ニキビには芯がある?
あーあ、こんなところにニキビができちゃったよ…何気なく触ってみると、なんだかニキビの中心にしこりのようなものがあるというような経験をしたことがありませんか?
しかもそのしこりのような中心部分が黄色くなっていて、とても目立つ!
何これ!汚い!最悪!
こういったしこりが中心にあるニキビのことを、巷では‘しこりにきび’というのだそうです。
私もよく思春期ニキビがたくさんできていたころ、この‘しこりにきび’に悩まされていましたよ。
見た目で芯(しこり)があることがわかるので、どうしてもこの芯をもぎ取りたい!
この芯がなくなればニキビは治るんじゃない?!と、指でごにょごにょ、つぶしたりもぎ取ったりしちゃうんですよね。
でもちょっと待って!
このしこりにきび、実はケアを間違うととても跡に残りやすいニキビなのです!
ニキビの芯は何?
実はしこりにきびには2種類あります。1つ目が、赤く腫れた皮膚の中心に黄色い膿のような芯のようなものが目に見えてわかる、黄色い芯のある、赤いしこりにきびです。
この赤いしこりにきびの中心に見える黄色の膿のようなものの中味は、まさに炎症によって溜まってしまった膿です。
毛穴に皮脂やヨゴレがたまりアクネ菌が繁殖し、その炎症によって膿がしこりのようにかたまってしまっているのです。
そして色が赤紫に近いような色であれば、より炎症が悪化し膿に血液がまざったまま固まってしまっているのだそうですよ。
そして2つ目のしこりにきびは、肌の赤みと腫れはあるものの、外から肉眼で膿が見えない状態の芯が見えないしこりにきびです。
この芯が外から見えないタイプのしこりにきびは、肌の下の中心の部分に老廃物や皮脂などがつまっています。
表面からは芯は見えませんが、肌の奥のほうで炎症が起きて膿がたまってしまっている状態です。
どちらも芯の中身は膿なんですね。
ではなぜ膿は毛穴にたまってしまうのでしょうか。
それは、アクネ菌という菌が皮脂や老廃物を栄養源にどんどん活発に成長していくからなのです。
そして膿は、白血球がアクネ菌と戦ったあとの残骸なのだそうですよ。
つまり、膿は、がんばったあなたの白血球の努力のたまものとも言えるでしょう。
潰さないでニキビの芯を出す方法
実はニキビを早急に治す一番の近道は、このニキビの押し出して芯を取り出してしまうことなのです。ニキビの大元である芯がなくなれば、同じところに再発もしにくくなり根本からニキビをやっつけることになるので、芯を出して取り除いてしまうことが一番なのです。
ですが、これもやり方を誤るとニキビ跡が残ったり、芯のあるニキビでも芯を出して良いニキビと悪いニキビがあるのでそのあたりの見極めが肝心です。
ニキビの進行段階と種類
ニキビにはその進行の度合いに応じて、5段階(5種類)に分けられています。症状が軽い順から、
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ
- 黄ニキビ
- 紫ニキビ
ひとつずつ簡単に見ていきましょう。
①白ニキビ
白ニキビはニキビの出来はじめの初期の段階で、毛穴に老廃物、皮脂、角質などが詰まった状態で、大きさ的にもさほど大きく目立つこともなく、顔を触るとなんとなくポコッとしているなぁ、何かあるなぁ、と気づく程度ものです。②黒ニキビ
黒ニキビは白ニキビが空気に触れて酸化し黒くなった状態のものをいい、まだ痛みもなく炎症も起きていない段階のものです。ただコメドが毛穴に張り付いてしまっている状態のため、押し出して取り除くことはすでに困難な状態になっています。
黒ニキビもまだまだ治しやすい段階の初期のものなので、市販のピーリング剤などで治療すれば治ります。
③赤ニキビ
赤ニキビは皮脂や角質が詰まった毛穴の中で、皮脂を栄養源にアクネ菌がどんどん増えてすでに炎症を起こしてしまっている状態のものです。赤ニキビの段階ではすでに痛みが伴うので、押し出し除去することは非常に困難であり、また危険です。
この段階にまで進んでしまったら、もう潰したりすることは考えず炎症を抑えるニキビ薬などで治療をするほかありません。
④黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビが更に悪化した状態のもので、毛穴の中に膿を持った状態のものです。ちなみにこの膿は、アクネ菌と白血球が戦ったあとの残骸なのだそうで、黄ニキビも赤ニキビ同様に痛みが更に伴うので、押し出したりつぶしたりのセルフケアは困難になります。
赤ニキビ同様に、炎症をおさえる治療薬での治療がメインになりますが、この段階まで進行してしまったら必ず皮膚科にかかるようにしましょう。
下手なセルフケアではとても跡がのこりやすいです。
⑤紫ニキビ
最後に一番ニキビが悪化している状態の紫ニキビです。これは黄ニキビが更に進行し、皮膚の奥深くまで炎症が進行し血液の流れが滞り、血液と膿が混ざりあっている状態のものです。
紫ニキビも黄ニキビ同様に皮膚科での治療が必要となります。
ニキビの芯を出しても良いのは白ニキビだけ
さきほどニキビを早急に治す一番の近道はニキビの芯を取り除いてしまうことだと記述しましたが、実は芯を取り除いても良いニキビとは、基本的には一番初期の段階の‘白ニキビ’だけなのです。この時点でしっかりケアをしておけば、のちのち悪化することもなく早くニキビを治すことができます。
ですが、むやみやたらにニキビの芯を押し出しても、傷や跡が残るだけです。
芯を押し出して取り除くのであれば、正しいやり方をする必要があります。
正しい芯の押し出し方は、次の手順です。
- 洗顔をしお肌を清潔にし、蒸しタオルなどで毛穴を十分に開かせておく。
- コメドプレッシャーなどの専用器具(清潔なもの)を用意し、ニキビの芯を押し出す。なかなか取れないからと何度も何度もプレッシャーをかけるとお肌に負担をかけるだけになるので、あまり深追いするのはやめましょう。
- ここが重要です。コメドプレッシャーなどで芯を押し出した後は、マキロンなどの消毒液で毛穴を消毒しておきましょう。
こうすることで更なる炎症を抑えることができます。
消毒をしたあとは化粧水などでしっかり保湿しケアすることを忘れずに行いましょう。
使用する化粧水はできるだけ毛穴をキュっと引き締めてくれる効果のあるものがおすすめですよ。
どうでしたでしょうか?
ニキビの進行状態とその呼び方やメインの治療法や特徴、そしてニキビの芯の中身やその除去方法についてまとめました。
ニキビの進行状態と対処法については一般的なものをあげたので、一概には言えません。
基本的には白ニキビ意外は自分ではつぶしてはいけないとはいわれていますが、それでもうまくコツをつかめば、実はつぶした方が早く治ることもあるのです。
(それはそうですよね、ニキビの芯を取っ払ってしまえば炎症を起こす部分がなくなるのですから。)
でも、あまり上手につぶせる自信がない人は白ニキビ意外はつぶさずに炎症を抑える薬などで治療するほうが時間はかかりますがキレイになおりますよ。