アミノ酸シャンプーを利用された方からよく聞かれるのが、泡立ちに関することです。泡立ちが悪いというアミノ酸シャンプーの噂を聞いてあえて使っていないかもしれません。

そこで今回は、アミノ酸シャンプーは本当に泡立ちについて考えてみたいと思います。

シャンプーの良し悪しと泡立ちの良さは関係なし!

シャンプーを選ぶのに最も重視していることと言えば泡立ちという方が多いかもしれません。

しかし、泡立ちが良いからといって本当にいいシャンプーとは限りません。多くの方は、泡立ちが良いこと=汚れをよく落とすことと勘違いされているのでこのような誤解が生じてしまいます。

実は、泡立ちは直接的に汚れを落とすことや洗浄力とはあまり関係ありません。泡立ちは、シャンプーに含まれる添加物によって良くなるものなので、添加物を加えればいくらでも泡立ちを良くすることができます。

アミノ酸シャンプーだからといって、泡立ちが悪いとも限りません。アミノ酸シャンプーには、アミノ酸系洗浄剤のマイルドな泡立ちや洗浄力を補うために、いくつかのサポート洗浄剤が同時に配合されています。

メインはアミノ酸系洗浄剤ですが、サポート洗浄剤がバランスよく配合されているものを選べば、アミノ酸シャンプーでも程よい洗浄力や泡立ちがあります。

泡立ちが大切な理由としては、泡には汚れを包み込んで落とす効果があるためです。泡で汚れを包むようなイメージでシャンプーするのが、上手に汚れを落とすポイントです。泡立ちを気にするあまり、強く頭皮をこするのは逆効果になります。

泡は掌で作り、頭皮の汚れに優しく包み、マッサージで汚れを浮き立たせるように洗います。アミノ酸系のシャンプーの優しい泡立ちは、このような頭皮の洗浄に最も有効です。程よい泡立ちだから、泡立ちが強すぎる硫黄系シャンプーのように汚れを広げてしまったり、爪でひっかいてしまうこともありません。

シャンプーを選ぶ時に大切なことは洗浄成分

シャンプーを選ぶ時に一番大事なことは、低刺激の洗浄成分を配合しているかどうかです。アミノ酸系の洗浄成分を配合しているアミノ酸系シャンプーを選ぶのが良い選択です。

もし、硫酸系・石鹸系などの刺激の強い成分が配合されている場合、どれだけ泡立ちが良くても頭皮・毛髪の刺激を与えます。洗浄力がどうしても必要だと感じるのは、例えば皮脂が多いタイプの人やオイリー肌の人、整髪料などを使っていて頭皮や髪が汚れやすい人です。

このような方は皮脂の汚れや整髪料を洗い落とすためにゴシゴシ洗って頭皮を傷つけやすいです。そのため、このような方こそアミノ酸シャンプーの利用がお勧めです。

アミノ酸シャンプーは泡立ちが控えめなので、洗浄力がないと思われるかもしれませんが、全くそのようなことはありません。最小限に泡立ちを抑え、必要な汚れの除去を効果的に行えます。

泡立ちは少ないのに、汚れはしっかりと落とせるのがアミノ酸シャンプーの良いところです。そのため泡立ちだけで洗浄力を判断しないでおきましょう。

そしてアミノ酸シャンプーは、いろいろな洗浄成分と組み合わせることで程よい洗浄力があります。ですからアミノ酸シャンプーだからといって洗浄力が弱い、汚れが洗い落とせないというわけでは決してありません。

アミノ酸シャンプーでも泡立ちが良いものは増えています

一昔前までは、アミノ酸シャンプーは泡立ちがあまりよくないと批判されることもありましたが、最近のアミノ酸シャンプーは、泡立ちが良いように成分配合されているものが増えています。

そのため、泡立ちの良いシャンプーを使いたい!という場合も、アミノ酸シャンプーが十分な効果を発揮します。

泡立ちが良いアミノ酸シャンプーの特徴としては、配合成分にアミノ酸系洗浄剤をサポートする泡立ちや洗浄力をサポートする成分が配合されています。

アミノ酸シャンプーに配合されているアミノ酸系洗浄剤には、グルタミン酸、ラウリルリン酸、イセチオン酸、メチルタウリン、メチルアラニン、加水コラーゲン、グリシン、サルコシン、アスパラギン酸、プロピオン酸などがあります。サポート洗浄成分としては、オレフィンスルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、PPG-2コカミド、ココアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、スルホコハク酸ラウレス2Na、コカミドDEA、ラウリルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタインなどが配合されています。

これらの洗浄成分は、アミノ酸シャンプーに組み合わせて配合される洗浄成分のなかでは、穏やかな洗浄力でアミノ酸シャンプーのデメリットを上手にサポートしてくれます。少しでも洗浄力が高いものを求めている方の要望に応え、多くのサポート洗浄剤が配合されています。

アミノ酸シャンプーは、このようにトータルな泡立ちと洗浄力をキープするように作られているので、どのような方でも満足できるはずです。配合成分をみると大変多くの種類があるので、少し混乱されるかもしれませんが、基本的にはこれまでご紹介しました硫黄系洗浄剤がたくさん含まれていないことを注意するのが一番です。

一つ一つ調べるのは大変かもしれませんが、配合成分を確認するだけでも随分良いシャンプー選びができますので、是非確認する癖をつけましょう。慣れてきたら、いろいろなアミノ酸シャンプーの配合成分を比較して、どのアミノ酸シャンプーが自分に向いているのかわかるようになってきます。

アミノ酸シャンプーと泡立ちについてまとめ

どうしても泡立たちを求める方には次のような対策をおすすめします。

一つ目は、シャンプーを始める前にブラッシングをして頭皮や髪の汚れをしっかりと取っておくことです。頭皮や髪の汚れが泡立ちの悪さの原因となります。

そして整髪料を使っている方は、シャンプーの前に軽い湯洗いをして整髪料をしっかりと落としてからシャンプーを始めましょう。ムースやヘアワックスなどの整髪料が泡立ちを悪くする原因となります。ムースやヘアワックスをつけたままシャンプーをつけると汚れを広げてしまいます。

まずは湯洗いを最初にして、整髪料をとってからシャンプーを始めるのが良い方法です。

二つ目は、泡を手の上で作ることです。多くの方は、直接を頭皮にシャンプーをつけているかもしれませんが、最初に掌でよく泡立てるのが泡立ちを良くするポイントです。シャンプーが頭皮の皮脂や汚れと混じって泡立ちにくくなってしまうので、できるだけシャンプーは手のひらで泡立てておくのがよいでしょう。

掌で作った泡で汚れを浮き立たせるようなイメージで優しくマッサージしながら洗っていくと少ない泡で汚れを落とすことができます。泡立ちが少ないので、頭皮をゴシゴシと洗う必要もありませんし、洗い落としにも時間がかからず、頭皮を傷つけるリスクも少なくなります。

このように、アミノ酸シャンプーの泡立ちの控えめなことはむしろメリットとなりますので、是非アミノ酸シャンプーを活用して髪や頭皮に優しいケアを行っていきましょう。