数回にわたり、ファンケルさんがローソンで販売している、無添加化粧品について取り上げています。
今回はその中の、エイジングケア洗顔クリームを取り上げます。
洗顔クリームとなってますが、要は洗顔フォームです。
このシリーズはなかなか複雑で、次の3パターンで商品化されてます。
1.ファンケル自社店舗で売っているそのままの商品
→マイルドクレンジングオイル、洗顔パウダーしっとり、化粧液しっとり、乳液しっとり、マイルドクレンジングジェル、エイジングケア洗顔クリーム
2.ファンケル自社店舗で売っているものを、処方を変えてコストダウンした商品
→モイスチャライジングマスクマスク(シート状マスク)、
3.ファンケル自社店舗で売っていない、新しい発想の商品
→クリーミィ泡洗顔料、ミストローション モイストチャージ
今回取り上げるエイジングケア洗顔クリームは、「1.ファンケル自社店舗で売っているそのままの商品」にあたるものです。
当初は、「2.ファンケル自社店舗で売っているものを、処方を変えてコストダウンした商品」だと思っていました。
これをコストダウンしたのかな、という商品も有りましたし(これは名前も似てて、BC洗顔クリーム 2571円/90g と言う商品なんですが)。
実際にエイジングケア洗顔クリームは、当初は自社店では売っていなかったし。
しかし気がつくと、同じ商品で自社店販売が開始されてました。
どうやらローソンで、「先行販売します」というスタンスだったようです。
ややこしい(^_^;)
しかも、ファンケルさんは、この洗顔クリームにすごく力を入れているようで。
気付いたら、ファンケル自社店から「エイジングケア洗顔キット」という物が出てた。
これがこのエイジングケア洗顔クリームと、大人気のマイルドクレンジングオイルのお得セットなんですよ。
値段は980円/1セット。
このマイルドクレンジングオイルはハーフサイズの60mlなんですが、エイジングケア洗顔クリームはフルサイズです。
エイジングケア洗顔クリームだけでも、普通に買うとローソンで買ってもファンケル自社店で買っても1本1512円/90gなので。
このセットは超お得です。1回しか買えないけど(^_^;)
化粧品犬はファンケルのネット会員では無かったので、良い機会なのでこのセットも購入してしまいました(^_^;)
ややこしいのは似た名前の「洗顔トライアルキット」というセットが出ていて、これもマイルドクレンジングオイルのハーフサイズと「洗顔パウダーしっとり」のセットなんですよ。
値段も同じ980円/1セット。本当に間違えやすい。
そんなわけで、とりあえすファンケル×ローソンのエイジングケア洗顔クリーム 製品写真を公開。
でここからの、ファンケル×ローソン版とファンケル自社版のエイジングケア洗顔クリームを比較してみます。
ねちっこくて済みません(^_^;)
表面は一緒だけど、裏面の表記が少し違います。
これはそのうち統一されてしまうかもですね。
あと外箱は違う。ファンケル自社店版の方は、見辛いですけど紙箱です。
この商品の@cosmeの評価は、どうかというと。
クチコミ 41件、注目人数 53人、評価点4.5点と。
ファンケルさんが力を入れている割に伸び悩んでますね(^_^;)
@cosmeからモニタープレゼント企画をやったようなんですが(@cosmeを使った典型的なPR手法)、それでこの結果はちょっと(^_^;)
ただ商品の欠点を挙げる人はいない評価ですね。
この商品のコンセプトは以下の通りです。
(製品ページなどから構成)
1)スピーディに泡立ち、なめらかで明るい肌に洗い上げるクリーム状洗顔料です。
2)植物由来のくすみケア成分配合で、くすみのもとになる古い角層や毛穴につまった角栓・黒ずみを取り除きます。
角質ケア成分:西洋なしエキス。毛穴ケア成分:プルーン酵素エキス。
3)アミノ酸系洗浄成分が、肌に必要なうるおいはしっかり残し、つっぱらずしっとりした洗い上がり。
とのことです。
CM動画もあります。
この動画でも、くすみ云々を言ってますね。押しポイントなんですね。
成分の解析は後編でやる予定なのですが、裏面をさらっと見る限り、ここに出てくる「うるおいはしっかり残すアミノ酸系洗浄成分」はココイルグリシンKのことですね。
最近アメブロでかずのすけさんに叩かれていた素材です。修正されたのか大分マイルドになりましたが。
この回でかずのすけさんはアサヒ研究所の「素肌しずくプラセンタ泡洗顔」という商品を取り上げられていて、どうもこの商品はココイルグリシンKが主洗浄剤で、若干刺激があったようですね。
でまあ、ココイルグリシンKについて、どう書かれているかというと。(以下引用)
思えばアミノ酸系界面活性剤は中性の域のアミノ酸を親水基とするときは構造に「メチル基」というものを差し込まないと弱酸性で安定しないはずでした。(だからラウロイルメチルアラニンNaは「メチル」がついてる)
つまり本来ココイルグリシン塩は弱酸性の洗剤にはなりえなかったのです。
その為に改良されたのが「ラウロイルサルコシンNa」という成分で、
サルコシンは別名「メチルグリシン」。うまく中性~弱酸性に対応する為にグリシンにメチル基を差し込んだ成分がラウロイルサルコシン塩だったというわけです。
つまりココイルグリシンKは弱酸性では構造が分解してしまう可能性大で、
性質的に非常にセッケンと似ていると言えます。
ただpHの低さ的にはセッケンほどの洗浄力や脱脂性、刺激性は無いということになるので、
アミノ酸系だけどアルカリ性で比較的さっぱり洗える洗浄剤
(セッケンよりマイルド)
(引用終わり)
かずのすけさんがこの回で書かれていることは、最近液体洗浄剤を出されたせいか、誤解が多いです。
今回の洗顔フォームのような析出系なら、当然話は変わってきます。
今回取り上げているエイジングケア洗顔クリームは、正にかずのすけさんが「なりえない」と言われた「中性~弱酸性の製剤」でかつ、「構造も分解せずに」クリーム剤系を保つというものですね(^_^;)
ココイルグリシンKが、かずのすけさんがが想定されてない、中性~弱酸性でどのように洗えるのかがポイントです(^_^;)
そして、今回これを使用した感想ですが。
乾燥後はつっぱりも無く、洗顔パウダーの時に感じた皮一枚残った感も無く良好でした。
刺激も無し。そこはとても良いです。
しかし、泡立ちが微妙です。比較的重い泡は作れるのですが量が少なめ。
そこはまあ良しとして顔を洗うと、洗い流し時の泡切れというか泡消え?が、とっても速い(^_^;)
これはちょっと、違和感がありますね。
泡立ちと乾燥後のどちらのを重く評価するかで感想が割れそうな商品です。
後編に続きます。
後編は処方内容の詳細に解析する予定です。