりも靴下を履いて正座すると、それだけ衝撃は和らぐので、クッションを挟むなど工夫することが大切になります。
紫外線は、メラニン生成の一番の素となります。顔や腕は日焼け止めクリームはみんな塗りますが、足首って中々塗りませんよね。しかし、夏場は足元を露出する靴が多いので、紫外線に晒される時間が多くなります。
くるぶしなどの関節部は、皮脂腺の少ない部分なのでターンオーバーが起こりにくいです。
他の部分同様に足首周りも日焼け止めクリームで紫外線カットすることをおすすめします。最後に一番大事なのは、乾燥させないことです。乾燥はお肌の潤いを奪い、ターンオーバーの周期を遅らせます。
それだけでなく肌バリアが低下してしまうので、雑菌が皮膚から侵入しやすくなり炎症を起こしやすくなります。
炎症するとその跡が黒ずんでしまうこともあるので、保湿はこまめにすることが良いです。また、冷え性の人は血行が悪くなるので、そうなると黒ずみも治りにくく改善されにくくなります。お風呂上がりは保湿クリームをくるぶしに塗り、靴下をはいて保温と保湿の両方を施しましょう。
●まとめ
皮膚が黒ずむと体の不調なのか、病気の前兆なのかといろいろ不安になりますね。黒ずみはほとんどの場合が皮膚の防御システムが働いたことによっての結果です。
そのため、正座やあぐらを控えめにするだけでも黒ずみ対策になります。くるぶしは顔と違って、体のパーツの中でも特に忘れやすい部分です。毎日保湿クリームを塗るだけでも良いので、明日からくるぶしをいたわってあげましょう。