女性ホルモンが男の髪を増やすというのは本当?
2016/02/11
capelli(カペェーリィ)、Haar(ハァー)、hair
今日は男性の抜け毛と女性ホルモンの関係についてお話していきます。
髪の毛がホルモンの影響を受けるという事はご存知でしたか?
もし髪でお悩みの方は今回のお話を参考にしてみてください。
何も知らずに噂を鵜呑みにすると良くないという事もわかると思います。
それではいきましょう!
女性ホルモンが与える影響とは、男性への発毛効果は?
そもそもホルモンとは?種類と効果
そもそもホルモンとは体内で生成される化学物質の事です。
実はホルモンには多くの種類があり、身体の様々な場所から作り出されているんです。
まず成長ホルモンという言葉を聞いたことはありますか?これは脳で作られ、骨の生成等にも影響します。
他には甲状腺ホルモンや膵臓から生成されるインスリン、副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリン等が作られ、
先日ご紹介した犬との触れ合いで生成される幸せにさせる成分オキシトシンもホルモンですね!
ちなみに以前の「犬の目とオキシトシンについて」はこちらからご覧いただけます。
ホルモンの主な役割は身体の中のコントロールです。
種類がたくさんある理由は、各器官、部分によって働くホルモンの種類が違うためです。人の体には沢山の器官がありますから、それだけ多くのホルモンも必要になるという事ですね。
では次は女性ホルモンと男性ホルモンについてです。
女性ホルモン・男性ホルモンの効果とは
まず女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類のホルモンがあり、どちらも卵巣で生成されます。
卵胞ホルモンには女性を女性らしい姿(体つき等)にする作用や、卵管や膣の働きを正常に保つ働きがあります。
そして黄体ホルモンは排卵時に生成され、受精や妊娠の働きに効果があり、妊娠時にはとても重要なホルモンです。
この2つが作用する事で、肌や髪を美しく保つ事や、食欲の抑制、自律神経を安定させる効果があります。
次に男性ホルモンについてです。
男性ホルモンと主に言われているのが、精巣で生成されるテストステロンです。
その他にも副腎で生成される男性ホルモンもあるのですが、男性ホルモンの90%以上がテストステロンであり、副腎のホルモンも含めた男性ホルモンの総称をアンドロゲンと言います。
男性ホルモンの効果としては、男性らしい姿(体つき等)にする作用や、体毛の発育を促す事、タンパク質の合成を促し、骨や筋肉の生成に効果があります。
以上が男性・女性ホルモンの主な役割です。
では男性に卵巣は無いので女性ホルモンは無いのか、また精巣がない女性には男性ホルモンが無いのか……答えは両方共存在します。
上記のホルモンは変化する特性があり、男性の場合は男性ホルモンが変化し女性ホルモンが生成されます。
女性の場合は生殖器官から男性ホルモンが生成されます。
その為、女性で男性ホルモンが特別多い方は体毛が濃くなり筋肉の量も多くなります。
また逆もしかり、男性で女性ホルモンを増やすと体型が女性的になり体毛が薄くなります。
性転換や美容整形の際に使われるホルモン注射は、上記の効果を狙って作られてものなんですね。
では次は題にもなっている、男性の女性ホルモンによる発毛効果についてです。
女性ホルモンが男性の発毛に与える影響とは
まず女性ホルモンは髪の発育を促します。そしてその発育期間、つまり成長している時間を長く保つ効果があります。
まず発育を促すという事はわかると思いますが、その後の発育期間を長く保つという事の説明をしますね。
そもそも髪の毛には寿命があり、男性と女性では寿命の長さが異なります。
髪の毛の一生は
成長期 → 退行期 → 休止期 の3つのサイクルで成り立っています。
成長期は髪が生え始め太く成長する期間の事です。
退行期は成長が減衰していく時期のことです。
休止期は成長が止まり活動しない時期のことです。
このサイクルの期間が男女異なり、男性では2年~5年程、女性では3年~8年程です。
実はこの期間の違いに女性ホルモンが関係しているのです。
女性ホルモンは上記でも述べた通り発育期間を長く保つ効果があると伝えましたよね。
これはサイクルの中の成長期の事を指しており、男性の髪はこの成長期の途中で成長が止まり退行期へ早くから移ってしまう事が脱毛の原因だと言われています。
つまり女性ホルモンを多く生成することで成長期を延ばし、脱毛の改善に繋げられないかという事ですね。
では実際は可能かどうか
女性ホルモンによる男性の発毛効果は理論上は可能
しかしそれには大きなリスクも伴います。
今までの内容を知った人ならわかると思うのですが、女性ホルモンを多く生成するということはそれだけ女性的になるという事です。
体毛は薄くなるでしょうし、体つきも変わります。胸が大きくなり筋肉量も減少するでしょう。
そして髪が増える可能性があります。
果たしてそこまでして女性ホルモンを多く生成したいですか?
私ならNOです。
実際男性の脱毛と発毛は女性ホルモンだけが影響している訳ではないんです。
勿論女性ホルモンが減少し男性ホルモンが増加する様な事があれば、女性ホルモンの影響がある前頭部、頭頂部、側頭部の髪の毛は衰退していく事でしょう。
しかしそれは男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れたことも原因の1つです。
以前、自律神経のバランス保つお話をした時に、活動的な交感神経と休息・リラックスする副交感神経はどちらが多くても良くない、バランスが大切だと話しましたよね。
今回もまったく同じことがいえます。
どちらが通常より多すぎても少なすぎてもダメなんです。
そしてホルモンという物は、極少量で作用するものなんです。
もしそれを理解しないまま外部から摂取すると……恐ろしいですね。
もし現在髪の事で悩まれている場合は、安易に女性ホルモンを摂取するのではなく、自身の原因をしっかりと把握する事が重要です。
もしかすると原因は普段の食生活や睡眠時間、薬やタバコが原因かもしれませんから。
とは言いつつも、今すぐ何か改善できる方法はないか……あります!
以前に大豆の話をした際に、大豆に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモンと似た働きをするとお伝えしましたのですが覚えていますでしょうか?
女性ホルモンに似た作用ですので、女性ホルモンではないんです。
その為、大豆製品を定期的に摂取することで発毛効果を期待することができます。
只、どんな事にしてもそうですが、1つの事で出来る事よりも、様々な事をあわせた方がより効果を発揮すると思います。
出来れば身体も心も健康になれるよう、出来るだけ身体に負担を掛けない生活を心がけ、栄養のある物を摂取するようにしたいですね。
いかがでしたでしょうか
今回は解決したような、でもそれだけでは意味が無いような煮え切らない内容でしたね。
只、間違った情報も多く出回っている世の中ですので、振り回されて困らないようにしたいですよね。
それではまた
今回の一言はイタリア語、ドイツ語、英語の髪でした!
kogetora
ちなみに以前の大豆の時のお話は下記からご覧いただけますので、是非参考にしてみてください!