レーザーは効果ナシ!? やっかいな白髪脱毛にはクリニックでのニードル(針)脱毛がおすすめ!
2017.05.26 更新

    一般的に老化のサインの1つとみられている白髪。早い人だと30代から白髪が見られるようになる人もいます。白髪というと、髪の毛を想像する人が多いと思いますが、白髪になるのは髪の毛だけではありません。アンダーヘアなども白髪になります。ここでは、白髪と脱毛に焦点を当ててお話していきたいと思います。

    1.白髪とは?

    もともと人の毛は、毛母細胞でつくられた時には無色透明です。つまり、白髪の状態です。
    しかし、色素細胞でつくられるメラニンが毛に取り込まれることによって、毛は黒や茶の色になります。ですから、白髪になってしまうのは、何らかの原因で色素細胞がつくるメラニンが欠乏して、色がつかないまま毛が生えてしまうことによります。


    1‐1.白髪が生える原因

    では、どうして白髪になってしまうのでしょうか? 白髪になってしまう原因には

    • 老化による色素細胞などの機能低下
    • ストレス
    • 栄養不足
    • 遺伝
    • 病気

    などが挙げられます。
    1つずつみていきましょう。

    1‐1‐1.老化などによる色素細胞の機能低下

    老化によって細胞の働きが弱まりますから、当然ながら色素細胞の機能も低下します。そのため、色が付けられないまま毛が成長してしまうことで白髪になります。

    1‐1‐2.ストレス

    極度のストレスから「一夜にして白髪になってしまった」という話を聞くことがあります。これは少し大げさな話ですが、ストレスを抱えると、自律神経が乱れることで毛に十分な栄養が送られなくなるために白髪になりやすくなります。

    1‐1‐3.栄養不足

    ダイエットや偏食などで栄養が不足してしまうと、毛に必要な栄養が十分に届きませんので、白髪になることがあります。

    1‐1‐4.遺伝

    白髪は遺伝しやすいといわれています。もちろん、両親が白髪だからといって必ずしも白髪になるわけではありませんが、両親のいずれか、もしくは両方が毛の色素をつくる細胞の働きが弱いと、それを遺伝する可能性は高くなります。

    1‐1‐5.病気

    特定の病気を患うことで、毛に必要な色素をつくり出すことができなくなり白髪が増えることがあります。慢性的な胃腸の病気や甲状腺の病気、また薬の副作用などが原因として挙げられます。

    1‐2.白髪が生えやすい部位は?

    白髪といえば髪の毛を思い浮かべますが、白髪になるのは髪の毛だけではありません。髪の毛以外にも白髪になりやすい部位はあります。

    ■アンダーヘア

    ある日、突然白い毛が数本生えているのを見つけてビックリする人は少なくありません。早い人だと30代からアンダーヘアに白髪が数本みられるようになるようです。

    ■ワキ

    こちらもアンダーヘアと負けず劣らずの太くて濃いしっかりとした毛ですが、白髪になります。日ごろお手入れしている人が多いので、しばらくお手入れをサボらないと、なかなか発見できませんが……。


    ■眉

    眉毛に数本白髪が混じってくることもあります。

    ■足のすね
    あまり目立ちませんが、足のすね毛が白髪になることもあります。


    1‐3.白髪はエステやクリニックの機械では脱毛できない?

    エステの光脱毛機、クリニックのレーザー脱毛機、どちらもメラニンなどの色素の濃いものに反応して脱毛処理を行うようになっています。ですから、白髪のように色素の入っていない毛は機械が反応しませんので、脱毛処理を行うことができません。光脱毛やレーザー脱毛を行いたい場合は、白髪になる前にやっておく必要があります。

    1‐4.メラニン色素とは?

    メラニン色素とは、人の肌や髪の毛、体毛などに含まれている色素のことです。日焼けすると肌が黒くなるのはメラニン色素の影響によるものですが、メラニン色素には皮膚や毛を紫外線などの影響から守る働きがあります。

    メラニン色素には黒褐色系の『ユーメラニン』と黄赤色系の『フェオメラニン』という2つの種類があります。髪の毛や体毛の色は人種などによって変わりますし、同じ日本人でも真っ黒な毛の人もいれば茶色い毛の人もいて、個人差があるものです。どうしてそのようなことが起きるのでしょうか?

    持って生まれた地毛の色は、コルテックスに主に存在するメラニン色素の種類と量によって決まります。
    メラニン色素の種類は、ユーメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄赤色系)の2つがあります。メラニンの総量が多いのが、黒髪。メラニンの総量が少ないのが、ブロンド。栗色は、その中間です。赤色系の髪には、フェオメラニンが多く含まれています。そして、いずれのメラニンをもほとんど含まないのが白髪です。

    見てきたように、メラニンがほとんど含まれない白髪には脱毛効果が期待できません。
    では、白髪になってしまった毛は脱毛できないのでしょうか?

    2.電気脱毛、針脱毛なら脱毛できる?

    一般的に「脱毛」というと、光脱毛やレーザー脱毛を指しますが、ほかにも電気脱毛とか針(ニードル)脱毛といわれる脱毛もあります。

    電気脱毛、もしくは針脱毛とは、毛穴1つ1つに針を差し込んで高周波の電気を流すことで毛根部分を破壊するという脱毛方法です。メラニンに反応する光脱毛やレーザー脱毛と違って、針脱毛はメラニン色素に反応するわけではありませんので、光脱毛やレーザー脱毛が苦手とする産毛のほか、白髪でも脱毛できます。
    ですから、もし毛にチラホラ白髪が見えるようになったけど、脱毛をしたいという場合は針脱毛を検討してみるといいでしょう。

    2‐1.針脱毛の気になる痛みは?

    白髪でも脱毛できる針脱毛ですが、デメリットとしては痛みがあるという点が挙げられます。ですから、痛みに我慢できなくて施術を続けることができなかったという人もいます。
    クリニックでの針脱毛だと麻酔を使うこともできるので、痛みに弱い人はあらかじめ医師に相談しておくのがオススメです。

    針脱毛では、毛穴一つ一つに絶縁針を順に挿入し、高周波の電気を流します。そのため、まず注射針のようなチクッとした痛みがあり、その後すぐに電流によるパチッとした痛みがあります。針の挿入も電流を流すのも一瞬ですが、レーザー脱毛と比べるとより強い痛みを感じるお客様が多い傾向にあります。

    2‐2.通常のレーザー脱毛より時間がかかる?

    レーザー脱毛は、1回の照射で広い範囲の脱毛ができるので、時間はそんなにかかりません。しかし、針脱毛は毛穴を1つずつ処理していく方法なので、かなり時間がかかります。
    毛穴の数などは個人差がありますので、人によってかかる時間に違いはありますが、両ワキでも初回は1時間以上かかる可能性が高いと覚悟しておきましょう。

    施術時間は技術者のスピードにも左右されます。毛穴1つずつに針を差し込み、電気を流すので、スピーディーに施術ができれば1時間で終わる施術が、担当者によっては2時間近くかかってしまうということもあります。

    2‐3.針脱毛の気になる費用は?

    クリニックの針脱毛の料金は、毛1本あたりの料金計算方法と、時間による計算方法とがあります。
    例えば、絶縁針脱毛を行っている『ビューティースキンクリニック(東京都渋谷区)』の場合は、施術料金が1本あたりの計算となっていて、1本500円(税抜き)となっています。ですから、100本処理を行ったとすると、50,000円(税抜き)かかるということになります。
    『美容皮膚科 川口クリニック(東京都荒川区)』の場合は、施術料金を時間によって計算する方法で、5分につき一律3,240円(税込み)となっています。ですから、もし施術に1時間かかった場合はトータルで38,880円(税込み)かかるということです。
    またクリニックによっては、部位によって一律に料金を定めた「定額制」、1本当たりの料金で計算する「本数制」、1時間当たりの料金で計算する「時間制」とを使い分けているところもあります。

    ここに挙げた施術料金は一例で、クリニックによって施術料金はまちまちですので、いくつかのクリニックの料金を比較してみるといいでしょう。

    また針脱毛を受ける場合は、施術料金に加えて針代(1本4,000~6,000円程度)、血液検査料(4,000~5,000円程度)、それに必要に応じて麻酔代も必要となります。
    針脱毛はレーザー脱毛と比べて時間もお金もかかると覚えておきましょう。

    2‐4.白髪になる前に脱毛しておくのが正解?

    白髪になってからも針脱毛であれば脱毛は可能です。しかし、針脱毛はレーザー脱毛と比べて痛みも強いですし、施術時間もかかります。加えて、費用も高額です。1つずつの毛穴を処理していくので確実な脱毛方法ではありますが、決してメリットが多い脱毛方法ではありません。

    ですから白髪になる前にクリニックでレーザー脱毛を受ける方が、痛みもマイルドですし、時間も比べものにならないくらいスピーディーですし、施術費用も抑えることが可能ですのでオススメです。

    ただ20代の時は「自由なお金がなくて脱毛できなかった」とか「脱毛に通う時間的なゆとりがなかった」などの理由で、白髪が目立ち始めてから「やっぱり脱毛したい!」ということであれば、針脱毛という選択肢になります。

    2‐5.針脱毛のダウンタイムは?

    針脱毛のダウンタイムは、ほかの脱毛方法と比べて長めになります。ただ個人差がありますので、その日のうちに赤みが引く人もいれば、1週間くらい赤みが継続する人もいます。

    多くのクリニックでは、施術後に保湿用のクリームが処方されますので、施術後しばらくの間は保湿クリームでケアを続けていれば、徐々に症状は改善されます。
    ただ施術後1カ月以内は、温泉やサウナ、岩盤浴などは避け、施術部分の日焼けにも注意する必要があります。

    2‐6.針脱毛NGの部位はある?

    針脱毛はまぶたの上や鼻毛、頭髪以外の毛であればすべて脱毛することができます。もちろん、顔脱毛もVIO脱毛も可能です。
    ただし、針脱毛は高い技術を必要としますので、クリニックによっては特定の部位については肌トラブルが起きるリスクを減らすために施術を行っていないケースもあります。

    3.エステでできる電気脱毛とは?

    クリニックでできる電気脱毛(針脱毛)ですが、実はエステでもやっているところはあります。エステティックTBCの『スーパー脱毛(美容電気脱毛)』などがそうです。

    しくみはクリニックで行っている電気脱毛と同じで、針を毛穴に入れて電気を流して毛をつくる組織を破壊するというものです。痛みはかなり強いと覚悟しておきましょう。

    3‐1.TBCの電気脱毛の料金は?

    電気脱毛ができるTBCですが、気になる料金をみてみましょう。

    TBCの電気脱毛の料金は、メンバーに入会せず登録だけして施術を受けることができるビジター向けのビジター価格とメンバー価格とがあります。どちらも1本100円ちょっととクリニックの電気脱毛と比べると料金は安いですよね。メンバーに入会する場合は、入会金12,960円+入会事務手数料3,240円が必要で、2年間有効です。

    TBCのような脱毛エステの場合は、医療機関ではありませんので、血液検査は行われません。また痛みがあっても麻酔を用いることはできませんから、施術時の痛みは耐えるしかありません。

    4.VIOの白髪の脱毛は?

    アンダーヘアは白髪が混じりやすい部位です。白髪混じりの状態でレーザー脱毛をやっても、白髪の部分だけが残ってしまいますから、針脱毛をやるのがオススメです。
    毛の色に脱毛効果が左右されない針脱毛なら、白髪が混じってしまったけど、アンダーヘアの脱毛をしたいという場合でも対応できますよ。

    5.針脱毛はクリニックで! クリニックなら麻酔もOK

    脱毛エステでも針脱毛はできますが、針脱毛は高い技術が求められる脱毛方法です。ですから、医療国家資格を持たないエステの針脱毛よりは、資格ある医療技術者による針脱毛の方が安全性は高く、また脱毛効果も得られるためにオススメです。

    クリニックで針脱毛を受ける方がオススメな別の理由としては、麻酔が使えるという点です。毛穴1つずつに針を入れて高周波の電気を流す針脱毛は我慢できないくらいの痛みになります。部位によっては皮膚が薄いために激痛が走ることも少なくありません。その点、クリニックでの針脱毛は必要に応じて麻酔を使用することができますから、ある程度痛みを抑えることができます。

    脱毛する毛量が多いほど、針を刺す・電気を流す回数が多くなり、皮下の炎症箇所が増えていくため、脱毛中の痛みが徐々に増していく傾向があります。痛みが強い場合は、麻酔クリーム、局所麻酔を提供可能ですので、お早めにご相談ください。

    5‐1.どうやる? 針脱毛の脱毛前の事前処理

    レーザー脱毛の事前処理の場合は、脱毛部位をあらかじめ剃っておく必要がありますが、針脱毛の場合は、剃った状態だと施術を行うことができません。ですから、事前処理としては剃った後の毛を3mmくらい伸ばしておく必要があります。

    ◇施術日までに毛を3mm伸ばしてください

    針脱毛を行う際は毛の長さが3mm程度必要です。針脱毛の10日前から剃毛は中止し、あらかじめ毛を伸ばしておいて頂く必要があります。

    6.蓄熱式脱毛機メディオスターは白髪に効果あり?

    レーザー脱毛の中でも、蓄熱式脱毛機メディオスターは白髪にも効果があるといわれていたことがありました。
    この脱毛機の特徴は、脱毛にともなう痛みが少ないこと、脱毛期間が短いこと、そして日焼けした肌にも施術が行えるという点です。

    一般のレーザー脱毛機は毛根を高熱によって破壊するために痛みをともないますが、蓄熱式脱毛機メディオスターが破壊するのは、毛根ではなく「バルジ」と呼ばれている発毛因子です。バルジは毛根より浅い部分にありますから、レーザーが深く入らない分、痛みも少なくてすむのです。またメディオスターは蓄熱式のため火傷のリスクが低く、そのために日焼けした肌でも脱毛を行うことができるとされています。

    肌の色を選ばないメディオスターは、一時期白髪にも効果的とされて言われていました。しかし、今では基本的に白髪には効果がないとされています。

    QメディオスターNeXT PROで脱毛が出来ない場合はありますか?

    A急激な日焼け直後や白髪(またはブロンド)などは脱毛が出来ません。
    メディオスターNeXT PROは日焼け肌の脱毛は可能ですが、急激な日焼け直後の場合は、肌の安全を考えて脱毛施術をお断りする場合があります。また、白髪やブロンドの場合、レーザーによる蓄熱ダメージが十分に与えられないため、脱毛施術をすることが出来ません。

    ※メディオスターNeXT PROは蓄熱式脱毛機メディオスターと同じ

    ですから、白髪の脱毛をしたい場合は、クリニックの針脱毛を受けるしか方法はありません。

    7.まとめ

    通常のレーザーや光脱毛では白髪の脱毛はできません。しかし、針脱毛(電気脱毛)なら白髪の脱毛も可能です。針脱毛を行うなら、安心で安全なクリニックで脱毛を行うようにしましょう。針脱毛は痛みが強いというデメリットがありますが、クリニックなら麻酔を使えるので痛みを軽減することができますよ。

    *本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。また価格は変更になる場合があります。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

    みさと

    ライター。美容系全般が得意で、雑誌等に多数寄稿。

      医療脱毛が受けられるクリニック

      美容皮膚科
      住所:東京都豊島区南池袋1-16-18 Face池袋ビル5F
      最寄駅:JR池袋駅東口より徒歩3分、東京メトロ池袋駅38番出口より徒歩3分、西武池袋線池袋駅南口より徒歩2分
      院長:小林 智之
      診療時間:11:00〜20:00、11:00〜22:30(脱毛照射)
      休診日:火

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