ココナッツオイルは海外セレブのミランダ・カーなど多くの芸能人が愛用している美容アイテム。

「ココナッツオイルでもクレンジングができるのかな?」

「食用のココナッツオイルでも、クレンジングをしたら美容効果が得られるのでは?」

と考えた人もいるのではないでしょうか。

メイクをしている人ならクレンジングは欠かせないので、できるだけ肌に負担を与えない商品を選びたいですよね。

そこで本記事では、ココナッツオイルでクレンジングをしたときのメリットと、クレンジングを実際に体験してみた感想を紹介していきます。

ココナッツオイルでクレンジングをする3つのメリット

ラウリン酸の効果で肌トラブルに強くなる

ココナッツオイルには、母乳にも含まれている「ラウリン酸」が豊富に含まれています。

このラウリン酸には、抗炎症作用・免疫力強化・低刺激という3つの特徴があり、肌トラブルを防ぐ効果が期待できます。

ラウリン酸がもつ3つの特徴

▼抗炎症作用
ニキビなど肌の炎症を抑える働きがある。

▼免疫力の強化
細胞の生成を高めて免疫力をあげるため、肌トラブルに強くなる。

▼皮脂とよく似て低刺激
ラウリン酸は皮脂に良く似た構成の成分なので、肌に使用しても低刺激。
また、皮脂の代わりにもなるため、皮脂不足が原因の乾燥肌の人のもおすすめ。

ラウリン酸には、クレンジングをしながら肌トラブルを防ぐ効果が備わっているため、繰り返し起きる肌トラブルに悩まされているという人にもおすすめですよ。

ビタミンEの抗酸化作用でエイジングケア

ココナッツオイルには別名として若返りのビタミンともいわれるビタミンEが配合されています。

ビタミンEは酸化を防ぐ「抗酸化作用」があるため、肌の老化の原因である活性酸素を除去する働きがあるのです。

肌は、紫外線から肌を守るために、免疫力を高める働きをする活性酸素を発生します。

活性酸素の働きにより紫外線から肌を守ることはできるのですが、活性酸素自体も肌に「酸化」という悪影響を与えます。

酸化とは、いわゆる身体のさびのこと。

10円玉や自転車がいつの間にかさびてしまうのと同じように、肌の細胞もだんだんとさびて、肌のくすみやしみなど老化を招く原因になります。

ビタミンEは、身体のさびのもとである活性酸素から肌を守る働きをするため、加齢が原因のエイジングケア※に効果が期待できます。

※エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことを指します。

ヘアケアやボディケアにも万能!

ココナッツオイルでクレンジングをする3つめのメリットは、ココナッツオイルがクレンジング以外にも使える万能アイテムだということ。

ココナッツオイルは自然から搾取された天然のオイルなので、肌に使用することはもちろんのこと、他にもさまざまな使い方が可能です。

ココナッツオイルの便利な9つの使い方

▼クレンジングオイルとして
ココナッツオイルが化粧品の油分と馴染むため、メイク落としに使える。

▼スキンケアとして
化粧水や美容液を使用後、ココナッツオイルを顔に薄く伸ばすことで保湿になる。

▼スペシャルケアとして
フェイスパックに ココナッツオイルとはちみつを1:1の量で混ぜてフェイスパックとして使用する。
ココナッツオイルの抗酸化作用によるアンチエイジング効果、はちみつによる保湿効果が期待できる。

▼リップクリームの代用として
保湿効果が高いので唇にココナッツクリームを薄く塗ることで乾燥対策ができる。

▼ボディケアとして
ボディクリームとして身体全体に塗ると保湿効果につながる。

▼ボディスクラブとして
ココナッツオイルに砂糖や塩を混ぜてボディスクラブとして使用すると、心地よいマッサージ効果を得ることが可能。

▼マッサージ用のオイルとして
リンパマッサージなどのマッサージオイルとして使用すると、肌すべりがなめらかでマッサージしやすい。

▼ヘアケアとして
ドライヤー前の髪の毛に塗ることで、熱から髪を守ることができる。
また塗りながら頭皮マッサージを行うと、頭皮汚れを流しやすくする効果もある。

▼食用オイルとして
基本的にココナッツオイルはスキンケアと食用、どちらも使える商品が多い。
ココナッツオイルは食物繊維が豊富なため、便秘解消にも期待できる。
(食事から取り入れる例)
・コーヒーに混ぜる、トーストに塗る、調理用油として使用する等
※注意事項に食用不可と記載されている場合は控えましょう。

以上のようにココナッツオイルはクレンジング以外にもさまざまな用途ができるため、1つ持っているだけで多くの役割を果たしてくれます。

スキンケア化粧品やボディケア用品をいくつも揃えるよりも、ココナッツオイルを1つ買ってさまざまなスキンケアに取り入れたほうが値段的にも安く済む、なんて人もいるかもしれませんね。

ココナッツオイルクレンジングの前に4つの疑問

ココナッツオイルが肌にいいというのはなんとなく分かったけれど、いざ肌に使うとなると色々な疑問が出てくる…という人もいるのではないでしょうか。

普段使わないオイルを使用するのだから、さまざまな疑問が出てくるのは当然のこと。

ここではココナッツオイルを使ってクレンジングをするのが初めて、という人が気になるいくつかの疑問に答えていきます。

【疑問1】「ヴァージンココナッツオイル」とは

ココナッツオイルに関する1つ目の疑問は、ココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルに違いはあるのかどうか、ということ。

店頭に並んでいるココナッツオイルを良く見てみると、「ココナッツオイル」と「ヴァージンココナッツオイル」があり、微妙に商品名が異なります。

ココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルの違い

 

通常の
ココナッツオイル

ヴァージン
ココナッツオイル

抽出
方法

乾燥したココナッツを使用
加熱させて一気に抽出

生の果肉から圧搾
低温でじっくり抽出する

加工

脱臭加工
漂白加工

無精製
無添加

栄養価
美容効果

低い

高い

※「エキストラヴァージンココナッツオイル」というココナッツオイルもありますが、これは最高グレードを意味します。
しかし日本では「エキストラヴァージンココナッツオイル」に明確な規定がないため本記事では説明を省略します。

通常のココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルの大きな違いは、「加工をしているか、していないか」という点です。

通常のココナッツオイルは、ココナッツ独特の香りを消すための脱臭加工や、見た目を良くする漂白加工がされています。

加工の工程では、肌トラブルの原因になりかねない添加物が使用されることもあるため、クレンジングには不向きでしょう。

一方、ヴァージンココナッツオイルは未加工なので安全かつ、天然の美容成分がそのまま残っています。

安全性が高く、美容成分も豊富に含まれているため、クレンジングで使用するのはヴァージンココナッツオイルにしましょう。

【疑問2】食用ココナッツオイルを肌に使うときの注意

ココナッツオイルは、食用かスキンケア用かによっても分けることができます。

家にあるものは食用のココナッツオイルだけど、スキンケアに使っても良いのかどうか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。

食用のココナッツオイルとスキンケア用のココナッツオイルでは、以下のようにいくつかの違いがあります。

 

食用

スキンケア用

精製方法

風味を残すために
ある程度の不純物は残す

角質層への浸透を考えて
不純物は極力取り除く

肌なじみ

なじみにくい

なじみやすい

添加物

品質を保つため
酸化防止剤などが
配合されている可能性も

肌に刺激を与える
添加物は基本不使用

根本的なことを考えると、同じココナッツから作られたオイルなので肌に使用したら絶対に悪影響!ということはありません。

ただ、肌に使用するココナッツオイルは肌なじみをよくするために不純物を丁寧に取り除くなど精製過程で手間をかけて作られています。

一方食用のココナッツオイルは、口に加えても品質が変わらないように添加物を入れている可能性もあるため、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

食用のココナッツオイルをスキンケアに使用する場合には、添加物が配合されていないヴァージンココナッツオイルを使用してください。

【疑問3】敏感肌やアトピー肌の人の使用方法

乾燥肌や敏感肌、アトピー肌の人は、なかなか自分の肌に合うスキンケア化粧品がなく悩んでいることも多いですよね。

スキンケア用として作られているココナッツオイルは、肌への負担が少ない成分で出来ているため、基本的に敏感肌やアトピー肌の人でも使用できることが多いです。

(※症状の程度によって個人差あり)

それだけではなく、ココナッツオイルにはアトピー肌や敏感肌に効果的にアプローチする3つの効果的な特徴があります。

敏感肌やアトピー肌へ効果的にアプローチ!
ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」

▼免疫力強化
肌の免疫力を強化することで、肌そのものが外部刺激に強くなる。

▼抗菌作用
抗菌作用により、アトピー性皮膚炎の原因である黄色ブドウ球菌の増殖を抑制する。

▼抗炎症作用
抗炎症作用によって、敏感肌やアトピー肌の炎症に働きかけることができる。

以上のように、ココナッツオイルは敏感肌やアトピー肌にも効果的な働きをする成分が含まれています。

ただ、敏感肌やアトピー肌は人によって症状の程度はさまざまなので、使用前には自分の肌に問題がないかパッチテストをしましょう。

【疑問4】固体から液体に戻しても品質は変わらない!

ココナッツオイルでクレンジングしようと思ったけれど、普段のクレンジング料と違い固まっているのでどのように扱えばいいのか分からない、という人もいますよね。

ココナッツオイルは、約24度以下になると固まる性質をもつため、個体になっていたら手のひらの体温で温めると液体に戻すことができます。

固体から液体に戻してもココナッツオイルの品質は変わらないので、固まってしまったら温めて液体に戻してから使ってください。

ココナッツオイルを固体から液体に戻す方法

▼手のひらに適量をのせて温める

▼瓶のまま、25度以上のぬるま湯で湯せんして溶かす

特に秋冬などはココナッツオイルが固まりやすいので、ぜひ上記の方法でココナッツオイルを溶かしてからクレンジングをするようにしてください。

注意!

  1. ココナッツオイルは「油分」なので、電子レンジで温めると火災の危険に繋がるので絶対に避けてください。
  2. 固形のココナッツオイルを肌に直接塗ると摩擦が肌への負担になりかねないので、控えるようにしてください。

ココナッツオイルを徹底比較!クレンジング体験レポ

ココナッツオイルでのクレンジングを実際に試してみよう!と思っても、どの商品も名前が似ていたりして、どれを選んだらいいのか分からないですよね。

そこで、本記事では3種類のココナッツオイルを購入して、3つのポイントから商品力の違いを徹底比較してみました。

用意した3種類の商品はクレンジングに使用するということが前提なので、どの商品も「ヴァージンココナッツオイル」を用意しています。

ココナッツオイルでクレンジングをしたいけれど、商品を決めかねているという人は、ぜひ実体験レポートを参考に商品を選んでくださいね。

ヴァージンココナッツオイル
徹底比較ポイント

  1. クレンジングしたときのメイクの落ちやすさ
  2. 価格からみた購入しやすさ
  3. 使用感(テクスチャー)
  4. 美味しさ(香り・味)

3種類のココナッツオイルをご紹介 

ヴェントゥーノ ココナッツエンジェル

内容量 75g

価格 4104円(税込)

成分 ヤシ油・トコフェロール

ハンズ オーガニック エクストラバージンココナッツオイル

内容量 185g

価格 1296円(税込)

原材料名 有機ココナッツオイル

Dr.ブロナー バージンココナッツオイル

内容量414ml

価格 2700円(税込)

原材料名 食用ココナッツ油

【比較①】メイクの落ち具合

クレンジングといえば重要なのはやはりメイクがしっかり落ちるかどうかという点。

そこで二の腕にメイクアップ化粧品(アイブロー・アイシャドー・アイライナー・マスカラ・口紅)を塗り、1種類ずつ落ちるかどうか比較してみました。

メイクの落ち具合の比較結果!

 評価(5点満点)
ヴェントゥーノ
3商品の中では一番メイク落ちを感じた。
ハンズ
メイクが浮いてくるのが遅かった。
Dr.ブロナー
メイク落ちはほとんど感じられなかった。

ヴァージンココナッツオイル3種類でクレンジングをした中で、一番メイク落ちが良かったのは「ヴェントゥーノ ココナッツエンジェル」でした。

他の2つの商品と比較すると、メイクが浮いてくるのが早く、特にマスカラが浮いてくるのが早かったため一番しっかり落ちているように感じました。

ただ、3種類を使用してクレンジングをしてみて1番思ったことは、一般的なクレンジングオイルと比べたらどれもメイクが落ちにくいということ。

普段から洗浄力の強いクレンジングオイルを使用している人だと、ヴァージンココナッツオイルのみを使用して落とすのは一苦労するように感じました。

もしもヴァージンココナッツオイルを使用してクレンジングをするのであれば、以下のように正しい手順でスキンケアを守るといいでしょう。

メイクをしっかり落とすクレンジングの手順

  1. ポイントメイクリムーバーを使ってアイメイクをある程度落としておく
  2. ヴァージンココナッツオイルで肌をこすらず優しく撫でるようにクレンジングをする
  3. 洗顔料を泡立てて、洗顔も泡で肌を撫でるように行う
  4. タオルですすいだ水分を吸い取るように優しく拭き取る

ヴァージンココナッツオイルでのクレンジングは、一般的なオイルクレンジングと比べると落ちにくいのでゴシゴシと肌を擦り洗いしたくなりますが、摩擦は肌への負担が大きいので控えましょう。

擦らずに優しく洗うためにも、クレンジング前のポイントメイクリムーバーとクレンジング後の洗顔は必ず行ってください。

【比較②】価格帯からみた購入のしやすさ

スキンケア化粧品は、肌に合う商品を継続して使用し続けると、美容効果を感じることができるようになっていきます。

同じスキンケア化粧品を継続して使用していくために必要なのは商品の購入しやすさですよね。

そこで3つのヴァージンココナッツオイルの価格帯を比較してみました。

 

5mlあたりの価格

ハンズ

29.7円

Dr.ブロナー

32.6円

ヴェントゥーノ

約256.5円

ヴェントゥーノが一番高いという結果になりました。3つの商品のうち、一番小さいのに、価格は飛びぬけて高いので当然といえば当然ですよね。

クレンジングをしたときにはヴェントゥーノが一番落ちたので、価格的にも納得できる結果だったのではないでしょうか。

【比較③】テクスチャー(使用感)

 評価(5点満点)
ハンズ
適度なテクスチャー
ヴェントゥーノ
ややこってりしたテクスチャー
Dr.ブロナー
人によってベタつきを感じる

ヴァージンココナッツオイルでクレンジングをすると、ベタベタしそうと不安に感じる人もいるはずですよね。

そこで3つ目の比較として、使用感を比べてみました。

少し分かりにくい動画になってしまいましたが、ハンズと比べるとDr.ブロナーとヴェントゥーノは垂れるのが少々遅いことが分かります。

実際に使用したときに、Dr.ブロナーとヴェントゥーノは比較的に重ためのテクスチャーを感じました。

人によってはベタつきを感じるかもしれません。

ハンズはサラサラとまではいえませんが、気になるほどのベタつきを感じることはなく使用することができました。

【比較④】番外編!美味しさ

クレンジングの要であるメイクの落ち具合がさほど変わらなかったため、番外編として3つのヴァージンココナッツオイルの美味しさに違いはあるのかどうか比較してみました。

インスタントコーヒーにそれぞれ同量のヴァージンココナッツオイルを混ぜて、3種類を比べてみます。

 

香り

ハンズ

2位

特になし(口に入れると少し重たい)

ヴェントゥーノ

1位

特になし(香りが強く風味は残る)

Dr.ブロナー

3位

甘さがある

3つのヴァージンココナッツオイルを飲み比べてみて感じたのは、商品ごとに香りの差が大きいということ。

ヴェントゥーノは飛び抜けてココナッツの香りが強いため、コーヒー自体の味は特段変わらないのに飲んでいてココナッツの風味が1番感じられました。

Dr.ブロナーはさすが食用だけあって香りは特に感じないものの、飲んだ瞬間の甘みが強かったです。

味に関しては個人差の好みが大きく分かれるので以下のまとめを参考にしてみてくださいね。

ヴァージンココナッツオイル3種類の美味しさ比較

  • ココナッツの風味が大好きなら…ヴェントゥーノ
  • 食品に混ぜたときに甘さを求めるなら…Dr.ブロナー
  • ココナッツオイルに含まれる美容効果だけを求めるなら…ハンズ

3商品の徹底比較!結果一覧

 

ハンズ

Dr.ブロナー

ヴェントゥーノ

メイクの落ち具合

2位

3位

1位

価格

1位29.7円

2位32.6円

3位約256.5円

テクスチャー(使用感)

適度なテクスチャー

人によりベタつきを感じる

ややこってり

美味しさ(香り)

2位

3位

1位

美味しさ(味)

特になし多少重みを感じる

混ぜると甘みがある

特になし香りが強いため風味が残る

ヴァージンココナッツオイルの徹底比較の結果は以上のようになりました。

クレンジング力は3商品とも大きな差がないものの、価格や香りに大きく差を感じられました。

人それぞれ重要視するポイントは違うので、ぜひ自分が気になったポイントをもとに商品を選んでみてください。

まとめ

ココナッツオイルでのクレンジングは、一般的なクレンジングオイルと比べると洗浄力が多少低いと考えて購入することがおすすめです。

ポイントメイクリムーバーやクレンジング後の洗顔料を正しく使用することによって、洗浄力をカバーしながらココナッツオイルでクレンジングをするといいでしょう。

ココナッツオイルには様々な美容効果があるラウリン酸や抗酸化作用をもたらすビタミンEなどスキンケアに効果的な成分が多く配合されています。

ココナッツオイルでのクレンジングを試してみたいと思った方は、ぜひ3商品の比較をもとにお気に入りの商品を見つけてくださいね。