下痢が続く原因とは?大人の病気別症状からわかる驚きの実体験!
下痢には様々な原因があり、いろんな病気が潜んでいますが、
症状としては何度もトイレに駆け込まないと行けない辛いもの・・・・
ということぐらいで、その原因がわからないことが多いですよね。
そこで、今回は様々な病気の症状から
一体どんな病気だったのか?
実体験を交えてご紹介したいと思います。
*NHKの「チョイス」で放送された内容になります。
食中毒
ケース➀
1年前これまでに経験したことのない下痢に襲われたAさん。
最初は寒気を感じ、その後体が怠くなり熱を測ると39度。
病院へ行ったのですが「異常なし」ということで帰され解熱剤のみを
処方していただいたんだそうです。
しかし、その直後から激しい下痢に襲われはじめ、
何度もトイレに駆け込みます。(1日に20回)
水のような下痢で、トイレから出たらまたすぐトイレという状態。
解熱剤を飲んでいても40度越えの熱プラス下痢という症状が続き
苦しくて大変なので再び病院へ。
検査をしてもらった結果は、カンピロバクター菌が増殖したことが原因
の食中毒でした。
もともと人の体内には存在しない菌で、食事と一緒に体内に入り菌が増殖します。
免疫細胞が菌へ攻撃することで高熱がでて、菌を排出するために下痢が起こるのです。
原因がわかったところで抗生物質を飲み、すぐに熱は下がり、
下痢の回数も4回ほどに減少したんだとか。
ではこの菌は一体どこで感染したのでしょうか?
通常は肉から感染すると言われており、
生で肉を摂取したり、加熱が不十分だった場合に感染するカンピロバクター菌。
記憶を辿ると4日前に食べた焼肉が原因だったとのこと。
ホルモンやセンマイなどホルモンに菌が潜んでいることが多い。
・生焼けの肉を食べてしまった
必ずトング・お箸を使い分けることが重要で、
お肉はしっかりと焼くこと!
85度以上で5分以上焼くのが効果的なんだとか!
(表面だけ焼くことが多いが、処理肉には菌が潜んでることが多いので良く焼くこと!)
そして調理器具・布巾などをしっかり除菌する!
抵抗力が落ちている人、老人・子供は感染する率が高いので注意。
菌血腫・リンパに入るなど重篤になる人もいるので、高熱・多発する下痢があれば受診をしましょう。
潜伏期間としては・・・5日~7日、長い間では10日
その他の食中毒
O157 牛肉
0111 牛肉
026 牛肉
腸炎ビブリオ・・・魚・貝
ノロ・・・牡蠣
井戸水・・・周辺の汚染が混入していたり、消毒されていないので、一度沸騰させる
急に起こる下痢が一番怖いのは脱水!
お水・お茶、一番いいのはスポーツドリンクで防ぐこと
高熱・痛みなど全身症状が出たら病院へ。
急性下痢は感染症で起こっていることが多いので、基本的に薬で止めてはいけません。
なので出たものを補給するための水分補給が一番重要になります。
そして市販の飲み薬は絶対に使用しないでください!
過敏性腸症候群
ケース➁
5年前から毎日下痢に悩まされていたAさん。
内視鏡検査をしたが、がん・ポリープはなく異常なし。
しかし、下痢はさらにひどくなり生活に支障がでてきたんだそう。
いつもトイレがないと・・という不安感で外出ができなくなるほどに。
下痢に詳しい先生から「過敏性腸症候群」と診断されます。
腹痛+便秘
腹+や便秘・下痢
というパターンもある。
ストレスによる腸の動きに異常が出るこの病気。
学校や会社に行くことそのものがストレスでずっとトイレにいるようなことがある人もいるそうです。
ストレスで蠕動運動をするように指令がでてしまい下痢になる。
下痢になるとトイレがないと不安・・・と不安そのものがストレスになり下痢が加速してしまいます。
Aさんは定年退職してやることなく暇を持て余すようになってから
下痢が始まった。
仕事を辞めたことがストレスだった。
→腸の働きを良くし神経伝達物質を薬で抑えることで下痢は改善されるので、
薬を飲むことで病気は治る。
専門医を受診することが大切。
腸の中にはたくさんの神経細胞があって、第2の脳と言われている。
精神的なストレスは腸の動きに異常が起こり、これが脳に伝わりストレスとなり
さらに加速します。
子供が学校行きたくない!おなか痛い!というのはまさにコレ。
若い男性に多いのがこの病気だが、
神経伝達物質・遺伝(2割)・腸内細菌・運動の異常で起こるのですが、
現在患者数は1000万人くらいいると言われている。
3か月以上、月に3日以上の下痢が続く人の場合はこの病気が疑われます。
ヨーグルトはこの病気に効果的だと言われていますが、
ミルクに耐性がない人には症状が悪くなることもあるので、
その場合は豆乳ヨーグルトを食べるなどで改善してみましょう。
薬物療法
これらで改善がされず根が深い場合は、↓
心理療法が効果を発揮するので心療内科へかかってください。
弛緩、催眠、認知行動療法などさまざまな治療法があるようです。
潰瘍性大腸炎
ケース➂
10年近く酷い下痢に襲われていたAさん。
15歳の時血の混じった便が出たのですが、
病院へ行くと「潰瘍性大腸炎」だと診断されます。
でも症状はそんなになかったので軽く考えていたんだそう。
大腸の粘膜で炎症が起こり、潰瘍が次から次へとできる病気。
激しい下痢・腹痛・下血に襲われ、
日常生活ができなくなる怖い病気です。
この病気はなぜか守ってくれるはずの免疫細胞がなぜか大腸を攻撃する
という病気だそうで、
良くなっても何度も再燃してしまう、この病気の一番大変なところ。
なかなか治らない難病指定されている病気の一つです。
TNFα阻害薬という薬が現在効果を発揮するようですね。
大腸で暴走している免疫細胞を抑えることができる薬!
↓
Aさんはこれを投与してから下痢の回数が減り、生活の質もよくなり改善されました。
2か月に1度の薬投与のみで良くなったそうです。
ステロイドよりとても体に優しいのでいい反面、
1回の投与で30万円。
国指定の難病(重要かつ治さないといけない病気)ということで、
大体3万円くらいで済むよう補助が下りるそうですが・・・・
それでも治療費がばかにならず大変です。
番犬(免疫細胞)に手をかまれるというイメージの病気ですよね。
原因不明の難病で若い人に多くかかる病気。
過去10年で患者数が3倍にも増加した難病なんだそうです。
食生活の欧米化・小麦食などが関係している。
男女比は同じ。
単なる下痢ではなく何かのSOSだということがわかるので、
続く場合は必ず病院へ行くことが重要です。
糖尿病・甲状腺の病気でも下痢になるので
消化器内科を受診して相談しましょう。
まとめ
一言で下痢と言っても
その裏では様々な病気が潜んでいるということがわかりました。
急性の下痢であれば2,3日脱水症状を気にしながら
回復を待てばいいですが、
長く続くようであれば是非受診をして
早期発見早期治療で体を守っていきましょう。
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