4-5 学んでここに習う、またよろこばしからずや
Ex 4-5-1 長調のケース(Bb 循環)(A部分) | Bb Bdim | Cm F7 | Bb Bdim | Cm F7 | | Eb Ebm | Dm G7 | Cm F7 | Bb |(サビ) | D7 | " | G7 | " | | C7 | " | F7 | " | 再び A部分をやり、それで1コーラス終了
■ 次に、サビ部分(計8小節)のソロについて(この動きはBb ブルースのターンオーバー部分に似ているよね?)。これは「○7」の連続するケースの中でも一番単純なケースであり、調性も明確である。まずこのケースから扱おう。
ステップ2 上のような水平的発想もよいが、次はコード崩しなどを用いて垂直感を出してみる
ステップ3: あるいは、先の伴奏例でしたように、偶数小節の「○7」をツー・ファイブ分解して、それらを通常のツー・ファイブ・フレーズで処理する方法。すなわち、下表の桃色部分はステップ1~2の方法で処理し、黄色部分はツー・ファイブで処理する方法。コード進行が解釈できれば、ソロもおのずと定まる。
Ex 4-5-2 短調のケース(1)
-------------------------------------7-8-9-10-9-8-7---------1弦 --------------------------------------------------9-----------------------------6-7-9-10--6-7--------13--14---1弦 -13--14----13-12-10----------------------------------1弦 -----10-----9-----7-----9-----10-----12-----10-----9-----10--------1弦 -------------------------------------------------------------------5-7-9-5-9---1弦 -7-9-10-0-9-0-7-0----------------7--6-5--------------------------------------------------------3-6--9------1弦 ■ 次に、ドミナント・セブンス・コードを攻略するのに便利な「ホールトーン崩し」と「オルタード崩し」を紹介しておく。これらが貴方のピンチを救ってくれることも多いはず。
Ex 4-5-5 短調のケース(2):『Django』この曲は、MJQのジョン・ルイスがジャンゴ・ラインハルトを追悼して作ったもので、ジョー・パスの名盤『フォー・ジャンゴ(For Django)』の冒頭の1曲目として有名である。しかしこの曲は、かなりのクセモノである。「○7」が連続するので、調性(トーナリティー)を見失いそうになるのだ。ソロを練習する前に、バッキングを繰り返して (下のコード・フォームを順に弾けばよい)、コードの流れをしっかり「感じておく」べきである。ダブル・ドミナント部分(ないしトリプル・ドミナント部分)は、調性が明快なので、バッキングしていると頭の中でフレーズが浮かぶかもしれない(というか、マイナー・ペンタ一発でも一応ソロできる)。厄介なのは、それ以外の部分だ。それらは、とりあえず片っ端からコード崩ししてしまおう。「頭にゃ~自信はないが、指だけならとりあえず動くぜ!」という方にお薦めだ(笑)。まずは「とりあえずソロができるようになる」ことをめざし、これを達成したうえで、一歩ずつ発展させればよかろう。
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