自称美容オタクとおっしゃっている方のブログを読んだら
ニベアをオススメしていて目玉が飛び出そうになりました。
しかもミネラルオイルが肌に良い様なことが書いてあって、ぶったまげました。
ミネラルという言葉の響きでミネラルウォーターとか海洋性ミネラル、
カルシウムやマグネシウムといった必須ミネラルと混同しているのかも知れませんが
化粧品に入っているミネラルオイルは石油ですよ?
しかも工業用の廃油。
ニベアの全成分
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
もちろん、商品として売られている訳ですから
ミネラルオイルにも「酸化しない」「植物性のオイルの様なアレルギー反応を起こさない」
等の良さはありますし、何より原価が安いので商品の値段も安く抑えられます。
でも美容オタクが勧めるべきものとは思えません。
そして、効果は全くありません。
そもそも化粧品は薬事法によって
効能効果、又は性能の表現をしてはいけないことになっています。
化粧品が標榜可能な効能効果は56個しかないそうです。
(東京都福祉保健局HPより興味のある方はご覧ください)
例えば「毛髪にはり、こしを与える」はOK、
でも「毛髪が生える、増える」はNGです。
他にも「肌荒れを防ぐ、皮膚の乾燥を防ぐ」はOK、
「肌荒れを治す、乾燥肌を改善する」はNGなんです。
こういう文言で販売していいのは医薬品だけで
薬用化粧品ですら許されていません。
(薬用化粧品は医薬品ではなく医薬部外品に該当します)
なので、化粧品である以上、効果があってもそれを言ってはいけないのです。
逆に言えば、化粧品に効果は必要ないんです。
肌を美しく見せられればいいんです。
それでも、高価な化粧品にはハッキリ言えないだけで
きちんと効果があるものもあります。
だから高くてもみんな買う訳です。
逆に、安価な化粧品はその場しのぎのものが多く、
長期的に使うと危険性すらあります。
ニベアなんかはその最たるものです。
どういうことかと言うと・・・
健康な肌は、乾燥すると皮脂を分泌し、自分で膜を作ります。
でも、乾燥が続くと皮脂で補いきれなくなり、クリームが必要になる訳ですが
ニベアの主成分であるミネラルオイルやワセリンは
とても強い油分を持っている上、皮膚に一切浸透しません。
なので洗い流したりしない限り、いつまでも肌の表面を覆っているのです。
その為、皮脂が充分足りていると勘違いしたお肌が皮脂を分泌しなくなり、
いざ、ミネラルオイルを洗い流した時には
クリームを塗る前より乾燥した肌になっているのです。
そこでまたクリームを塗ります。
それを繰り返すことで、肌の力も衰えていきます。
さらに、ミネラルオイルの油分は
肌に浸透する動物性や植物性のオイルと違って長持ちしますから
ミネラルオイル入りのクリームを使い慣れてしまった人は
『植物性のオイルだとすぐお肌がカサカサになっちゃう』と感じ、
手放せなくなってしまうのです。
でも本当は、オイルは皮脂に近い成分であることが望ましいんです。
皮脂膜の上にさらに幕を張り、仕事を奪ってしまうミネラルオイルと異なり、
皮脂に近い成分のオイルは、皮脂分泌を促しつつ一緒に肌の潤いを保ってくれます。
高価な化粧品を使うことを「肌を甘やかすから良くない」と言う人がいますが
実際のところは逆で、
安価な化粧品を使うことで
肌に正常な仕事をさせていない状態を作って甘やかしてしまっているのです。
また、ずっと油分に覆われていることで肌が綺麗になった様な錯覚をしますが
肌の水分量が増えている訳ではありません。
ニベアに入っている保湿成分のグリセリンは
分子が大きいので角質内に浸透することができないのです。
ただそこにいるだけです。
表面の油が落ちれば、一緒にいなくなります。
なので実際には、新陳代謝が衰えてしまった肌はくすんでいきます。
以前、ジョンソンのベビーオイルの成分を見た時に
ミネラルオイルが入っているのを見た時はかなりショックでした。
どんなアレルギーがあるか分からない赤ちゃんに
植物性のオイルを使うのは怖いと思うお母さんもいるでしょうが
赤ちゃんの頃から肌の新陳代謝を奪ってしまうなんて可哀想です。
Johnson'sベビーオイルの成分
ミネラルオイル、酢酸トコフェロール
安価な保湿クリームなら水の彩がオススメです。
ニベアは万能なのか?
ニベアは万能!と言う人がいますが、だいたい嘘です。
日焼け止めに使えるというのは、パラフィンという名のロウが入っている為だと思います。
でもパラフィンでUVカットはできません。
むしろ、ミネラルオイルの影響でサンオイルの代わりになっているんじゃないでしょうか・・・?
一時期流行った髪に塗るやつも、危険なのでやめておいた方がいいと思います。
頭皮に塗ったりヘアパックするなんて以ての外です。
頭皮の油分が蓋をされて閉じ込められるので、ハゲかねませんよ・・・
ツヤが出たとすれば油を塗った効果だと思います。
でも、髪に浸透する様な成分もないので、塗りすぎればベタベタになります。
油を塗るならスクワランの方が断然オススメです。
スクワランは哺乳類や植物などに含まれている「スクワレン」という成分に
水素添加を行い作られているのですが、
スクワレンは人体にも存在する成分なので、体内に浸透させることができます。
主に、オリーブオイルやトウモロコシオイルを原料とするものと
深海鮫の肝油を原料とするものがあり、サメ由来の成分の方が純度が高いそうです。
ハーバー(HABA)の高品位「スクワラン」はサメ由来の成分の様です。
でも、手元にあれば・・・油を塗るなら・・・の話で、
わざわざ髪に塗る為に買うのなら髪専用のヘアオイルにした方がいいですよw
裏技ニベアの使い方
ニベアでオススメなのは、靴磨きやカバンのお手入れに使う方法です。
ニベアに含まれるロウが充分に役目を果たしてくれます。
使い方は普通の靴ずみと同じです。
伸ばせば無色なのでどんな色の皮製品にも使えますが
私は主に白い靴やバッグに使う時、重宝しています。
専用のポリッシュ(油性ワックス)に比べると値段は半額~1/4くらいです。
バッグは塗った後すぐに持ち歩くと、手にベタつきや臭いが付いたりしますが
そもそもハンドクリームのニベアなら気になりません。
靴ずみのツンとくる臭いに比べたら全然ですw
あと、車の整備士をしている友人は
ギアのオイルがなかったらニベアを塗るって言ってましたw
是非試してみて下さい。
まとめ
ニベアは、調理以外の水仕事をする前、手を保護する為に使いましょう。
そして寝る前には保湿効果のあるハンドクリームを使うのがベストです。
おそらく、日焼け止めに使われたり、髪に塗られたりして
一番困っているのは花王さんですw
そんなつもりで作ってないのに・・・(´・ω・`)
といった感じじゃないでしょうか。。。