イマドキ女子も意外と知らない?オーガニックの基礎知識

みなさんこんにちは!
みなさんは「オーガニック」と聞いて何をイメージしますか?
「カラダによさそう!」「おしゃれな感じ」「エコなもの?」「流行りのものなのかなー」など、なんとなくイメージできても、実際のところよくわからない方も多いのでは?
 
そこで今回は意外と知らない「オーガニック」の基礎知識をお伝えします!
 

きっかけはロハス?

オーガニックという言葉が広がった背景にはロハスという考え方があったと言われています。
ロハスとはLifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字をとったもので、健康的で持続可能な社会を実現する生活スタイルのことを言います。
 
この考え方は1990年代のアメリカが大量生産・大量消費を繰り返して環境汚染が深刻化している時代に生まれました。
具体的には、
 
・環境にやさしいライフスタイル。
・持続可能な経済の実現
・予防医学・代替医療を心掛け、なるべく薬に頼らない。
・ヘルシーな食品やナチュラルなパーソナルケアー製品を愛用する。
・自己啓発のために投資する。
などが挙げられます。

知っているようで知らない、そもそもオーガニックとは?


ではオーガニックとはなんなのでしょうか?
オーガニックとは、“化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす言葉。”(デジタル大辞泉より引用)
とあります。
また、日本ではここ数年で聞かれ始めたオーガニックという言葉ですが、そもそも使われはじめたのはじつは1940年ごろのこと。アメリカで無農薬農業を提案する人が現れたことがきっかけでした。
化学物質や農薬などを大量に使用することによる環境破壊などの問題が各地で発生。先ほど述べたロハスの考え方も重なったことによってオーガニックという考え方が浸透していった経緯があるようです。
 
ちなみに日本でオーガニックブームが起きたのは3,4年ほど前。大人気モデルのミランダカーをはじめとするセレブやモデルたちが火付け役となり起こりました。スムージー、シャンプー、コスメなど多くの商品が発売され、どれも「おしゃれ」で「かわいい」イメージを与えるビジュアルでたちまち大人気になりました。
 

オーガニックにも基準がある!


では、無農薬であればなんでもオーガニックなのかというとそうではありません!
日本では農林水産省がオーガニック食品の認定である、有機JAS認定を行っています。

この認定がどういう基準で行われているかというと、

“農業の自然循環機能の維持増進を図るため、化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させるとともに、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した栽培管理方法を採用したほ場において生産されること。”
 
とあります。
難しく書いていますが、

・自然環境の循環をよりよくするために
・自然由来のものを使って
・環境に負荷をかけずに持続的に生産しているもの。
 
以上の条件を満たしているものが日本政府の認めるオーガニック食品だということになります。
 
また、制限事項として
・2~3年化学肥料を使っていない土壌であること。
・遺伝子組み換えの苗や種を利用してはいけない。

等があり、厳しい認定基準をクリアしたものが晴れてオーガニック食品と認められます。
ほかにも、アメリカからの輸入品にはオーガニック商品の場合、「USDA」マークがついています。
 

Image courtesy of USDA National Organic Program
 
USDAとは、米国農務省(United States Department of Agriculture)のことで、アメリカの政府機関で、USDAによるオーガニック認定は日本よりも厳しいんです。
 
特に日本との大きな違いは、
「オーガニック栽培を計画する証明資料及びオーガニック製品を提出し、政府の承認を得た検査官による現地査察」
があるという点です。アメリカというとジャンキーであまり健康的ではないイメージですが、そのイメージとは裏腹に、州によってはより厳しいオーガニック認定が独自に決められているほどのオーガニック先進国なんです!

こんなものもオーガニック!!

オーガニックと言えば食品を思い浮かべる方も多いと思いますが、オーガニック商品はほかにもたくさんあります!
 
1、 オーガニック洗剤・石鹸


肌が気になる方でも、肌を洗う洗剤の成分まで気にしている方は少ないのでは?
オーガニック洗剤は自然由来の成分で作られており、中には排水後は微生物によって分解され自然に還るほどの徹底したこだわりがあるものもあるんです。
なのでまだ肌の弱い方や赤ちゃんにも、化学薬品の心配をせず利用していただける洗剤になっています。
 
2、 オーガニックタオル

日頃肌に触れるものではありますが、製造方法や理念まで考えて選んでいる方は少ないのではないでしょうか?
オーガニックタオルとは、無農薬、自然由来、フェアトレードであるという条件をクリアしたオーガニックコットンで作ったタオルです。
製造過程において有害物質を使用せず、赤ちゃんが口に含んでも安心である保証がされているものもあり、お子さんへの有害物質による悪影響などが心配な方にお勧めです。
 
これらのオーガニック商品に共通するのは、

1、 化学的な成分を使用しておらず、自然由来にこだわっている。
2、 それにより人体や環境への負荷を最小限に抑えている。

という点です。
つまり、オーガニック商品は食品だけに関わらず、人にも地球にも優しいということなんです!

ただ、注意すべきポイントも・・・


オーガニックはいいことだ!そう思ったかたもいらっしゃるかもしれませんが、デメリットや気を付けたいこともあるんです・・・
 
1、 コストがかかる!
ここはみなさんが気になるところだと思います。
オーガニック食品などは、通常の価格帯よりも2~3割高いとされています。というのも、私たちがスーパーなどで安く安定的に野菜や果物などを買えているのは、農薬で大量の農作物を栽培し、管理しているからです。その農薬や遺伝子改良を行った作物を使わず、害虫や環境から作物を守りながら栽培するには多大なるコストがかかります。そのため、安定的な供給も難しいです。
 
2、 傷みやすい・劣化しやすい。
保存料などを使っていないので農薬などを使用したものよりも傷みやすく、早めに食べなければいけません。そういった点では、買いだめもあまりできないのでこまめに買い物に行かなければいけない点もデメリットになりかねませんね。
 
3、 オーガニックを謳っているだけの商品もある!
「オーガニック」「有機栽培」「無農薬」などと広告に表示すること自体は罰則規定がなく、規制することができないのが日本の現状です。なので、オーガニックだと言われても必ず認証マークを確認しましょう。

おさらい


専門的な話もありましたが、最後にここだけは押さえておきたいポイントをおさらいします!
 

1、 オーガニックは持続可能な環境を実現するためのライフスタイル!
2、 自然由来の力で農作物を育てているので、化学的な汚染から身を守れる!
3、 本当に安全なのか、オーガニック認定を受けているかを自分でチェック!
 
これからの人と地球のことを考えたライフスタイル、「オーガニック」。
みなさんも生活の中に「オーガニック」を取り入れてみてはいかがでしょうか?