2009年05月30日

昔ながらの模様から、現代模様まで色とりどりの手ぬぐいはとても可愛い。

特に子育て中は大活躍。急な外食のとき、大判のものは前掛け代わりにもなるし、汚してしまっても、ササッと洗って直ぐに乾くのも良いところ。かさばらないので、わたしも毎日カバンの中に二、三枚忍ばせている。お家の中でも、お皿を拭くのに使ったり、好みの「豆絞り」は何枚も持っていて、お客さんが来たときの目隠しにも使っている。

そんな、万能の手ぬぐいの新しい使い方を、発見。

先日遊びにきてくれた友人が、お土産に手ぬぐいで作ったズボンを持ってきてくれた。青地に白のお相撲さんの柄、赤いステッチがアクセントになっていて可愛い。普段、手芸などしないタイプの友人がどうしたのだろう?と疑問に思っていると、仕事をしている保育園で行われたワークショップ「てぬぐいこどもふく」に参加して作ったと教えてくれた。
三歳の息子に調度良いサイズだったのでありがたく頂いた。手ぬぐいスボンは柄も可愛いくて、軽いのでお着替えに持ち歩くのによさそう。

デザイナーのモリユカさんが、子育ての経験から発案した「てぬぐいこどもふく」。一枚の手ぬぐいで、ズボン、スカート、帽子までできてしまう。これならば生地屋さんに行ったり面倒なことがなく、耳の部分をそのまま利用してデザインしてあるので縫う場所も少なくてすむ。手芸が得意でない人も簡単にチャレンジできる。

わたしもテーブルクロスで息子の夏服(上着)を作ったことがある。綿のテーブルクロスは汗を吸ってくれるし、「一枚使い切り!」というのが気に入った。布を買っても、中途半端に残ってしまいずっと使わなかったりする。もともと手頃な大きさなら、作業場所もとらないので気楽に制作することができる。


「市販の子供服で気に入ったものは少ない。お洒落なものは高価。ならば自分で作ってしまおう!すぐ成長する子どものものだから、適当にザクザク縫ってしまおう。」というコンセプトは、わたしが息子の服を作り始めたのととても似ている。しかも、同じ大学出身。親近感が湧いてしまった。

2009年04月29日

お昼ご飯に、手作りパンを焼いた。

雑誌「アルネ」に載っていた堀井和子さんのレシピで、朝からパン生地をコネコネ。
初めてなので、段取りが悪くお昼の時間が遅くなってしまい、夫や息子から、「お腹空いた~。」と言われながらなんとか完成。手間をかけただけのことはあってとても美味しかった。外はカリッと中はモッチリ、田舎風パンの出来上がり。温野菜のサラダと卵と一緒に、まるで朝食のようなランチ。時間は二時だったけれど。。。

堀井和子さんのレシピは、材料は、強力粉、湯冷まし、ドライイースト(saf-instant)、砂糖、塩のみ。とてもシンプルなのに美味しい。だからこそ、色々アレンジがききそうなのも良い所。

強力粉を捏ねる感触やパンが焼けている匂いなど、それだけで心地よい。手作りパンは手間がかかる。実際は、発酵時間の合間に家事をしたりつきっきりではないけれども、途中で様子を見たり「離れていても頭の片隅に置いておく」そんな感じがまるで生き物を育てているかのよう。だから、時間と気持ちに余裕がないと「さあ、パンでも焼こうかしら!」という気分にならないのかもしれない。

四月、五月は常温で発酵できて、パン作り日和。今日のレシピにハーブを加えたり、レーズンや柑橘で自家製酵母を作ってみたり、試してみたいことはたくさん!


●アルネ Arne 5号 特集:堀井和子さんのいつものパンのつくり方





●堀井さんが使っているドライイースト「saf-instant(フランス)」 



2009年03月04日

アジア雑貨のお店でよく目にするタイパンツ。
タイパンツは簡単にいうとデカパン。履き方は、ほとんどサロンと一緒。足を入れて、サイドの余った部分を前に折り返して、ウエストを紐で縛り、上部の余った布を紐の上に折り返す。腰で履くと袴の様でかっこよい。
サイズ調節がきくしお腹部分が二重になって暖かいので、妊娠中はサロンかこのタイパンツで過ごしていた。

近所にアジア雑貨のお店がなかったので、ネットショップに載っているタイパンツを見よう見まねで作った一作目。ただ長方形の布を組み合わせただけのシンプルな形を作ったのだけれど、歩いたり屈んだりすると、又の所が吊れてしまって動きにくい。

1.




夫のスエットの又上のサイズを参考にしたり、幅も少し減らしてみたり、色々試行錯誤して履きやすい形を見つけた。東南アジアで着用されているタイパンツは、薄手の布のものが多いけれど、冬でも着れるように布を二重にしたり、ネル生地で作ってみた。下にレンギズを履くとさらに暖かい。一本目はわたしものもの。二、三本目は夫の。といっても、両方男女兼用なので、どちらが着ても問題ない。


2.ネル生地


3.二枚重ね



畳むとこんな感じになる。




産後の今もらくちんなので愛用している。



でも、このタイパンツの問題点が二つある。一つは、ポケットがないこと。もう一つはトイレに行ったときに腰紐を解くと、ストンと落ちてしまうこと。その点、サロンはスカートなので問題ない。でも自転車には乗りにくいので一長一短。

ポケットは簡単に出来そうだけれど、二つ目はタイパンツの良い部分でもあるので、解決は難しそう。
試作はまだまだ続く。。。



2009年02月24日

わたしは、チクチク手縫いのものが好き。
初めは、自分の着なくなったスエットで息子の洋服を作るために、「とりあえず」始めてみたお裁縫。どうしてか、この不揃いな縫い目が気に入って、わざとステッチを表に出したり、二本どりで目立つようにしてみたりしてしまう。

ミシンがあったら簡単にできてしまうハンカチも、手縫いでつくると、シンプルな布に表情が生まれる。
波縫いのシンプルな縫い目は、古くは日本の「刺し子」や、韓国の「ヌビ」(キルティングのように、均一間隔で平衡に縫い目が入った布)など、布の強度や保温性を増すため生活の知恵としても作られてきた。

以前、「ヌビ」の作家である金海子(パクキョンミ)さんが、「賢い人は、上達は早いが長続きはしない。欲が出ると針目にすぐ表れる。韓国人の精神の真ん中は誠心。単純に徹するヌビはそれを養うのにとても向いている。」と雑誌に書いていた。 (季刊「銀花」1999冬)

針を持つと何となく落ち着いたり、自分の縫い目を見て「今日はなんだか落ち着きがないわ。」と感じたり、その反対に、針の進みが良い日があったり、針仕事は自分の精神状態を表す鏡でもある。

「刺し子」や「ヌビ」を作る程の時間も気力も今はないので、自分や家族のハンカチや小物を作っている。




2009年02月15日

公園へ遊びに行くときの、2wayバックを作った。
息子に付き合って公園内を動き回るので、貴重品を身につけるための身軽なカバンが必要。中身は、お財布と携帯、タオル、ティッシュに水筒。といったシンプルなもの。

生地は、銀座の呉服屋さんの棚卸しセールで、偶然手に入れた反物。
幅は反物そのまま。直線断ち、直線縫いのみの簡単な作りになっている。
ショルダーにするときは紐を蝶結びにして。手提げにすればエコバックにも。紐の長さが調節出来るので、適当に結んでベビカーの手すりに引っ掛けて荷物入れにすることも出来る。





2009年01月22日

最近、息子はかえるのリュックサックがお気に入り。

中に、ぬいぐるみやミニカー、折りかけの折り紙など他の人からみたらゴミと思われてしまいそうなものまで大事そうに入れて、背負ってお出かけする。

もともとお義母さんが息子にくれたもので、わたしが娘をオンブしているのを見て、「ぼくも、ケロちゃんおんぶしちゃおっかな~。」と言いだしたのが始まり。これを背負うと、結構長い距離歩いてくれるので、助かる。「ケロちゃんの足がパタパタしてるよ。楽しそうだね。」などと言うと、「みてみて~。パタパタしているでしょう!」と肩をくねらせて走る息子。子どものやる気って、結構きっかけ次第なのね。

ときどき、手を後ろにまわしてトントンしてあげたり、わたしに「ケロちゃん、笑ってる?寝てる?」と確認したり、子守りの真似っこが流行っている。でも、時々家に着くなりポーンっと投げたりするので、「ケロちゃんが可愛そうよ~。」とわたしが言うと、「大丈夫よ!」って、妹にはしないでね!


ヨガの時に、保育室へお着替えなどを入れるカバンを持っていっているのだけれど、せっかくだからこのケロさんを持っていこう!ということになり、名札を作った。

厚紙で作ったリンゴの名札と、当日胸に付けるフェルトで作ったどんぐりの名札。
どんぐり君の顔がアンパンマンに似ているので、保育室の先生が「アンパンマン?」と聞いたら、息子は律儀に「どんぐりなの。」と答えたらしい。



2009年01月16日

久しぶりに手を動かしたくなって、娘と息子のために一つずつ身につけるものを作った。
先日息子のズボンを作って、「これきついな~。こうするとほらね。」と足を広げて抗議されてしまったので、今回は少し真面目に型紙を作ってから裁断。
娘のために作ったニット帽は、娘の頭に合わせながらかたちを整えていった。

●どんぐりニット帽








0歳の娘のためにかぎ編みで作った帽子。息子の公園遊びの時や自転車で移動の時に寒くないように、顔がすっぽりおおえるように作った。
普段髪の毛が立っている娘も、この帽子をかぶると顔だけがくりぬかれて宇宙飛行士みたい。



●人参ズボン












息子のためにネル生地で作ったズボン。寒くなってきたけれど、あまりごわごわした素材だと動きにくいし、遊んでいるうちに直ぐに熱くなってしまうので、秋冬はネル生地の洋服がちょうど良い。
裾にゴムを入れて、モンペのような形にしてみた。実はお友達が着ていて、ずっと気になっていたかたち。子どもの動きも妨げず、ださ可愛いので、また作りたい。
ポケットからはフェルトで人参を覗かせた。息子は「お腹が減ったからちょっと食べちゃおっと。」と言って、気に入ってくれた。

2008年12月10日

息子のために作ったニットもの

●くるまのニット帽子
1歳過ぎに始めてしゃべった5つの言葉の内に「ブーブ」があった程、車が好きな息子に、車のアップリケ入りのニット帽を。ボンボンを付けて、後ろ側に茶色でステッチをした。



 




●ニットズボン
輪編みで作ったニットズボン。収縮性があって動きやすそうだった。裏が着いていないので、外出のときは寒いので室内用。




●チョッキ
寒い季節と言っても、活気がある子どもに袖まであるセ-ターは暑すぎる。どんな洋服にも合いそうな色合いのチョッキを作った。背中に編み込みを入れたり、肩に木のボタンを付けた。

 



2008年11月17日



手縫いの子供服。新しい布を買って作ることもあるけれど、わたしや夫の着古した洋服の布を使って作ることが多い。染みが付いてしまったり、穴が開いてしまった洋服でも、市販の生地にはない魅了がある。「もったいない」と思って、何かにならないか考えるのが楽しい。既にある形や縫い目を利用して、「出来るだけ手間を省いて作ろう(楽しよう)」としたり、可愛くしようと刺繍やアップリケをしたり、試行錯誤していると、いつの間にかデザインが出来上がる。
近所の手芸屋さんの奥さんは、わたしが作った息子の服を見て、「子どもの服は、本当は何回も洗濯してクタッとなったくらいのが良いのよ。布がなれて動きやすいし、汗も良く吸うようになるから。新品のタグを嫌がって「おばちゃん取って。」って頼んでくる子もいるよ。」と話してくれたことがある。
さすがに新生児には奇麗な服を着させてあげたいけれど、少し育った子どもにはくたびれた布でも良い。大人の服からだったら、1、2歳の子が着る服なら1着作ってもハギレが余る。それも、「今度別の服のポケットにしようかな。」などと、在るもので作る喜びがある。

・アップリケ付きロングTシャツ
夫のワッフル生地のロングTシャツを使った。肘と肩に別布でアップリケを縫い付ける。ワッフル生地は収縮性もありながら、ジャージ生地のように糸が吊れないので、今後も使用したい生地。1着のロングTシャツから、以前に紹介したドット刺繍のズボンとこのロングTシャツ2着が出来た。

  



・お猿さんTシャツ
わたしが10代の時に着ていたas know asのカットソーから。襟ぐりの部分はそのまま縫い目を使用した。元々あったポケットやタグを外した時に開いてしまった穴には刺繍を。収縮性のある布だったので、ぴったりしていて息子のポッコリお腹が強調されて本当にお猿さんみたい。

  

・treeマークのパンツ
実家に帰った時に見付けたラベンダー色のシャツ。袖の部分を左右の脚を入れる部分に。ウエスト部分切り替えのカーブは、シャツの裾を使用。鼠色のステッチ、コバルトブルーのtreeマークでアクセント。女の子でも良いデザイン。

  

2008年11月05日

幼稚園の体験や、考査の時に上履きを持っていくことになっていたので、上履き入れを作った。シンプルな物が好きなのだけれど、たまには子どもが喜ぶアップリケを付けてあげようと、息子に「上履き入れにどんな絵を描いて欲しい?」と聞いてみた。すると、すかさず「パンやのくまさん!」と答えた息子。「アンパンマン」っていうかしらと思ったのだが。
「パンやのくまさん」は夫がパン好きの息子のために買ってきた絵本の主人公。子どもは色や線がはっきりした絵本が好きなものだと思い込んでいたのだが、暖かい色合い、やさしい線のほのぼのしたこの絵本、息子のお気に入りになっている。お客さんが来ると必ず「これ、ぼくのくまのパンやさんの本ね。」と自慢げに紹介している。
家に以前クレヨンハウスで購入した草木染のフェルトがあり、それをくまさんの身体にして作ってみた。フェルトを使ったのは小学生の頃以来!?息子も気に入ってくれたよう。


    

2008年10月27日

手縫いで子どもの服を作ることがある。子どもの服は小さいので、ミシンを出さなくても手縫いでチクチク作ってもあっという間に出来上がってしまう。特別に布を買わなくても余った布やいらなくなった大人服を使って作ることが多い。型紙は、今もっている既製品を参考に自分で作る。わたしは、裾が広がって足長に見えるベルボトムタイプよりも、1歳代の子どものO脚に沿ったデザインが好み。「今しか似合わない!」と思うのでついついそういう型にしてしまう。
既に作った物だけれども、少しずつ紹介していきたいと思う。

●猿のお尻ズボン
実はこのズボン、夫のロング袖のTシャツの腕の部分を使用して作ったズボン。ワッフル生地なので動きやすい。そのままだとパジャマみたいなので、膝の部分にドットの刺繍、お尻の所にアップリケをした。



  

 


●ジャージ生地のモンキーパンツ
子どもサロンの先生に、子どものズボンはジャージやスウェット生地がお勧め、と教えてもらって作ったもの。ジ-パンなど堅い生地だと突っ張ってうまく動けない。歩くようになってから、物によじ上ったり屈んだり、子どもはいろいろな挑戦をする。遊び着は、その妨げにならないような収縮性に富んだ生地を選ぶのが一番とのこと。お尻のポケットにチェーンステッチをした。

 

  


●お花とチェックのポケットズボン
スウェット生地を使用。お尻に左右違う布でポケットを付け、片方から白い刺繍糸でお花を縫った。男の子だけど許される範囲で可愛いデザインを。前面サイドや裾に小さな星マークを刺繍した。これは、子どもが引っ掛けて開いてしまった穴や、どうしても落ちないシミなどを隠す時にもよく使う刺繍。

 

  
  

2008年10月26日

そろそろ編み物の季節になった。わたしが毎年編み物をするようになったのは、子どもが出来てからだ。息子を妊娠中、年末に仕事を辞めて2月に生まれる赤ちゃんのために、白いおくるみとチョッキを編んだのが初めての手編み作品。
東京のアパート暮らしのなかでふと編み物を始めてみたいと思ったのは、母や祖母が編み物をしている姿を小さな頃から見てきたからかもしれない。不慣れな鍵棒に遊ばれながら、編み物が多くの家庭を守る主婦たちが古くから行っていた所作の1つであったことや、主婦が家族のために家事の合間に作った衣類、雑貨のことを思った。
祖母の時代には、編み物は趣味ではなくて、生活に必要なものを作り出すための母親の仕事の1つだった。物もなかったので毛糸もとても大切な資源だった。新しい毛糸でセーターを編む。子供は直ぐに背が大きくなって小さくなってしまうので、別の色の毛糸を足してボーダーや水玉の模様を入れ、一回り大きなセーターを編み直す。そして着古して毛玉だらけになった毛糸は2本をより、最後は腹巻きや毛糸のパンツになる。ぼろぼろになるまで1本の毛糸を使い切る知恵は、すべて家庭の主婦の手によってなされた。「生活」と「もの」と「時間」の関係が家庭を守る女性の知恵と手によって緩やかに繋がっていた時があったのだ。
物が溢れる現代、なかなかそういった生き方は出来ないけれども、手作りの時間を大切にしたい。さて、今年は何を編もう。ゆっくりしていると編みあがる頃には春になってしまいそうなので。

2008年10月21日

妊娠、産後体型が変化する時にサロンが役に立った。
東南アジアで男性も身につけているという腰巻きは、四角い布を筒状に縫っただけの簡単なもの。
着方は、筒の中に入って横の余分な部分を前に織りウエストを紐で結んで、上部の余った部分を折り返す。着物の着方ととても似ていて、日本人の体型にも合う。
裏表別の布で作ると、上紙との折り返しの部分に裏地が出てその組み合わせを楽しむことも出来る。また、ウエスト締める紐は、帯締めを何色か持っていると色々コーディネイト出来る。シンプルな形なので、旅行に行ったときは、子どもの肌がけにしたり、風呂敷代わりにも。
妊娠中はお腹を冷やさないためにお腹の折り返し部分を大きくすると良い。マタニティを特別買う必要もなく、夏は一枚、冬は下にタイツやスリムパンツを着ても良い。
型紙を使った服よりも、着方、使い方がいくつも選べるサロン。わたしはとても気に入っている。