アトピー持ちの方は、どんなコスメでも肌荒が心配で、徹底したリサーチをされるのではないでしょうか。パッケージの可愛さや、爽やかな香りに惑わされないのが、アトピー思考ですよね。
敏感なアトピー肌でも肌荒れせず、満足に白髪が染まる商品を探しましょう。アトピー目線から、辛口レビューを始めます。
アトピーはどんな状態?
日本皮膚科学会では、アトピーをこのように定義しています。
アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患
アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016 年版より
つまり、『かぶれ・肌荒れの状態が、悪化・好転を繰り返し、掻きむしりたいほどのかゆみを持つ病気』ということです。
油断大敵アトピー
良くなったと思ったら、ちょっとの刺激で前よりも悪くなる。一歩進めばまた戻る、ご機嫌ナナメの“ナマモノ”を相手にしているようなものですよね。毎日が、気が抜けない戦いなのではないでしょうか。
アトピーの原因と症状
遺伝や環境などが絡み合って、お肌の生理機能に異常が起こります。
汗と皮脂の分泌が低下して、セラミドや天然保湿成分が減っていきます。お肌は水分をキープできなくなるので乾燥し、様々な刺激に対するバリアー機能も低下してしまうのです。そうやってできたのが、刺激を受けやすいアトピー肌なんです。
アトピー対策
アトピー対策は、肌の保湿コントロールで乾燥を食い止め、生理機能を正常にしていくことが第一です。そして、普段から刺激に気を付けます。刺激なりそうなもの、例えば洗浄力の高いせっけんは避けてください。衣服も、柔らかい木綿などが良いでしょう。
白髪染めを選ぶポイント
アトピーの大敵は【刺激】と【乾燥】であることが分かりましたね。ここから、白髪染めを選ぶポイントとしては、この2点になります。
- 低刺激の白髪染め
- 頭皮の乾燥を防ぐ白髪染め
①低刺激の白髪染め
アトピー肌は、他の人は普通に使えているものでも「ワッ」とかゆみが噴き出します。油断は禁物なんですよね。普通の口コミは、あまり参考にできません。しっかり成分表示を見て、低刺激な白髪染めを選びましょう。
②頭皮の乾燥を防ぐ白髪染め
そんな弱い肌を作り出す根っこには、乾燥がありましたね。
頭皮も乾燥した状態では、どんなに刺激が弱くても荒れやすい状況です。頭皮の乾燥ケア用オイルを用意するのも手ですが、乾燥を防いでくれて、保湿してくれる白髪染めがあるのであれば、最高です。
アトピー向けの白髪染めとは?
2つのポイントをふまえて、アトピー向けの白髪染めを判定します。
総合評価 | 種類 | ①低刺激 | ②乾燥防ぐ |
|---|---|---|---|
A | ヘアカラートリートメント | 〇 | △ |
B | ヘナ | △ | × |
B | ヘアマニキュア | △ | × |
C | 白髪染め(酸化染毛料) | × | × |
C | オハグロ式白髪染め(非酸化染毛料) | × | × |
低刺激はともかく、乾燥ケアを白髪染めに期待するのは、手厳しかったかもしれませんね。総合評価Aから、詳しくみてみましょう。
【A】ヘアカラートリートメント(低刺激〇/乾燥△)
ヘアカラートリートメントは、使うごとに徐々に染まる白髪染めですね。カラーリンスとも呼ばれます。何回も薬剤を付けるなんて、髪もお肌も荒れるように思われがちですが、刺激の低い染料(HC・塩基性)なので安心です。
塩基性染料には髪の手触りも良くする効果があります。“トリートメント”と命名されているだけのことはありますよね。乾燥ケア機能を備えているかどうかは、製品によるので判定は△です。
【B】ヘナ(低刺激△/乾燥×)
植物性の染料なのでヘナの刺激は低めです。ただし、白髪染めとしてヘナ100%の製品はほとんどなく、他の染料と混ぜていることが多いのが現状です。そうなると他の染料の刺激がありますので、低刺激判定は×に近い△、乾燥への配慮は特にございませんので×です。
【B】ヘアマニキュア(低刺激△/乾燥×)
キューティクルを開いて色を入れていくだけなので、化学反応がない、髪には優しい白髪染めです。色づくとともに、ツヤが出せますので「大人のキチンと感」をプロデュースできます。
ただし、使われている色素(タール色素)は刺激が強いので、アトピー肌にはご法度です。そもそも肌につくことを想定していませんが、根元から始まる白髪を前に、つけないことは難しいですよね。
【C】白髪染め(低刺激×/乾燥×)
最も流通している白髪染めですね。髪を脱色して、色素を入れて発色させます。美容院で、カラーリングで白い薬剤を塗っている方を見かけたことありませんか?(パーマ中の場合もありますが)それって、なりたい髪色ってわけじゃありませんよね。真っ白じゃあ嫌です。
実際は、薬剤の中の色素が、化学変化して髪の中で発色するんです。化学変化を起こすため、肌には負担がかかります。そして色素を入りやすくするため、アルカリ剤でキューティクルを膨らませるので、これも大きな負担に。
さらには、ここで使われるジアミン系の染料は、アレルギーを起こしやすい物質です。アレルギーが起きるかどうかは運なのですが、もともとアトピーのように肌の弱い方は、はじめから使用を控えることをすすめます。
パッチテストで安全を確認してから染める決まりですが、パッチテスト自体で肌荒れすることもありますので、挑戦も微妙です。刺激を与えるだけで、潤いを与えることはないのでC判定となりました。
【C】オハグロ式白髪染め(低刺激×/乾燥×)
アレルギーを起こしやすいジアミン系染料ではありませんが、こちらも化学変化を伴いますので刺激は強め。ポリフェノールと鉄塩を、キューティクルの内側で発色させます。紫に近い黒になりますので、人気もありませんし、商品も少ないですね。
アトピーにおすすめのヘアカラートリートメント
低刺激で、乾燥ケアもしてくれるヘアカラートリートメントをご紹介します。私の生え際で実験した結果、【くろめ】が一番優しかったです。お肌の調子が悪い時はこちらを使っています。
くろめ | |
|---|---|
価格1本200g | 3,250円(税込) |
ミディアムヘア1回(25g)あたりの価格 | 406円(税込) |
返金保証 | あり |
時間 | 10分 |
生え際に乗っけても、こすらずスルスルとお湯で出来ます。色の入りは良くないのですが、優しさはピカイチ。アトピー肌の白髪染めで、最後の砦と言って良いと思います。
まとめ
アトピーのご機嫌をとりつつ白髪染めを実行するには、ヘアカラートリートメントを使いましょう。基本的に優しいものばかりです。今回は【くろめ】を推しましたが、商品間を渡り歩くのは問題ありません。
他にも、保湿やツヤ髪に特化したものがありますので、初回特典や返金保証を利用して、賢くアトピー用白髪染めと巡り会ってくださいね。