毎日の洗顔でシワをしっかり予防するには?

 

一日のはじまりは洗顔から、という方も多いと思いますが、若々しい美肌を保つためには、日々の洗顔が大切なのはとても重要ですよね。

 

さらに具体的にいえば、エイジングの代表格であるシワを増やすも減らすも洗顔が大きく関わっているといます。

 

洗顔方法は千差万別。どんな洗顔方法が良いのか、思考錯誤を繰り返している方も多いのではないでしょうか。

 

ポイントはお湯には皮脂を洗い落とす力があるということです。

 

洗浄力の強い洗顔料を使用するよりも、お湯を使って優しく、できるだけ低刺激の洗顔料を使って洗顔をしてあげる方が、お肌には効果的ということです。

 

お湯を使うことで、毛穴が開く効果もあります。そのため、毛穴に隠れてしまう皮脂や汚れも流すことができます。

 

ただし、皮脂は取りすぎると肌のバリア機能の破壊を招くため、ゴシゴシと力を入れ過ぎず洗顔料はしっかりと泡立たせて優しく洗ってあげましょう。

 

お湯で顔を洗うのに最適な温度は

 

ひとくちに “お湯で洗顔” といっても、顔を洗うのに最適な温度はどのくらいなのでしょう。実は、お湯の温度によって、肌の受ける効果が変わってきます。

 

「42℃洗顔」という言葉が注目されています。洗顔時には、少し熱いかな?と感じる温度になります。

 

2012年に慶応義塾大学やドモホルンリンクルでおなじみ再春館製薬などの共同研究チームがおこなったマウス実験において、42℃のお湯にマウスを5分間浸けることでシワを予防する効果があることが分かりました。

 

42℃のお湯には、ヒートショックプロテイン(HSP)という物質を増産させるはたらきがあるとのこと。ヒートショックプロテインとは、傷ついた細胞を修復しつつさらに元気にさせてくれるという物質です。

 

ヒートショックプロテインについては先述の再春館製薬の公式ページでも特集が組まれています。

 

 

紫外線などが肌に与えるダメージも減少させることができ、肌のハリを維持してくれるコラーゲンやエラスチンの修復や増産にも効果があることも分かり、シワ予防のためにも注目をされています。

 

ただし、注意点としては42℃のお湯は皮脂を流しすぎてしまう傾向があることです。つまりちょっと熱すぎるんですね。

 

定着しつつある「ぬるま湯洗顔」とは?

肌にやさしい温度が低めのお湯を使うのがぬるま湯洗顔です。

 

気になる温度は冷たくもなく、熱くもない、およそ30℃~36℃くらいです。当然、温度が高い方が皮脂をよく落としてくれる温度になりますので、オイリー肌の場合には34~36℃と少し温かいお湯がおすすめです。

 

乾燥肌の場合には何といっても皮脂を落としすぎないことがポイント。皮脂が少なくなりすぎると肌表面のバリア機能が弱り、破壊されるので肌トラブルを起こしやすくなります。

 

そのため、さらに低めの26~34℃くらいがおすすめです。オイリー肌・乾燥肌以外の場合、おおよそ30℃前半のお湯による洗顔が良さそうです。

 

どのような洗顔方法が良いかは、個人差が大きいともいえます。

 

お湯の温度でも効果が違うということを知った上で、ベースはぬるま湯洗顔にしつつ、肌状態のリフレッシュの意味を含めて少し熱めのお湯で洗顔をするというのもいいですね。

 

重要なのは洗顔後の保湿

 

皮脂や汚れを洗い流したあと、重要なのは洗顔後の保湿です。

 

しっかりと化粧水で水分を補給してあげるのが重要ですね。美容液などでお肌が必要としている成分を重点的に補充し、肌の内側から蒸発しないように油分でフタをします。

 

肌には炎症や肌ダメージから肌細胞を守るためのバリア機能がありますが、このバリア機能を向上させるためには、この保湿ケアが欠かせません。

 

紫外線は肌の奥である真皮層にあるコラーゲンを破壊するエネルギーを持ちます。

 

肌のバリア機能が低下してしまうことで、紫外線から肌を守ることができず、肌のハリや弾力を担うコラーゲンやエラスチンなどの成分がどんどん破壊されてしまいます。

 

同時に加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少が伴いますので、修復や供給が追い付かないことで、シワが進行してしまうのです。

 

水洗顔だけでは皮脂は落ちにくい

 

お湯の洗顔と合わせて、“水洗顔”も注目を浴びています。水洗顔は、上手に併用すると、お肌のリセットができる、というのが正しい認識ではないでしょうか。

 

水洗顔だけでは、皮脂は落ちにくく、ある程度の皮脂を流すことは、お肌を綺麗に保つためには必要なことです。

 

洗い上がりに、なんとなくゴワゴワ感や、オイリー肌の場合にはベタツキ感が残っていることもあるでしょう。

 

それをクリアするために洗顔料をたっぷり使って、ゴシゴシしてしまうということもあるでしょう。より、肌環境の悪化を招きますので要注意です。

 

洗い上がりの心地よさ

水洗顔のメリットは、毛穴がキュッとしまって、スッキリ・サッパリとした洗い上がりになることです。水洗顔の方が気持ちいいという声が上がるのも、そのためではないでしょうか。

 

しかし、毛穴の奥に皮脂汚れがたまってしまうと、ニキビや吹き出物、肌荒れの原因となってしまいますので、やはり毛穴が自然と開き、皮脂がお湯に混じって流れるお湯洗顔の方が、効率的です。

 

水洗顔の場合は、夜にしっかりと洗顔を含めたスキンケアをおこなっている場合に良いかもしれません。

 

寝ている間というのは、日中の活動している時間帯のように毛穴の奥に皮脂や汚れがたまるというほどではありません。

 

キュッと肌を引き締めて、サッパリとした肌でスキンケア~メイクアップをしていくというのも良い方法です。ただし、オイリー肌である場合には、しっかりと余分な油分を洗い流してからのスキンケアがおすすめです。

 

しわ予防にはお湯洗顔の継続が大切

 

しわ予防にはお湯での洗顔は効果的ですが、これもコツコツと継続しないと意味がありません。

 

皮脂を落としすぎてしまうことは肌のバリア機能を低下させてしまう原因となるために良くありませんが、やはり汚れた皮脂、余分な皮脂が残っているのは問題アリです。

 

そして、強い洗顔料でゴシゴシやることが、肌に刺激を与え過ぎてしまい炎症など肌トラブルの原因となってしまいます。

 

洗顔の方法としては、最初にお湯で顔全体を軽く流します。お湯をかけてあげることで、少し毛穴を開いてあげるイメージです。

 

そして、低刺激の洗顔料をきめ細かな泡に泡立て、指の腹で優しくマッサージをするように洗うのが理想的です。

 

顔全体に泡を馴染ませるようにし、お湯でゆっくりと流してあげます。

 

顔を拭くときも要注意です。固いタオルでゴシゴシと擦りながら拭き上げるのはNGです。柔らかいタオルを顔全体にあてて、ポンポンと水分をタオルで吸収します。

 

何よりも、肌は刺激を嫌います。お肌に優しい洗顔、スキンケア。刺激=肌バリア機能にダメージです。肌バリア機能を守る・向上させることが、しわを予防する第一番手であると言えそうです。

 

お肌のハリや艶が気になる時は、少し熱めのお湯で「42℃洗顔」を試してみても良いかもしれません。

 

ただし、優しく洗っても皮脂が落ち過ぎている可能性が高いので、その後のスキンケア、特に油分の補給は丁寧におこなってください。

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