古くから香辛料として使われてきた「ヒハツ」の健康効果が話題になっています。
テレビの健康番組で「ヒハツ」の血管拡張の効果などが紹介されたのがきっかけで良く知られるようになりました。
「ヒハツ」は香辛料として今でも使われています。沖縄では「島コショウ」として親しまれています。
今回は、そんな「ヒハツ」の効果・効能について詳しく解説します。
ヒハツは古くから生薬や香辛料として親しまれてきた!
ヒハツはコショウ科のツル性の植物で「コショウ」に似た風味の実をつけます。
ヒハツの実はスパイスとしてインド料理や東南アジアの料理によく使われているほか、インドの伝統医学であるアーユルベーダでは薬草として使用されています。
ヨーロッパでは、古代ギリシアやローマで香辛料や生薬として使用されていましたが、大航海時代にコショウが輸入されるようになってヒハツの使用はすたれたと言われています。
漢方では、ヒハツは食欲増進や冷え症改善の生薬として使用されています。
日本では縄で「ヒハツ」の近縁種が「島コショウ」という名前で豚肉料理などの調味料に使われています。
私たちの身近なところでは、されています。
また、最近はヒハツを配合した健康食品がいろいろ発売されています。
「S&Bロングペッパー(パウダー)」15g 275円(税別)
最近、ヒハツの注目度が上がったきっかけの1つに、2016年の11月に放映されたテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」があります。
この放送で金沢医科大学病院の医師である赤澤純代さんが、機能しなくなった「ゴースト血管」がヒハツで血管機能が回復すると解説して反響を呼びました。
ヒハツの注目成分「ピペリン」
ヒハツの効果は「ピペリン」という成分によりもたらされます。
「ピペリン」はヒハツや胡椒などの辛みを生みだす成分で、抗菌作用があるので従来はおもに肉などの腐敗防止に利用されていました。
体温を上昇させ毛細血管の血行を促進する
「ピペリン」の毛細血管を拡張して血行を促進する健康効果が注目されています。
この「ピペリン」の毛細血管の拡張は、唐辛子の成分「カプサイシン」と同じように体温上昇作用で発生します。
「ピペリン」などの辛み成分は脳の視床下部に作用して毛細血管の拡張させ体温を上昇させる働きがあります。
「ピペリン」と「カプサイシン」はともに辛み成分で体温上昇や血行促進の効果があるピペリンとカプサイシンですが、ピペリンはカプサイシンに比べて発汗作用がおだやかで、胃への刺激も少ないと言われています。
エネルギーの代謝を活性化する
「ピペリン」にはエネルギーの代謝を活性化させる働きが期待できます。
「ピペリン」には脳内神経伝達物質のアドレナリンの放出をうながして、エネルギーの代謝を活性化する作用があることも報告されています。
栄養の吸収を促進する効果
「ピペリン」には栄養の吸収を促進する働きが期待できます。
二日酔い防止のドリンク剤などで使われるウコンの成分であるクルクミンは、ピぺリンといっしょに摂ると効果が高まるという報告もあります。
ヒハツの効果
ヒハツに期待できる効果について紹介します。
ヒハツの「体温上昇」「毛細血管の拡張」「エネルギー代謝の促進」などによって、次のような健康効果が期待できます。
ただ、ヒハツは食品です。ヒハツだけを摂取しても効果は期待できません。バランスの良い食事に加えて適量の「ヒハツ」を摂取しましょう。
冷え症の改善
ヒハツには「冷え性の予防」が期待できます。
冷え症は暖かくしてもなかなか手足が温まらない症状で、原因は末梢血管の血行不良にあります。
女性に冷え症が多いのはホルモンバランスの変化で血管の拡張や収縮をコントロールする自律神経が失調しやすいからだと言われています。
ヒハツは手足の毛細血管を拡張することで冷え症を改善することが期待できます。
肩こりの改善
ヒハツには「肩こりをやわらげる効果」が期待できます。
血行不良が続くと身体の組織への栄養補給や老廃物の排泄が滞ります。筋肉には疲労物質が溜まり、それが肩こりの原因になります。
ヒハツの血行を促進する働きにより肩の血流をアップさせて「肩こりをやわらげる効果」が期待できます。
美肌効果
ヒハツには「美肌効果」が期待できます。
肌のへの水分や栄養の補給というと化粧水や美容液を思い出す人も多いでしょうが、その役目の大部分をになっているのは血液です。
皮膚も血行がとどこおることで、顔色が悪くなるのはもちろん、栄養や水分の補給が不足して、乾燥肌などのトラブルを起こしやすくなります。
ここでもヒハツの血行促進効果が肌の健康増進と美しさの維持に役立つことが期待できます。
ダイエット効果
ヒハツには「ダイエット効果」が期待できます。
ヒハツの体温上昇効果とエネルギー代謝の促進効果で摂取カロリーの消費が増えるので、ダイエットにも効果が期待できます。
むくみの改善
ヒハツには「むくみの改善」が期待できます。
末梢血管の血流を改善することで、皮下組織に貯まった水分を回収して顔や手足のむくみを解消することが期待できます。
EDの改善
ヒハツには「EDの改善」が期待できます。
男性の勃起機能にトラブルが生じるEDにはいろいろな原因がありますが、基本はペニスの海綿体組織への血液の充填(じゅうてん)が不足することにあります。
ヒハツの血管拡張作用はペニスへの血行促進も期待できます。
インドのアーユルベーダでヒハツが精力増強の生薬としても用いられている理由はここにあるのかもしれません。
脱毛予防効果
ヒハツには「EDの改善」が期待できます。
ヒハツの末梢血管の血行改善作用は脱毛の予防にも効果があると考えられており、育毛剤に配合されることがあります。
ヒハツが手軽の摂れるサプリメント
ヒハツが手軽に摂取できるサプリメントを紹介します。
金時ショウガ+ヒハツ+クラチャイダム
90粒(30日分) 税別2,979円(アマゾン価格)
身体を温める3つの健康食品、金時ショウガ、ヒハツ、クラチャイダムを配合した、冷え症改善のサプリメントです。ぽっぽ
60粒 30日分 税別1,490円(DHCオンラインショップ価格)
ヒハツの他に、エゾウコギ、田七ニンジンなどの体を温める7つの成分が配合されています。シトルリン・ヒハツ
120粒30日分 税別1,490円(アマゾン価格)
血行改善効果があるといわれるアミノ酸の1種のシトルリンとヒハツを配合したサプリメントです。抜け毛の予防をうたった商品ですが、血行改善による他の健康効果も期待できます。大正製薬 ナチュラルケア 粉末スティック ヒハツ
3g×30袋 2,180円(アマゾン価格)
ナチュラルケア 粉末スティック<ヒハツ>は血圧が高めの方に適した機能性表示食品です。機能性関与成分『ヒハツ由来ピペリン』が高めの血圧を改善し、正常な血圧を維持します。
まとめ
ヒハツの効果・効能について解説しましたが、いかがでしょうか?
ヒハツの「体温上昇」「毛細血管の拡張」「エネルギー代謝の促進」など働きによってさまざま効果が期待できます。
薬ではないので、食べたらすぐに効くという分けわけではありませんが、日頃の食生活の中に「ヒハツ」を取り入れてみてください。
長く続けることで良い効果が出るはずです。