トレチノインを塗る前に、洗顔料で顔の汚れを落としておいた方がいいのか?という質問です。
こんばんは
トレチノインを使ってみようと考えています。
今現在は洗顔料を使わずに水洗顔をしているのですがトレチノインは洗顔料等を使って、しっかり汚れを落としてから使ったほうが良いのでしょうか?
結論から言うと、トレチノインを塗る前に洗顔料を使う必要はないと思います。
その理由の1つは、洗顔料には「あるリスク」があり、トレチノイン治療の安全性を損なう可能性がある、と考えているからです。
色素沈着・ニキビのリスクが増加する
トレチノインを塗る前に洗顔料を塗ると、色素沈着やニキビを発生させる可能性が高まります。
洗顔料の種類にもよりますが、大抵の洗顔料はトレチノイン治療中は使わない方が良いでしょう。特に、トレチノイン治療が本格化し、皮剥けや炎症がおこってから洗顔料を使うのはハイリスクだと思います。
そもそも、ニキビを治すことにおいて、洗顔はそこまで重要な要素ではなく、むしろ、トレチノイン治療中は洗顔はデメリットになる恐れもあります。
私がトレチノイン治療をした時は、洗顔料は使わずに、水洗顔をしていました。
トレチノイン治療中の洗顔の意義は、ニキビを予防する事ではなく、皮膚に残っているトレチノイン、ハイドロキノンを洗い流す事です。
あなたが洗顔の際に気を付けるべきなのは、役目を終えたトレチノイン・ハイドロキノンを適切に洗い流す事なので、ニキビの予防・修復は洗顔ではなくトレチノインに任せて下さい。
トレチノインもハイドロキノンも酸化しやすい薬なので、1日中つけていると酸化し始めます。
酸化してしまった薬を肌につけておくのは肌への刺激になるので、それを避ける為に洗顔で洗い流します。
ただ、トレチノインもハイドロキノンも、ほぼ肌に吸収されており、サッと洗い落とすだけで充分です。だから色素沈着・ニキビのリスクを高める洗顔料ではなく、水洗顔で充分だと考えています。
洗顔料を使わないほうがいい理由
トレチノイン治療中に洗顔料を使うとニキビ・色素沈着ができてしまう理由として、以下が挙げられます。
- 洗顔料の刺激で炎症が強まる
- 肌バリアが余計壊れ、肌水分量が減る
- 肌水分量が減り、乾燥性の脂性肌になる
- 新規ニキビの発生・消滅が繰り返され色素沈着ができる
洗顔料の刺激で色素沈着になる
トレチノイン治療中は、激しい皮剥けと炎症がおこり、一時的に肌のバリア機能が壊れ、刺激に敏感になります。
肌が敏感な時に洗顔料で洗うと、肌に強い刺激が与えられ、色素沈着を発生させるリスクが高まると考えられます。
ハイドロキノンで色素沈着のリスクを下げているとは言え、不用意に刺激を与えないにこした事はありません。
また、洗顔料による洗顔だけでなく、顔をゴシゴシと強く洗ったり、剥けた皮を剥がすのもリスクを高めるので注意して下さい。
洗顔料で肌バリア機能がより破壊される
また、肌のバリア機能が壊れているので、刺激を受けやすいのと同時に、皮膚内の水分が蒸発しやすいです。つまり、肌水分量が低下し、乾燥肌になりやすくなります。
トレチノイン治療中にニキビが悪化したり、新しいニキビができるのは、肌水分量が低下し乾燥肌になっている事が原因の1つとして考えられるので、ニキビを増やさない為には乾燥しやすくなるリスクを減らす事が重要になります。
むやみに洗顔料で皮膚を刺激すると、色素沈着やニキビを発生させるリスクが高まり、治療効果が半減するので、私は洗顔料を使わないようにしています。
新規ニキビが繰り返すと、ニキビ跡・色素沈着になる
トレチノイン治療中、日常的に洗顔料を使っていると、上述したようにニキビ発生のリスクが高まると考えられます。
できたニキビはトレチノインの効果で治りますが、それを繰り返していると、肌に刺激が蓄積し、ニキビ跡・色素沈着になる可能性があります。
一回洗顔料を使ったくらいでは起こらないと思いますが、それによりニキビが繰り返せば、十分にニキビ跡になる可能性は考えられます。
トレチノイン治療中は水洗顔で良い
刺激の強い洗顔料を使わなくても、トレチノインやハイドロキノンは十分に落とせます。
今まではニキビができないようにする為に、必死で汚れを落とそうとしてきたかもしれませんが、逆にその徹底的な洗顔がニキビの原因になっていたかもしれません。
トレチノイン治療では、徹底的に汚れを落とす必要はありません。落とすのはトレチノイン・ハイドロキノンだけで大丈夫です。
水洗顔でも汚れは十分に落とせるし、何より洗顔料と違いケミカルな刺激がないのが大きいです。
いきなり洗顔料をやめずに、段階的にやめるべき
私は洗顔料を使わずに、水洗顔のみでトレチノイン・ハイドロキノンを落とすことを推奨しますが、今までずっと洗顔料を使っていたのに、いきなり水洗顔を始めた場合は、急にニキビができる可能性があります。
今まで洗顔料に頼って皮脂を落としていた上に、肌を刺激して皮脂の分泌を増やしているので、洗顔料を使わなくなると、全ての皮脂を洗い落とせなくなります。
その状態で水洗顔にしても、水洗顔で全ての皮脂を洗い落とせず、毛穴に皮脂が詰り、ニキビ発生の原因になってしまう可能性が高いです。
まずは、洗顔料を使う日を徐々に減らし、水洗顔の日を増やしていきましょう。
そうする事で、水洗顔でも皮脂が出ないように洗えるようになっていきます。
まとめ
トレチノイン治療中に洗顔料を使うと、以下のようなデメリットがあります。
- 洗顔料の刺激で色素沈着が起こる
- 過剰に肌バリアが壊され、肌が乾燥しやすくなり、ニキビができる
- ニキビが繰り返される事でニキビ跡・色素沈着になる
肌に優しい洗顔料を選りすぐっているというのなら止めはしませんが、適当な洗顔料を使う予定なのであれば、トレチノイン治療のリスクを高めると思うので推奨しません。
トレチノイン治療中は洗顔料を使わずに水洗顔のみにした方が、肌に優しく、いくつかのリスクを緩和できると思います。
また、今まで洗顔料の洗浄力に頼っていた為、いきなり水洗顔にしても全ての皮脂を落とせない可能性があります。だから、水洗顔を導入するのであれば、段階的に取り入れることをおすすめします。
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