□■What Ethical?■□■□■
「エシカルファッション」や「エシカルジュエリー」など、
近年、良く耳にするようになった“エシカル”という言葉。
そもそも、この”エシカル”という言葉とは何かについてご説明します。
エシカルってなに?
| Q エシカルってどういう意味ですか? |
一般的に”エシカル”とは、
「人や社会、環境や地球に優しく配慮した考え方や行動」
という意味の言葉です。
| Q エシカルはどんな言葉? |
エシカル(Ethical)は、英語の“Ethic”の形容詞の形の言葉です。
”Ethical”の直訳は、『倫理的な、道徳的な』という意味になります。
近年、イギリスでは、
『倫理的な、道徳的な』という言葉をもっと具体化化した
『人や環境に配慮しようする考え方』や
『そういった考えの下に選択しようとする行動』といわれ、
日本で使用されている"エシカル"というは、
「自分の欲求を満たすだけでなく、そこに利他の心も含んだ、
人や環境に配慮しようする考え方や行動」という意味で使用されてることが多いです。
| Q エシカルという言葉が注目したきっかけは? |
エシカルという言葉が注目されたきっかけは、色々あるといわれていますが、
特に広がったきっかけと言われているのが、
1997年のトニー・ブレア首相のスピーチの中で
「これからはエシカルアプローチが大事」と発言したことではないかと言われています。
当時、アフリカの植民地政策を推し進めるうえで、
「犠牲の上に豊かさが成り立ってはいけない」
「国と国の単位から、個人と個人の関係で考えるべき」と仰ったそうです。
そのほか、
1989年 にイギリスで、
環境・動物・人権・反社会勢力支援への有無・持続可能性といった
5つの項目から企業・商品・サービスを検証した、
消費面から地球環境や途上国支援など「倫理的に正しい消費」を広める専門誌の
「エシカル コンシューマー」という雑誌が発売されたことも、きっかけの1つともいえるでしょう。
| Q ミエシカルでは、エシカルをどんな言葉だと思う? |
ミエシカルでは、
エシカルとは「何事に対しても、寄り添おうとする気持ち」ではないかと考えています。
商品に寄り添うことを1つの例に挙げてみると、
自身が何か商品を選択するとき、
それに対し、安いとか知名度だけでなく、
作り手の顔が見えるものとか想いが詰まっているとかの
バックストーリーが分かるものを選ぶ方が自身とってもハッピーになります。
また、作り手側にとっても想いや工夫が分かり、
社会や環境にとっても良い循環になります。
こう考えると、
そのものの背景を考え、作り手の想いを感じ、
それに対する感謝と労りを持ち敬意を払うことで、
人や環境や社会に優しく配慮する様子と言われているエシカルは、
「寄り添おうとする気持ち」と似ているのではないかと考えたのです。
| Q エシカルって意味は分かったけど、具体的に言うとどういうこと? |
環境への負担を最小限に抑え、自然を有効活用する
”オーガニック”や“エコロジー”。
公正な労働と人権を確保し経済的自立を図る“フェアトレード”や“障がい者雇用”。
などをさします。
ということは、
「エシカルはオーガニックやフェアトレードなどを取りまとめる総称」
ということが分かります。
| Q もっと分かりやすく説明して!! |
それじゃ、例として1つ詳しく説明していきましょう。
「環境に負担をかけず、自然を有効に活用する“オーガニック”や“エコロジー"」
オーガニックとは、
有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、
有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法のことです。
オーガニックにすることで、周囲の環境や生態系を守り、
そこで働く人々の健康にも配慮することができます。
エコロジーとは、
自然環境を保護し、人間の生活との共存を目指すという考え方のことです。
例えば、
★太陽の光で電気を作る、太陽光発電
★風の力で大きな羽をまわし電気を作る、風力発電
→新しく作り出すのではなく、自然の中にある力を利用し電気を生み出すこと
※オーガニック認定を受けるためには、3年以上農薬を使用していない土壌で作物を栽
培するなど、厳しい基準をクリアすることなどが必要です。
※ミエシカルでは、オーガニック、無農薬栽培の他、できるだけ農薬を使わず、今より少
しでも環境に配慮しようと取り組んでいる方々を「エシカル」な方ととらえ、広く取
り上げています。
| Q 簡単な言葉で教えて!! |
分かりやすく言うと…
「人や社会、環境や地球に優しいモノ・コト」をエシカルと指します。
例えば、結婚指輪などに使われているダイアモンド。
幸せの証ともいえる指輪に使われているダイアモンドが、
もし、誰かの不幸の上で作られた物だったとしたら、、、
どう思いますか??
実際、ダイヤモンドの原石を掘り出す鉱山で、
子どもたちが強制労働させられていたり、
不当に安い賃金で労働させられていたりすることもあるそうです。
そこで大切なのは、「フェアトレード」です。
「フェアトレード」とは、
その商品が公正な労働と人権に配慮されたうえで生み出されている
公正な貿易のことを指します。
こうした、エシカルな物を選ぶことで、
選んだ自分の幸せと、それを作る人の幸せを大切にできる、
そんな思いのことを「エシカル」といいます。
また、
昔ながらの技術で作られた生活用品などもとっても「エシカル」です。
例えば「松阪木綿」は、
化学繊維を使用せずに織られた木綿を天然素材の藍染で着色しているので、
肌にやさしく、
製造過程でも自然なものを使っているので環境にも優しい商品です。
昔は当たり前だったものが、
工場で大量生産される化学繊維で作られた商品が大量に流通する現代では、
貴重なものになってしまいました。
CO2を生み出さず、環境にも身体にも優しい昔からの技術を、大切に守り、
伝えていこうとする気持ちも大切な「エシカル」ですよね。
| Q 三重県とエシカルって関係があるの?? |
ミエシカルでは、『三重とエシカルは共通するものがあるのではないか』
と考えています。
例えば、みなさんがよく訪れる伊勢神宮の
「天照大神の食事“御饌”を司る神様、 豊受大神を奉った伊勢神宮・外宮」では、
いのちを頂くことへの感謝を込めた「いただきます」、
人びと、そして神様に対する感謝を表す「ごちそうさま」を大切にしています。
この三重にとって馴染み深い「おかげさまの心」や
「いただきます・ごちそうさま」の持つ、
自然との共生やすべてのものへの感謝の心は、
エシカルの持つ、環境や人に優しく配慮する様子と共通するものが
あると考えているからです。
※この事業は、三重県観光局平成24 年度県民の観光行動促進提案事業の受託に
よって実施されました
※この事業は、三重県観光局平成25 年度県民の観光行動促進提案事業の受託と、
日本たばこ産業㈱の「JT NPO助成金」よって実施されました。