脱毛の悩みで多いのが肌トラブルです。肌トラブルによって悩んだり、悲しい思いをしないためにも肌トラブルの原因や仕組みを理解し、それに対する正しい予防策や対策を身に着けましょう。
脱毛後の肌の赤みやかゆみ
ワックス脱毛による刺激で肌が赤くなったりかゆくなったりしますが、これは脱毛した際の熱による症状です。ワックス脱毛後このような症状がほとんどの方に出ます。
脱毛後は毛穴が開いており、非常に刺激に敏感になっています。無暗にかいたりすると、余計に赤みやかゆみが悪化したり、細菌が入り炎症を起こしてしまう場合があるので、清潔に保ちつつ安静にしましょう。
【対策】赤みやかゆみのケア
脱毛後のケアとして冷たい化粧水塗る、濡れタオルで冷やす、ワセリンなどの軟膏を塗るなどして保湿をしましょう。早い方で2~3時間、長くて一日ほどで赤みやかゆみが収まり肌が落ち着きます。
それでもひどく赤く腫れてしまったり強いかゆみが収まらない場合は、脱毛が肌に合っていないのがほとんどです。そのまま放置しておくと、症状が悪化する可能性があるので薬局で薬を処方してもらったり、皮膚科へ相談しましょう。
脱毛後の赤いブツブツやニキビ
脱毛後、ニキビに似たような赤いブツブツとした症状がでることがあります。これは毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれる炎症です。
毛嚢炎は毛包(毛穴の奥にある毛根を包んでいる部分)に細菌が入り込んで起こる症状で、特に肌の衛生状態が悪い人、免疫機能が低下している人は毛嚢炎にかかりやすいと言われています。
【原因】毛嚢炎の仕組み
カミソリ、毛抜きなど脱毛がきっかけでなることがほどんどであり、脱毛によって毛穴の奥が傷つき、そこから細菌が侵入して発症します。
ワックス脱毛は毛を毛根から抜き取るようにして脱毛します。脱毛した際の毛穴は開いており非常に敏感で肌の免疫力が低下しています。その状態で汗をかいたり、肌を引っかいたりすると毛穴の奥に細菌が入りこのような症状が発生してしまいます。
【治療】できてしまった毛嚢炎はどうすればいい?
毛穴の浅い部分に細菌が入り込んだ場合は、痛みやかゆみ、赤みなどの症状が軽く、これといって治療をしなくても自然と症状が治まります。
細菌が毛穴の奥にまで入り込んでしまい、化膿や炎症といった症状が重度の場合、抗菌薬やステロイド軟膏などの治療が必要になります。
ここで注意したいのは、ステロイド剤を塗りすぎると免疫力が抑制され、細菌に感染しやすくなる可能性があります。個人で使用する場合は薬剤師に相談したりして、正しい知識を覚えた上で使用するようにしましょう。
それでも改善しないようなら素人判断では難しいので、素直に皮膚科へ行くようにしましょう。
【対策】毛嚢炎に対する予防&ケア
基本的に肌を清潔に保つように心がけましょう。例えば汗をかいたらそのまま放置するのではなく、こまめにシャワーを浴びたり、服を着替えたり清潔を保つようにすることが大切です。
太陽光など外部からの刺激を受けないことも大切です。外出する際は、日焼け対策、UV対策をするなどして肌へのダメージを減らしましょう。
痒いからと言って、赤いブツブツを引っかいたりしてしまうと膿んでしまうことがあります。痒い場合は軟膏を塗ったり、肌が乾燥した場合は保湿ケアをするようにしましょう。
毛嚢炎は生活習慣にも影響します。ストレス、睡眠不足、運動不足、食事によって毛嚢炎を誘発する恐れがあります。健康な身体作り、規則正しい生活をすることで免疫力を高め肌トラブルを解消しましょう。
脱毛後の埋没毛(埋もれ毛)
ムダ毛を処理後、肌の表面に黒いブツブツしたものがあれば埋没毛(埋もれ毛)の可能性があります。埋没毛とは新しく生えてくる毛が肌内部に埋もれてしまう症状を指します。
【原因】埋没毛の仕組み
ムダ毛を処理した際に皮膚表面が傷つきます。傷つくことによってかさぶたが形成され毛穴がふさがれてしまいます。この状態で毛が成長しても表面にでてこられなくなり肌内部で埋もれてしまう仕組みです。
【対策】埋もれ毛は抜いたほうがいい?抜かない方がいい?
「カッターやピンセットで取り出した方が良い」と言った情報もありますが、いずれにせよ無理矢理取り出すなど、肌を傷つけるようなことはやめた方がいいです。ではどうすればいいのか?
それはムダ毛処理をやめてしばらく放置することです。放置することで毛が伸びる力よって自然に出ていきます。その間の肌への環境づくりも大切です。
毛穴が詰まっていると埋没毛も自然と出ていきにくくなるので入浴時などにスクラブすることや、入浴後に保湿をしてあげることでターンオーバーを促進してあげましょう。
脱毛による色素沈着
脱毛箇所に茶色いシミのようなものがあるならそれはメラニンによる色素沈着の可能性があります。肌が傷つき、炎症や化膿を起こした際にこのような色素沈着が起こります。
【原因】メラニンによる色素沈着の仕組み
簡単なところで『日焼け』を例にしてみましょう。
日焼けをすると肌が黒くなりますよね。これは太陽光によって肌が焼けて黒くなっているわけではないんです。太陽光から出る紫外線から肌を保護するために黒色のメラニン色素が生成されます。
そのようなメラニンが生成されることによって肌に茶色や黒色の色素沈着が起こるのです。紫外線だけではなく、肌に合っていない化粧品や衣類など、外部からの『刺激』によってもメラニン色素を出し、結果的に黒くなります。
脱毛によって傷つけられた肌も、にきびや炎症、化膿などの原因によって有害な活性酸素を発生し、この活性酸素から肌を保護するためにメラニンが過剰に生成され色素沈着を起こすのです。
【対策】茶色のシミはどうすれば消えるの?
茶色のシミのような色素沈着を消すには、肌のターンオーバーを促進させ、新しい皮膚に生まれ変わらせてあげることです。肌のターンオーバーを促進させるためには、スキンケア用品による保湿やスクラブが大切になってきます。
スキンケア用品による保湿
特に『ビタミンC誘導体』が配合されたスキンケア用品は、ターンオーバーを正常化してくれ肌を生まれ変わらせる効果があります。また炎症やニキビなどの抑制効果もあるのでスキンケアには最適な用品です。
ビタミンCの数十倍の効果を持つと言われている『ハイドロキノン』が配合されたスキンケア用品を使えばさらに効果を実感できるでしょう。
ピーリングやスクラブ
ピーリングやスクラブは余計な角質を除去してくれます。古い角質を除去することでターンオーバーの促進にも効果的なので、一週間に1,2回程度肌を傷つけないようにやさしく洗うようにしましょう。