【肌荒れ】自律神経の乱れが肌荒れに! 原因と対策について知ろう!
2015/11/07
睡眠がなかなかとれない
食生活が乱れている
毎日イライラしてストレスがたまっている
日常生活で睡眠や食生活、ストレスに悩み、しかもお肌の調子が悪く荒れている。
スキンケアをしているし、クレンジングや洗顔も気を付けているのに肌荒れが治らない。
そんな時は自律神経が乱れて肌荒れになっているかもしれません。
自律神経は私たちが健康的に過ごすうえでとても大切な物で、肌は自律神経の影響を受けやすいのです。
自律神経の乱れは肌荒れの原因になります。
自律神経が乱れるとなぜ肌荒れになるのか?どんな対策をしていけばいいのか見ていきましょう。
自律神経とはなに?
自律神経というのは人間が生きていくために、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経です。
自律神経は24時間絶えず働いています。
自律神経の働きにより心臓を動かして血液を体の隅々まで流し、寝ていても呼吸をし、ごはんを食べれば胃や腸が活動してくれます。
手や足は意識をして動かすことができますが、心臓や胃や腸は、自分で意識して動かそうとしても自分の意志で動かす事が出来ませんよね。
このように自律神経は自分の意志に関係なく、自動的に働いてくれるものなのです。
自律神経は大きく次の二つに分ける事が出来ます。
- 交感神経
- 副交感神経
交感神経とは 闘争と逃走の神経
交感神経というのは活動時や、日中に活発に働く神経です。
交感神経は他にも「闘争と逃走の神経」と呼ばれる神経です。
私たちは交感神経が活発に働く事で、体がスムーズに動かす事が出来たり、頭に血が多く流れて効率よく頭を働かせることが出来るようになります。
目の前に敵が居る、つまりストレスがかかっている状況でもこの神経がよく働きます。
交感神経のはたらきで、心臓の鼓動を早くして体の血流を上げたり、肺機能を高めて呼吸を早くしたりします。
交感神経が働いている間は次の化学物質が体で沢山作られます。
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されると体は血圧を上昇させて目の瞳孔を開かせます。
目の前の物をよく見ようとしたり、いざというときは戦ったり逃げたり出来るように体そのものが意思に反して交戦の準備をするのです。
アレルギーの人が、アレルギーの症状が出ている状態の場合、交感神経が優先的に活発に働いている事が多いです。
アレルギーは体に入ってきたアレルゲンを除去するように、さまざまな体の免疫が働きかけます。
体にとって異物であるアレルゲンを除去する行為そのものが、戦っている状態なので交感神経が優先的に活発に働くのです。
副交感神経とは 休息と回復の神経
副交感神経は休息時や夜間に活発に働く神経です。
副交感神経は他にも「休息と吸収の神経」と呼ばれています。
副交感神経が神経が活発にはたらくと、ゆったりとした感覚を体は感じます。
気分は落ち着いてリラックスし、心臓の鼓動もゆっくり静かになり、心身共にゆったりとしている状態になります。
副交感神経が働いている場合は「副腎皮質ホルモン」が分泌されます。
これは体の中から分泌される天然のステロイドです。
夜寝て、目が覚めたら肌荒れの炎症が治まっていたという話をよく聞きますが、これは副腎皮質ホルモンが副交感神経の刺激によって分泌され体に作用したからです。
副交感神経は睡眠や食事の際によくはたらきます。
副交感神経が活発に働く事で体を効率よく休める事が出来、次の活動に備える事が出来るのです。
ストレスが多大にかかっている際につい食べ過ぎてしまうのは「食事」がストレス解消になっているからです。
ストレスが多大にかかっている状態は交感神経が活発にはたらいている状態なので、体は食事を求めて副交感神経を働かせて自律神経のバランスを保とうとするのです。
自律神経が乱れるとはどういうことなの?!
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、交感神経は活動する時に、副交感神経は休む時に活発に働く事がわかりましたね。
では自律神経が乱れているとはいったいどのような状態なのでしょうか?
自律神経が乱れると言うのは交感神経や副交感神経が次のような状態になった時に自律神経が乱れると言います。
- 交感神経と副交感神経がバランスよく働かない
- 交感神経が過剰にはたらきすぎてしまう
- 副交感神経が過剰にはたらきすぎてしまう
交感神経と副交感神経はお互いが入れ替わるように活発に働く事で、日中は活動的に動いたり、夜間は体を休めたりすることが出来ます。
しかし、交感神経が夜になっても活発に働いていたり、逆に副交感神経が日中になっても活発に働いていたりすると、交感神経と副交感神経の体の切り替えがうまくいかず乱れた状態になってしまうのです。
交感神経が夜になっても活発に働くと、寝付く事が出来ず不眠になったり、疲労の原因である乳酸を分解して処理する事が出来ずに疲労が蓄積されるようになります。
日中、副交感神経が活発に働くと、仕事をしたり学習する意欲が低下する精神状態になったり、体の血流が不足し肩こりなどの原因になります。
交感神経が過剰にはたらきすぎてしまうと、心臓がドキドキしてとても体に負担がかかります。
必要以上に体が活動的になってしまい、体の細胞を傷付けたり、通常以上に体には疲労がたまるようになります。
副交感神経が過剰にはたらきすぎてしまうと、眠り過ぎてしまったり、十分なほど睡眠をとったのに、まだ寝たりないと感じて日中ぼーっとしてしまったりします。
睡眠時はレム睡眠・ノンレム睡眠といった深い睡眠と浅い睡眠をリズムよく繰り返す事で体と頭の疲れを取るのですが、レム睡眠・ノンレム睡眠のリズムが崩れ、効率よく体の疲れを回復させることが出来ないといった事も起きるのです。
自律神経が乱れる事によって、体は疲れやすく、活動的ではなくなり、必要以上の負担を抱えるようになってしまうのです。
自律神経は無意識のうちに心身の機能を調整してくれる機能ですので、この機能に何かしらの不具合が生じたときは「体の不調」として現れてきます。
例えば、心拍数の上昇や不眠症、高血圧等が挙げられます。
そして、この自律神経の不調により「肌荒れ」や「アレルギー」もひき起こってくるのです。
自律神経が乱れると肌荒れになるのはなぜ?体のバランスが崩壊する
自律神経が乱れる事によって、体は疲れやすく、活動的ではなくなり、必要以上の負担をかかえる事について説明しました。
ここで一度まとめてみると次のような原因でした。
- 交感神経が夜になっても活発に働くと、寝付く事が出来ず不眠になる
- 不眠になる事で体の疲労物質が分解・処理が出来ない
- 日中、副交感神経が活発に働くと、仕事をしたり学習する意欲が低下する精神状態になる
- 日中、副交感神経が活発に働くと、体の血流が不足し肩こりなどの原因になる
- 交感神経が過剰にはたらくと、心臓がドキドキしてとても体に負担がかかります。
- 交感神経が過剰にはたらくと、体の細胞を傷つけやすくなる
- 副交感神経が過剰にはたらくと、レム睡眠・ノンレム睡眠のリズムが崩れ、効率よく体の疲れを回復させることが出来ない
では、次に肌荒れについて考えてみましょう。
肌が荒れている状態というのは次のような状態であると言えます。
- 肌にうるおいがない、カサカサしている
- 肌が赤みがかっていて痒い
- ニキビが出来ている
- ぶつぶつした湿疹が出来ている
- ささくれて、肌がめくれている
肌は体の一番外側で、紫外線やウィルスや細菌などの微生物、化学物質の刺激などの体の外側からのダメージから日々守ってくれています。
肌が受けたダメージは酸素や栄養が肌の細胞に行きわたり、新しいきれいな肌を作り上げ、古い肌を捨てるターンオーバーの働きで回復していきます。
新しいきれいな肌は夜、睡眠中に活発に作られるのです。
では、ここで自律神経が乱れるとなぜ肌荒れになるのか?という事について触れていきましょう。
自律神経が乱れると新しい綺麗な肌を作る事が出来なくなり、ターンオーバーは乱れ、スカスカで潤いのない肌を作り上げてしまい肌荒れとなってしまうのです。
新しいきれいな肌を作り上げるのは夜、睡眠中に活発に作られますが、自律神経が乱れる事によって、不眠になったりと質の良い睡眠をとる事が出来なくなります。
レム睡眠・ノンレム睡眠のリズムも崩れるので更に質の良い睡眠から遠ざかって行ってしまいます。
日中に副交感神経が過剰にはたらく事によって意欲が低下し、食欲不振や活動的に体を動かす事が出来まくなります。
活動的でなくなると栄養を十分にとったり、体をうまく働かせられないので、血流が低下し栄養を体のすみずみまで運べなくなってしまいます。
また、呼吸の回数が減ったり、心拍数が減るので酸素を体の細胞のすみずみに行きわたらせる事もできなくなります。
疲労物質が体にたまり、肩こりなどの影響で血流が阻害され、体の細胞の栄養状態、呼吸状態が悪くなってしまいます。
このような原因で新しい綺麗な肌を作る事が出来なくなり、ターンオーバーは乱れ、スカスカで潤いのない肌を作り上げてしまい肌荒れとなってしまいます。
自律神経の乱れを改善して肌荒れを治療するには?対策を見ていこう
自律神経の乱れが肌荒れととても深く関係している事がわかりました。
では、自律神経の乱れを改善して肌荒れを治療するにはどのようにすればよいのでしょうか?
自律神経の乱れを改善して肌荒れを治療する方法としては次のような対策があります。
- 自律神経の乱れを改善する呼吸法をする
- 自律神経訓練法を取り入れる
- 日々の生活リズムをつくる
- 運動をする
- 睡眠時の室温・湿度に気を付ける
それぞれの対策を見ていきましょう
自律神経の乱れを改善する呼吸法をする
自律神経が乱れている人は呼吸が浅くなっている事があります。
肩や胸で呼吸し、深く息を吸えない事があります。
肩や胸で呼吸する事に体が慣れていると、深く息を吸う為の筋肉である横隔膜が固くなり、息苦しさを感じる事もあるかもしれません。
肩や胸で呼吸をしてしまう人は腹式呼吸を意識しましょう。
肺は自律神経によって呼吸が調整されますが、その他、自分の意識でも呼吸を調整する事が出来ます。
呼吸を指揮する事で、意識的に自立神経のはたらきを調整する事が出来るので、呼吸法を意識する事は肌荒れ治療には重要なポイントとなるのです。
腹式呼吸の方法
腹式呼吸に慣れていない人は、次の流れで腹式呼吸をマスターしていきましょう。
- 仰向けに寝転ぶ
- お腹が徐々にひっこんでいく事を意識して、ゆっくりと口から息を吐く
- お腹が徐々に膨らむ事を意識して、鼻からゆっくりと息を吸い込む
- ゆっくりと口から息を吐く、鼻からゆっくりと息を吸い込む事を繰り返す
仰向けに寝転ぶと、お腹の動きを意識する事が出来る為、腹式呼吸の練習になります。
また、お腹は下腹部を意識して呼吸すると良いです。
お腹が徐々にふくらんだり、ひっこんだりすることを意識しながら、気持ちを落ち着けてリラックスして腹式呼吸を行いましょう。
腹式呼吸をマスターすると、仰向けに寝転ばなくても、自然と日常生活の中で腹式呼吸をする事が出来ます。
深い呼吸によって十分な酸素を体に取り込む事が出来、深くゆっくりしたリズムによってストレスなどで過剰にはたらいてしまっている交感神経を鎮める事が出来ます。
ストレス耐性もつくので、とても有効な自律神経の乱れ改善対策です。
自律神経訓練法を取り入れる
自律神経訓練法によって過剰にはたらいている交感神経を鎮め、ストレスを軽減させる効果があります。
また、自律神経訓練法は自己暗示にも良く使われる方法なので、ストレス軽減のほか、思い込み効果によって肌を美肌に導く事もできます。
自律神経訓練法も腹式呼吸を意識する事がポイントなので、是非腹式呼吸の方法も試してみてくださいね。
自律神経訓練法はとても長いプログラムなのですが、自律神経の乱れを整え肌荒れを改善するのであれば、長いプログラムをショートカットする事が出来ます。
具体的な流れを紹介します。
- 静かで物音のしない所へ行く
- 仰向けになる、寝ころべなければ体を締め付ける物を外し、ゆったり腰を掛ける
- 腹式呼吸で深呼吸を10回行う
- 目を閉じて、腹式呼吸を意識しながらゆっくり呼吸を10回する
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「右手が動かせないほど重くなってくる~、右手が温かくてぽかぽかしてくる、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「左手が動かせないほど重くなってくる、左手が温かくてぽかぽかしてくる、もう自分で動かすことが出来ない、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「右足が動かせないほど重くなってくる、右足が温かくてぽかぽかしてくる~、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「左足が動かせないほど重くなってくる、左足が温かくてぽかぽかしてくる~、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「お腹が温かくてぽかぽかしてくる、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「額に涼しいそよ風が吹いてくる、安心してリラックスしている」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「私はリラックスしてとても心地よい気分だ」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- ※※※ここで自分の暗示の言葉を入れると自己暗示が出来ます※※※
- 息を腹式呼吸で自然と吸う「意識がはっきりしてきた、目を空ければとてもすがすがしい気持ちで体が動く、体が羽のように軽く動く」と吐くときにゆっくりと心の中で言う(10回行う)
- 目を空けて手をグーパーグーパーして、足もストレッチする
自律神経訓練法をショートカットして自分流に多少アレンジしています。
自律神経訓練法は体を極限までリラックスした状態にまで持っていきます。
呼吸を深くする事で気持ちが自然とリラックスする効果や、ところどころに入っている自己暗示分によって体と心が本当にリラックスし始めます。
寝る前の自分の布団の中で行うと、いざ自律神経訓練法の途中で寝てしまっても安心です。
日々の生活リズムをつくる
自律神経の交感神経・副交感神経の乱れを改善するには生活リズムをただす事が効果的な対策です。
交感神経は日中働き、副交感神経は夜間睡眠時に働くのが理想的です。
人間の体には概日リズムと呼ばれる体のリズムがあります。
自律神経のはたらきはこの概日リズムによって調整されるのですが、概日リズムを作り上げるには生活リズムを正す事が一番なのです。
よく夜9時になると眠くなるという人がいます。
夜9時になると眠くなる人は今までの生活習慣から夜9時に寝る生活習慣がついているのです。
その生活習慣(生活リズム)に合わせて、自律神経の副交感神経が働く事で眠気が出てくるのですね。
生活リズムが正しい人は日中活動的に体を動かす事が出来ますし、リズムのはたらきで決まった時間に眠る事が出来るので質の良い睡眠をとる事が出来るのです。
睡眠は肌にとってとても大切な物ですから、肌荒れに効果的です。
また、日中の活動によって体の細胞に十分な酸素と栄養を届ける事が出来るので、新しいきれいな肌を作るのに効果的です。
運動をする
自律神経の乱れを改善するには運動を積極的に取り入れていきましょう。
運動をする事で交感神経を刺激する事が出来る事や、体の血流が改善される事で体の細胞に栄養や酸素がすみずみまでいきわたり肌荒れに効果があります。
また、運動をした後、しばらくの間、副交感神経が働くので副交感神経のはたらきでストレス緩和がされる事で、交感神経が過剰にはたらく事を防ぐことが出来ます。
運動をした日の夜は良く眠れる事で良質な睡眠をとる事が出来ます。
良質な睡眠は、新しい健康的な肌を作る上でとても重要ですから、運動を積極的に取り入れていきましょう。
激しい運動は交感神経を刺激してしまうので、ウォーキングなどの軽めの運動を行う事がおすすめです。
睡眠時の室温・湿度に気を付ける
睡眠時は室温・湿度に気を付けましょう。
せっかく自律神経の乱れを改善できたとしても睡眠環境が悪ければ睡眠の質が低下し、肌荒れが改善されません。
睡眠時は室温が24~26度あたりが人が過ごしやすいと感じるベストな温度だと言われています。
また、湿度は40~70%になるようにし肌が乾燥しすぎたり、逆にじめじめして寝苦しい状態にならないよう注意しましょう。
あまりにもジメジメした日はエアコンの除湿機能をつかったり、逆に乾燥している日は加湿器を利用し、上手に湿度調整をしましょう。
自律神経の乱れが肌荒れに! 原因と対策について知ろう! まとめ
自律神経には交感神経と副交感神経がありました。
自律神経の乱れというのは交感神経と副交感神経のバランスが崩れている状態で、睡眠や日常生活、血流、栄養状態などさまざまな影響が体にあります。
自律神経が乱れる事によって睡眠や血流、栄養状態、呼吸などに影響があるので、肌にも大きなダメージがあります。
肌は日常生活の中で受けたダメージを回復する事が出来ず、肌荒れになってしまうのです。
自律神経が乱れた事で肌荒れになったのであれば、自律神経の乱れを改善していくしかありません。
自律神経の乱れを改善するには呼吸法や、自律神経の訓練、運動や睡眠環境の改善など、さまざまな対策方法があります。
自律神経の乱れを改善して、肌荒れを効果的にはやくなおしていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様が充実したスキンライフを送れますように。