⑧新生児にも安全な粉ミルクとは?!
近年、女性の社会進出に伴い、需要も上がってきている粉ミルク。
その缶の裏面に書かれている原材料名を見たことがありますか?
私自身、娘が新生児の頃はミルクを足すことも多かったので、
日本でよく売られている粉ミルクメーカー数社を試したことがあります。
しかし、本当に安全なものなのかよくよく原材料を確認してみると、
何だかわからないカタカナがたくさん並んでいたのです。
気になった私は、粉ミルクについて調べてみることに。
すると、とんでもない事実を知ることになりました。
産まれたばかりの赤ちゃんに飲ませるにも関わらず、
食品添加物がてんこ盛り。
なんと一般的な粉ミルクには約40種類以上もの添加物が含まれているそうです。
しかも、それ以上に怖いのが主な原料となっている「牛」の育て方でした。
添加物だけじゃない!日本の乳牛の恐ろしさ
一般的な粉ミルクにはたーくさんの添加物が入っていることは上でもお話ししましたが、粉ミルクの危険性はそれだけではないのです。
日本では、昔から子供に牛乳を飲むように勧める習慣がありますね。
粉ミルクの主な原料となっているのも牛の乳、なわけですが、
本当の日本の酪農事情はあまり世間では認識されていません。
今のところ、日本は食品における安全規制という分野で、世界の先進国に比べて大変遅れています。
酪農においてもそれは同じで、原料を安く抑えて大量に売りたいがために、
成長を無理に促進するためのホルモン剤を牛の赤ちゃんに打ち、
またエサ代を浮かすために遺伝子組み換え飼料を与えているのです。
なんと日本は遺伝子組み換え作物の輸入が世界一、だそうです。
それだけ利益主義な食品メーカーが多いということですね。
もちろん、それらの化学物質は牛乳、そして粉ミルクを通して私たち、赤ちゃんの体内に蓄積されていきます。
近年、アレルギーを発症する子供が多いことにも大きく関係しているのです。
ちなみに。
日本で売られている主要な粉ミルクメーカーに原材料の由来について、
問い合わせをしてみました。
しかし、そこまでは回答できないとの答えが返ってきました。
本当に安全なものにこだわって製品を作っていれば、
胸を張って回答できるはずです。
実は日本製粉ミルクが回収されていた!放射能汚染問題
2011年12月、明治の粉ミルクからセシウムが検出されました。
検出された数値は、1㎏あたり約30,8ベクレルの放射性セシウム。
これを受けて、他の粉ミルクメーカー各社も放射能検査を強化することとなりました。
<国内主要粉ミルクメーカーの放射能検査の結果一覧>
メーカー | 3月11~31日 製造分の検査 | ヨウ素 | セシウム | 工場所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 明治 | 3月21日製造 | 検出限界 | 同 | 埼玉県春日部市 |
| 森永乳業 | 3月15日から | 検出限界 | 同 | 東京都東大和市 |
| 和光堂 | 3月20日製造 | 検出限界 | 同 | 栃木県さくら市 |
| ビーンスターク | 全銘柄を12月6日以降検査 | 検出限界 | 同 | 群馬県大泉町 |
| アイクレオ | 3月17、18日に製造した2銘柄の検査 | 検出限界 | 同 | 兵庫県丹波市 |
| 雪印メグミルク | 全銘柄を12月6日以降検査 | 検出限界 | 同 | 群馬県大泉町 |
※上記ベクレルは1㎏あたり
◆参照元:毎日新聞2011年12月14日掲載「東日本大震災 暮らしどうなる? 粉ミルク、大丈夫? 明治製品からセシウム検出」より
実のところ、海外では日本の食品、そして粉ミルクは放射能汚染の危険があるという認識が当たり前で、「日本産=安全」というイメージは今や日本国内だけかもしれません。
新生児にも安心!安全基準を満たした粉ミルク
粉ミルクの恐ろしさを知ったところで、混合や完ミのママが粉ミルクをやめるわけにはいきません。
では、どの粉ミルクが新生児や赤ちゃんにとって最も安全なのでしょうか。
日本の粉ミルクメーカーとなると、どこも原料へのこだわりは似たりよったりですが、食の安全意識が高い海外製には厳しい安全基準をクリアした商品があります。
まず、私が粉ミルクを選ぶ基準としたのは、以下の通りです。
- 遺伝子組み換え飼料を食べていない
- 化学肥料、殺虫剤を使用していない土壌で育っている
- 成長ホルモン、抗生物質などの薬品を使用していない
- オーガニック認定を受けた飼料を食べている
これらは主原料となる牛乳に関する基準ですね。
それでは、この条件を満たしたオーガニック粉ミルクを紹介します。
(ちなみにこれらを満たす粉ミルクは現在日本製ではありません)
まず、安全性、品質、味(赤ちゃんの飲みっぷり)ともに最も評価が高かったのは、スイス製の「HIPP organic(ヒップオーガニック)」。
ちなみにHIPPの粉ミルクは月齢ごとにステップアップするので、
新生児~生後6ヵ月までは、「1」とパッケージに書いてあるものになります。
スイスと言えば、世界で最も食の安全基準が厳しい国のひとつ。
そんなスイスの大自然、アルプス地域で放牧された牛のミルクを主原料としています。
化学的な成分は全て不使用で、安全意識の高いヨーロッパの消費者から最高ランクの評価を受けているそうです。
上に書いている条件はすべて満たしていますし、
赤ちゃんの飲みっぷりも良かったです。
ただし、何と言っても値段が高い!!
私は新生児期、母乳:ミルク=8:2くらいの混合でしたので、
とりあえず高くとも生後3ヶ月までは安全なものしか与えたくないと思い、
Amazonで8箱セットを購入しました。
8箱セットだとAmazonで\28,900、1箱あたり\3,612です。(※2016年10月現在)
まとめ買いだと半額近くになります。
幸い、徐々に完全母乳に移行したため、購入したのはその1回でしたが、
結構な値段なので出産祝いで頂いたお金をミルク代に充てました。
もう一つ。
1個だけの試し買いであればHIPPの粉ミルクより値段が若干安い、
ドイツ製の「Aptamil(アプタミル)」。
Aptamilは、日本でも販売されているヨーグルト、ダノングループの商品です。
HIPPの粉ミルクに比べると品質は多少劣りますが(主原料となる乳牛の飼料はオーガニックではないそうです)、
日本製の粉ミルクに比べれば格段マシです。
こちらもヨーロッパの安全基準をクリアしていますし、
アレルギーの原因になるグルテン(小麦粉)フリーであること、
また、遺伝子組み換え、香料、色素防腐剤不使用となっています。
なお、どうしても粉ミルクに費用をかけることができない、
国産メーカーで選ばなければならないときは、
放射能汚染基準で選ぶのも良いかと思います。
(主原料に関しては、どこも大差ないので…)
上に記載していた表を見てわかるように、
2011年時点で調査したときに最もセシウム検出値が低かったのは、「アイクレオ」。
恐らく、国内主要粉ミルクメーカーの中で唯一、工場が西日本にあったからでしょう。
もちろん、主原料となる乳牛の品質問題が最も重要ですが、
ヨーロッパ産の粉ミルクは送料によって高額になってしまうのも現実です。
今後、日本の食の安全基準が見直され、本当に安全な粉ミルクが国内で手軽に購入できる世の中になることを願うばかりです。