ワキガは男性の加齢臭と並んでエチケットとして注目されている項目です。
満員電車で蒸れた環境にいるとき、隣の人から嫌な臭いがしてきたら、不快になります。
ひどい場合には、満員電車でなくても、近くにいるだけで我慢しかねるニオイがしてくる人もいます。
このような状況を経験したことのある人は、「もしかして自分も臭っているのでは?」と疑心暗鬼になり、それだけで精神的にまいってしまうかもしれません。
ここではワキガのニオイを自分でチェックする方法について考えていきます。
ワキガって自分では気付かない?
ワキガって無自覚なの?
ワキガは自分では気付かないといわれます。
ひどいニオイがする人であっても、それを発している人は意外と気付かないことがあるものです。
ワキガがしてきても、発散している人が自覚していないだけに、どういった注意をしたら良いものか悩んでしまいます。
でも、周りを見ていると、何となくそんな反応が返ってくることがあります。
例えば、日頃よく会う人が、香りのする洗濯用洗剤や、デオドラントなどをさりげなく勧めてくれるというのも、ニオイが気になっているというサインかもしれません。
また、デリカシーのない人だと、近くでひそひそと「鼻がおかしいのかな?」などと話し始めることもあります。
子どもだったらいじめになってしまうかもしれません。
もっとひどくなると、近くにいた人がスッと遠ざかってしまう。
あるいははっきりと「ニオイがひどい」と言われてしまう。
ここまで来ると自覚していない人は少ないと思いますが、ワキガは自覚できていないことが多いだけに、つらいところがあります。
なぜわからないの?
どうしてワキガは自覚できないのか、それにはいくつか理由が考えられます。
嗅覚が環境に順応している
同じニオイを嗅いでいると、そのニオイは感じなくなります。
一度そのニオイから離れると、また嗅ぎわけることができます。
ワキガは自分のニオイでもあるので、いつも臭っていると順応して感じなくなります。
鼻の病気
そもそも蓄膿症などがあると、ニオイに対する感受性が悪くなり、ワキガを感じないことになります。
好き嫌い
ワキガのニオイが好きという人はまずいませんが、ワキガのニオイがひどくない場合は、それほど嫌な臭いとして認識していない可能性もあります。
ワキガのニオイに対して免疫がないと嫌な臭いとして濃度が薄くてもすぐに感じてしまうため、自分ではそれほどと思っていないのに周りではひどいニオイと感じられてしまっている可能性があります。
人間は一度イヤなにおいと感じると、そのにおいを理屈を抜きに嫌いになってしまうことがあります。
これも他人のほうが気付きやすい原因となります。
濃度
においの強さの感じ方はにおい濃度の対数に比例するという法則をウェーバー・フェヒナーの法則といいます。
風向き等では自分の所よりも濃い濃度で周りに発散してしまうことも考えられます。
ワキガの自覚ある人もいる!
実はワキガを自覚している人もいます。
この人達は周りの反応が気になり、意識過剰になって敏感に反応してしまうことになってしまいます。
人前に出るのがおっくうになる、満員電車に乗れない、毎日の精神的負担は想像できないくらい思いものになります。
このことから、人間関係をうまく築くことができず、引きこもりがちになってしまう場合もあります。
中にはワキガがそれほどひどくないにもかかわらず、過敏に反応してしまい、精神科に通院することが必要になってしまうケースも見受けられます。
セルフチェックしてみよう!
自覚できないといわれるワキガを自分で知るためには、周辺の人の行動に思い当たることがないか考えてみましょう。
もし思い当たることがあったなら、以下のことについてもチェックしてみてください。
耳垢が湿っている
いつも耳垢が湿っていて、ジクジクしている人は、外耳にもアポクリン腺の痕跡がある人で、この様な人はワキガがある可能性が非常に高い人です。
アポクリン腺が外耳にある人は体全体にもアポクリン腺が多いことがわかっており脇の下にも多く存在しています。
下着に黄ばんだシミができやすい
特に汗を掻いたわけでも制汗剤等を使っているわけでもないのに、下着の脇の下の部分に黄ばんだシミができやすい人はアポクリン腺からワキガの原因成分が多く出ている可能性があります。
ワキ毛が濃い
脇毛が濃く1つの毛根から2本も出ているような人は、アポクリン腺の数が多く存在しており、なおかつ活発に活動していることが知られています。
その結果ワキガも強くなります。
ワキ毛に白い粉がつく
脇の下を触ると白っぽい粉がつく場合、アポクリン腺から出てくる成分が白い結晶となっている可能性があります。
両親、または親のどちらかがワキガが強い
ワキガが強い人は遺伝することがわかっています。
しかも、この遺伝は優性遺伝なので、両親のどちらかにワキガが強い人がいると50%以上の確率で遺伝します。
もし両親ともにワキガが強いとその確率は75%以上の確率になります。
ワキの下に汗をかきやすい
脇の下に汗を掻きやすい人には、多汗症がありますが、多汗症の人がすべてワキガが強いというものではありません。
しかし、ワキガの強い人が多汗症であれば、汗が脇の下に溜まってしまい、ニオイが発生・拡散しやすい環境にあります。
においを確かめる方法ってあるの?
ここまでチェックして、思い当たるところがあったら、最終的にニオイを自分で確かめてみましょう。
ティッシュやガーゼを使う方法
ティッシュやガーゼを脇の下に挟みます。
ワキガの濃度を高めるために、1時間ほど挟んだままにします。
軽く汗を掻くように足踏みをするなどしてみると、たくさん汗が出るので、時間が早く済みます。
十分汗を掻いたらティッシュ(ガーゼ)を鼻に近づけてニオイを嗅いでみます。
濃度が濃くなっているので、ニオイに気付きやすくなります。
ラップでニオイを嗅ぐ方法
ラップを肌にしっかり貼り付けます。
脇毛がある場合はできるだけ濃い部分を避け、肌が密着するようにします。
3分ほどで十分汗が出るので、ニオイを嗅いでみます。
もしこのような方法でもわからない場合は、親しい友人に聞いてみましょう。
まとめ
ワキガは自分ではわかりにくいという人が多いのは事実です。
自分が自覚できないだけに周囲に迷惑を掛けていても気がつかず、ひどい場合には人間関係に支障をきたし、引きこもりの原因になることもあります。
逆に周囲の状況を気にしすぎ、ワキガがほとんど気にならないレベルでも過剰に反応してしまっている場合もあります。
自分でできるチェック方法を理解し、実践してみて確かめてみることで、このようなトラブルを回避できます。
もしワキガが気になるレベルであったなら、美容外科を受診するなどして対策していきましょう。
逆にチェック項目でワキガでないと判断されるのであれば、あまり気にせずに普段の暮らしを続けましょう。
この記事を書いたユーザー
- kimako
- 奈良出身!ファッション・おしゃれ大好き!海外ドラマにハマり中。nanairoでは主に健康ジャンルを担当しています! kimakoの記事一覧