医療特集
歯科で行うホワイトニング - ホワイトニングQ&A
- ■Q1:
- ホワイトニングは、どんな方がどんな目的で利用しますか?
A1:年齢に関わらず、歯をより白くすることで、明るい印象を得たい、清潔感を得たいなど、見た目の改善を目的に、ホワイトニングを希望される方が多くいらっしゃいます。
女性では、接客業の方、結婚式を控えている方、パーティーに参加する方、子どものお祝い事や、お受験を控えている方などさまざまです。男性では、会社役員や重役の方、営業の方、海外の方とお仕事される方、接客業の方、結婚式を控えている方などがいらっしゃいます。
- ■Q2:
- 薬剤の種類は?安全性は?
A2:現在、主流となっている薬剤の種類は、オフィスホワイトニングでは過酸化水素、ホームホワイトニングでは過酸化尿素です。
安全性に関しては、濃度が高いほど、歯への負担(エナメル質の脱灰、知覚過敏のリスクなど)は大きくなります。濃度はメーカーにより異なり、白くなるスピードも濃度によって異なるため、通院回数はそれぞれです。
とくに、オフィスホワイトニングに使用する薬剤に関しては、歯肉や粘膜に触れると強い炎症を引き起こしますので、専門家でもきちんとした技術が必要となります。
当院では、オフィスホワイトニングは「TiONオフィス」(GC社)を使用しています。「TiONオフィス」は、比較的低い過酸化水素濃度でも、高いホワイトニング効果と低刺激性を両立させた、新技術のオフィスホワイトニング材です。また、当院でのオフィスホワイトニングで使用する光照射の光源は、LEDを採用した機械を使用しています。それにより光源の発熱が少なく、歯にも患者さまにもやさしいホワイトニングを行うことができます。
- ■Q3:
- 効果が持続する期間はどれぐらいですか?
A3:歯の質は一人ひとり異なり、生活習慣も異なります。そのため、効果が持続する期間を数字で表すことはできません。効果を少しでも持続させるポイントは、コーヒーやお茶、赤ワイン、カレーなど、色素を多く含む飲食物を控えること、歯磨きなどのホームケアを丁寧に行うこと、歯のクリーニングを定期的に行い、口腔内の清潔を保つことなどが挙げられます。
当院では、色の後戻りが気になる場合や、さらに白くしたい場合など、施術後3~6カ月以内に来院いただければ、1回目の費用より安くお受けいただけます。この場合、「色が後戻りした部分のみを、ピンポイントで白くできるか」というご質問がよくありますが、それに関しては不可能です。
- ■Q4:
- 実際に歯科に通うのは何回くらいですか?
A4:当院で使用している薬剤は、ホワイトニング1度目のご来院で白さを実感していただけることがほとんどです。しかし、歯に薬剤性の色素沈着がみられる方は、ホワイトニングをしても効果を感じられないことがあります。
通院回数に関しては、薬剤により異なります。当院では1回、多くても2回でほとんどの場合は終了しますが、医院によって使用薬剤が異なるため、通院回数はそれぞれです。また、施術中に知覚過敏が認められた場合は、当日はそこで中断し、後日再来院していただくこともあります。
- ■Q5:
- 受診の際は、すぐにホワイトニングを開始してもらえますか?
A4:まず、完全予約制の歯科医院では事前予約が必要といえるでしょう。また、ホワイトニングを行う前に、施術を行っても問題ないか診査も必要です。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングのどれを選択するかのご相談も必要です。
当院では、それぞれのメリット、デメリットをご説明し、ご納得いただいた上で施術を開始しますので、まずはカウンセリングのお時間をいただいています。急なパーティーや、結婚式までに時間がないなどは、まずお電話でご相談ください。
- ■Q6:
- むし歯や 歯周病 歯槽膿漏がある場合、ホワイトニングはいつ行うのが良いですか?ホワイトニングができないケースとはどんな場合ですか?
A6:治療が必要なレベルであれば、治療後にホワイトニングへ進みます。ホワイトニングができないケースは、定期検診や、定期的な歯のクリーニングを受けていない方に多くみられます。
さらに、むし歯のある方や、知覚過敏を有する歯、象牙質露出が認められる歯、歯根露出が認められる歯、詰め物など不適合な部分のある歯には、オフィスホワイトニングの薬剤は使用できません。
- ■Q7:
- 使用薬剤を考慮に入れた医院選びのコツはありますか?
A7:使用薬剤は、多くのメーカーが販売していて特徴もさまざまです。それぞれの歯科医院で使用している薬剤も異なるので、医院のホームページで、ホワイトニングの説明などを読んだり、電話で使用薬剤の特徴を問い合わせてみるのもよいでしょう。
- ■Q8:
- ホームホワイトニングのキットは、通販など歯科医院以外でも購入できますか?
A8:ホワイトニングは医療行為となりますので、歯科医院での受診が必要です。歯科医院にてお渡しする薬剤は、通信販売など一般での販売では入手できません。ホームホワイトニングは、ご自身の歯の型どりをして、マウスピースの作製が必要です。安全のために、歯科医院へご来院ください。
- ■Q9:
- デュアルホワイトニングは他の方法より高額ですが、そのメリットを教えてください。
A9:オフィスホワイトニングは、生活習慣に気をつけないと後戻りしやすいという性質があります。そこで、ホームホワイトニングを併用することで、ご自宅にて後戻りを防ぐことができます。オフィスの即効性と、自宅でできるというホームの手軽さを併用できるのが、デュアルのメリットといえます。
- ■Q10:
- ホームホワイトニングのメリットを教えてください。
A10:即効性はなく、ご自身での手間はかかりますが、来院せずに気になる時に、ホワイトニングできるのが、ホームホワイトニングのメリットです。薬剤がなくなった場合は、当院では薬剤だけ追加購入が可能です。
- ■Q11:
- レーシック、白内障、ピーリングを受けてから、3ヶ月経過しないと歯科医院でのホワイトニングができないのはなぜですか?
A11:オフィスホワイトニングでは、強い光を照射します。機械によっては紫外線を含む機械もあり、レーシックや白内障などの手術、肌のピーリング後は障害を与える原因となりますので禁忌とされています。
当院で使用している光照射の機械では、次の項目の方も禁忌となります。白内障既往者、網膜障害の既往者、光アレルギーを持つような光過敏症の方、メタクリレート系ポリマーや、メタクリレート系モノマーや、エタノールに対する発疹・皮膚炎などの過敏症の既往歴のある方、軽度でも気管支炎及び喘息のある方、光線過敏症の方は、オフィスホワイトニングができませんのでご注意ください。
執筆者:
デンタルクリニック アレーズ銀座
鈴木路子・牧尾香澄(歯科衛生士)