40代になったら見直すべき二つのスキンケア

    いつまでも同じは絶対NG!40代の肌ケアに、付け加えるべきふた手間とは

    2015.11.11

    40代はお肌のターニングポイント!アンチエイジングケアを徹底して、更年期の肌トラブルに負けない健康美肌を目指しましょう。いままでの自己流ケアにプラスしたい、二つの方法をご紹介します。

    40代からスタートする更年期。女性ホルモンの低下によって深刻な症状が現れます

    女性は更年期に差しかかると、お肌の調子が大きく変化します。
    更年期とは、平均50歳で起こる閉経の前後10年間のこと。女性は40歳を過ぎたころから、卵巣のはたらきが低下し急激に女性ホルモンが減少することによって、男性ホルモンの働きが優位になります。女性ホルモンは肌や髪の潤いを保ち、コラーゲンを増やす働きがあるため、女性ホルモンの低下にともないコラーゲン量も減少します。その結果、急激に肌のハリが低下し、シミやシワが増え、毛穴のたるみが気になるように。人によって更年期の影響の受け方には差がありますが、下記のような症状が現れた場合は、更年期のせいだと思って良いでしょう。

    • 更年期に起こる主な肌悩み
    • ・毛穴の開き・たるみ
    • ・お肌のハリ感がなくなり、たるんでいる
    • ・シミとシワが急に目立つようになった
    • ・肌がごわついている
      ・産毛が濃くなった、うっすらとヒゲが生えるようになった

    40代に差し掛かったら、いままでの肌ケアとは違った対策をしていく必要があります。いつまでもみずみずしい健康なお肌を保つために行いたい、二つのケアをご紹介します。

    減少したコラーゲンを増やすために、本格的なアンチエイジング化粧品を揃えよう

    まず、見直したいのは毎日使う基礎化粧品。

    思い切って全部を、本格的にエイジングケアを意識した化粧品に買い替えてもいいでしょう。選びたいのは、更年期に減少してしまうコラーゲンを増やすスキンケア。各肌悩みに有効なアンチエイジング諸成分を参考にして、化粧品を選んでみてください。

    1.ビタミンC誘導体…シミ、シワ、毛穴に有効
    ビタミンCを肌に浸透しやすい形に改良した成分。老化の原因である活性酸素を除去し、肌のコラーゲン合成を促進させます。とくにリン酸型(リン酸アスコルビル)もしくはAPPSと呼ばれるタイプのものがシワ、毛穴に有効です。ビタミンC誘導体配合の化粧水を塗布した上から、イオン導入機をするとさらに効果が期待できます。
    2.フラーレン…シミ、毛穴、乾燥、たるみなどマルチに効く
    老化の遠因となる活性酸素を除去する力がビタミンCの約172倍もある美容成分。シミやくすみの原因、メラニン生成を発生させる有害刺激を吸い取る作用も。肌内部にとどまり、肌代謝の際に吸収した活性酸素と一緒に排出されます。美容液タイプになっているものがよく販売されています。
    3.レチノール…目元のシワ、たるみに有効
    お肌のコラーゲンを増やす作用があり、シワ予防にぴったり。強い作用を持つので、目元化粧品として取り入れると効果的。
    4.ナイアシン…毛穴、小じわ、乾燥に有効(敏感肌向き)
    お肌のコラーゲンを増やす作用、肌のうるおいを増す作用があります。ビタミンC誘導体よりも刺激が少ないので、敏感肌の人におすすめ。化粧水や美容液に配合されていることが多いです。

    お肌のコラーゲンを増やすのはそう簡単ではありません。化粧品を変えたとしても、今以上の症状の悪化を食い止めることはできても、目に見張る効果が現れることは期待できないと言ってもいいでしょう。そこで、毎日のスキンケア効果を高めるためのケアを紹介します。

    角質ケアをプラスして、アンチエイジング化粧品の浸透を高めよう

    効率よくアンチエイジング化粧品を使うために行いたいのが「角質ケア」です。お肌は、ターンオーバーの働きによって定期的に生まれ変わっています。ところが、思わず耳を塞ぎたくなるターンオーバーの話:40代のスピードは若い頃の1/2ににもあるように、40代にはターンオーバーの周期が若い頃の倍に。紫外線を浴びて発生したメラニンも排出されず、皮膚の中に残ったままになり、シミが増える原因になっています。また、排泄されない古い角質が肌表面にどんどん溜まっていくので、いくらケアしても、古い角質が邪魔をして化粧品が浸透しないやっかいな肌に。

    化粧品の美容成分をお肌に浸透させるには、古い角質を除去して、肌の浸透力をUPさせることが有効です。
    分厚く溜まった古い角質を除去するための角質ケアの主な方法をまとめました。

    • 1.クリニックで行うピーリング
    • 薬剤(酸)を肌に塗るケミカルピーリング、レーザーを照射するレーザーピーリング、アルミニウムの微粒子を吹きつけるクリスタルピーリングなど。1回の金額は5,000~20,000円ほどで、2~4週間おきに5回~10回行います。ニキビ跡や小じわ、くすみ、毛穴の黒ずみなどを本格的に解決したい人向き
    • 2.セルフピーリング・ゴマージュ
    • ドラッグストアなどで1,000円~で市販されているピーリング剤、ゴマージュ剤を使って週に一度洗顔後に用います。手軽ですが、商品選びが難しく、摩擦などのダメージで肌を傷めてしまうことも。手軽さ重視の人向き
    • 3.理容室・サロンで行うシェービング
    • いわゆる「お顔そり」。理容師免許を持ったプロによる、一枚刃のカミソリを使ったシェービングです。値段は3,000円~。月に一度通うことで、顔の産毛と一緒に古い角質を一掃することができる。ターンオーバーを整えるには最適
    • 4.セルフで行うシェービング
    • 市販のカミソリを使って、自分で顔を剃ります。手軽ですが、小鼻など細かい部分を剃るのは難しく、失敗すると肌を傷めてしまう。手軽さ重視の人向き

    40代の女性が、アンチエイジングケアとして選ぶならば、手軽なセルフよりもしっかりと角質ケアができるプロに任せるのがおすすめ。深刻な肌悩みを解決したい場合はクリニックのピーリング、日常ケアの一環としてプラスするならば、プロのシェービングがおすすめです!

    プロのシェービングで化粧水の浸透アップ&ターンオーバーを整えて肌老化を防ごう

    プロのシェービングとは、国家資格である理容師免許を持ったプロだけが行えるお顔そりのこと。専用の一枚刃のカミソリでお顔に生えた細かい産毛を剃る時に、肌表面の古い角質も一緒に除去します。産毛も化粧品の浸透を妨げる原因になっているので余分な角質と一緒に取り除けば、化粧品の有効成分が浸透しやすい健康な肌に。理想のターンオーバーの周期に合わせて、月に一回の頻度で通えば、古い角質が溜まらなくなるので、ダメージやメラニンがお肌に残らなくなる嬉しい効果も。

    プロのシェービングによる効果
    1.産毛と角質を同時に除去し、化粧品の浸透が良くなる。
    2.月に1度行うとターンオーバーの乱れが改善される。

    プロのシェービングは、理容室やシェービングサロンで受けることが出来ます。値段は3,000円~とリーズナブルですが、マッサージやパックなど、エステサロンの様なケアも受けられます。エイジングケアにぴったりなプロのシェービング、ぜひ化粧品の買い替えと一緒に取り入れてみてはいかがでしょうか。

     

    参考
    よしき皮膚科クリニック銀座院長 吉木伸子(2013)『素肌美人になるためのスキンケア基本事典』池田書店