2. ラリマー・ストーリー
ラリマーの特徴
水色の地色に白いまだら模様が浮かんでいます。ときには緑色の藻を思わせる模様もあります。
名称の由来
産出地であるドミニカの宝石商人が、自分の娘の名前「ラリッサ」と、スペイン語で海を意味する「マール」を組み合わせてこう呼んだのが始まりとされています。
ラリマーの意味
【カリブに生まれた希少な石】
ラリマーは現在のところ、この地球上のただ一カ所のみで産出します。カリブ海に浮かぶ島国、ドミニカ共和国のバオルコ村です。
そのせいでしょう、この石はまるで白い雲が浮かぶ南国の青空と、澄みわたった青い海をそのまま写し取ったような、本当に美しく愛らしい模様をまとっています。
発見されたのは1974年と比較的新しい石なのですが、地元では昔から海岸によく転がっていたそうです。ところがあまり見かけなくなったので川の上流をさかのぼっていったところ、大きな鉱山がみつかったという具合です。
その愛らしい姿ゆえに非常に人気が高く、とくにスピリチュアルな世界に興味を抱く人にとっては重要なアイテムになっています。
しかし需要が高い一方で、鉱山はほとんど掘り尽くされてしまい、今では青や緑色の模様がはっきり浮き出た石は少なくなり、白みがかっていたり、黒点が見られるもののほうが多く流通しているようです。それでもかなり高額になっています。
【怒りを変容し、心に平和をもたらす】
パワーストーンとしての効果は、まず「ココロの平和」があげられます。
人はどうしても、ココロの奥底に怒りや憎しみ、トラウマによる妄執などを隠し持っています。それがある種の思い込みになって、予期しないときに訳の分からない怒りや偏見となって現れ、せっかくのチャンスを台無しにしたりします。ラリマーは、そうした潜在意識下にしまいこまれた、ネガティブな感情を洗い流し、間違った思いこみの束縛から解放してくれるといいます。
それは、もしかしたら、ラリマーの生い立ちに関係があるのかもしれません。燃えたぎるようなマグマの力によって生まれたにも関わらず、ラリマーは青く、静かな美しさをたたえています。あたかも燃える怒りのエネルギーを、平和で美しい表現に変えてしまったかのように・・・。
【コミュニケーションの促進】
あなたと周囲の人とのコミュニケーション、あなたとあなた自身のコミュニケーション、そしてあなたとハイヤーセルフとのコミュニケーション・・・。
ラリマーを胸や喉のチャクラに当てて瞑想することで、自分との対話が素直にできるようになり、避け続けてきた問題を解決したり、周囲との誤解を解く手助けになるといわれています。
また、この石を持つとなぜかイルカの姿を思い浮かべるという意見も多く聞かれます。それは、イルカはコミュニケーション能力の象徴とされる場合があるからかもしれません。
【水と空気の波動、そして変化の教え】
ラリマーは「水」と「空気」の波動も放つとされます。ご存じのように、人間のカラダをカタチ作っている大きな要素は水と空気です。そしてそれは日々入れ替わることによって、細胞を維持・再生しています。つまり「変化による成長」です。
ラリマーは、私たちに「変化し、成長していくこと」を教えるともいいます。人生はいつも良いことばかりではないですし、悪い局面が一生続くこともありません。季節のように巡り巡っていくだけです。しかし私たちはどうしてもその時々の出来事だけに執着して悩んでしまいがちです。たとえ失恋をしたり、年齢を重ねたりしても、私たちは変化と成長の過程にいることを認識すべきなのでしょう。
【創造的アイディアとその具現化】
創造的な仕事にも非常に良いとされ、とくにラリマーを眉間や頭部にかざすと良いアイディアが生まれ、それを具現化する手助けをするともいわれます。
人によってはこの石を「アトランティスの石」と呼ぶ人もいます。「カリブ海の島々はかつてアトランティスの一部だった」と語る予言者がいたせいでしょう。とても夢のある話ですね。
※下記メルマガ『今週の開運ツボ』にも関連記事があります。
第256号 地球の母性にふれる石・ラリマー