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これは登録しないと先を読めないけど、ビジネスマンなら全文読むべき内容。

手続き論としてのガバナンスは最高に理解されておられるけれども、全般的な印象としては非常にこの稀代の経営者においてすら、話している内容が子供じみていて、その取り巻きの古参の人達も、自分たちが何を言っているのかよく理解できないで、「正当性」を語っている。

この70代、80代の「大人」たちの話がびっくりするほど子供っぽく、クックパッドとそれほど変わらない。いや、表面的な内容ではクックパッドよりもっと酷いありさまだ。

この記者会見の内容は、伝えた方が世間様の理解を得られると思ったのだろうけれども、あまりにステロタイプの言い方で使いたくはないが、老害という一言に尽きる。

この中の白眉は、

後藤顧問が井阪社長のお父様のところに行って、説得を試みるところ。

上場企業の社長の人事にそのお父様のところに行って、道理を含むところがまずすごい。そりゃ、井阪社長も怒るだろう。それで怒って電話をしたら、後藤顧問は、

「大変けんか腰の電話でしたから驚きました。今にして思えば、「お前酔ってるんじゃないよな」とひと言言えばよかった」

うーん、これはすごい。お前酔っているのかじゃないだろう。酔ってないから怒っているのだろう。

そして、井阪社長が
「自分ももう60歳間近で、自分のことは自分で決めます。父親は既にもうろくしております」

と言ったそうだ。日本にとって経営者のとしての「成人」は60歳なのか。おそらく全文英訳されてしまうと思うが、また笑われてしまう・・・

実はこのようなやりとりって地方の商工会議所などで頻繁に聞いてうんざりして、地方ってなかなかしんどいなあと思っていたけど、まさか東京のど真ん中でこのようなやりとりをしていたというのが残念。
内容もさることながら、この話の登場人物の平均年齢は一体何歳なんでしょうか。しまいには社長の父親まで登場するし。「息子がまずいことしましたか?」って、高校生じゃないんだから。
ほとんど筒井康隆のドタバタ小説の世界。
鈴木さんが、持ち株会社の名前かを「イトー」をなくし「i」だけにして「7&i」にされた時から、伊藤名誉会長はよく了承されたなと思っていましたが、ずっと溜まっていて、遂に限界にきた感じが否めません。栄枯盛衰、諸行無常です。
醜い。取締役会の決議より自分の方が正しいと?
これをガバナンス不在と言わずして何だろう。

人事にも新陳代謝は必要ですね。
しかしセブンイレブンの社長が人生の決断をするにあたって、その決め手になったのがマンションのローンであったとは、誰が予想したであろうか。

住宅ローン、恐るべし!
本日の会見の文字起こし。こちらはKing HIDIEさんがコメントされているように一方の言い分。今後、井阪氏や社外取締役の方からも、どういう形でかはわからないが、なんらか発信が出てくるのではないかと思う。
個人的に気になったのは、下記二点。まず『特に重要なのは、創業者である程度株を持っている伊藤家の判断でした。(伊藤家の判断に)引っ張られることはないけれど、その点が非常に重要なんだと(指名・報酬委員会で)言われました。』という部分。この委員会は鈴木氏・村田氏を除くと伊藤社外取締役と米村社外取締役。注目したいのは『(指名・報酬委員会で)言われました』という部分で、この書き方は社外取締役の両名もしくはどちらかが言ったことが伺える。独立性を担保するための構造なはずなのに、どうしてこのように促したのか、この発言を真とすればガバナンス構造に疑義が生じる。
次が『指名・報酬委員会は(井阪社長の退任に対して反対したのは)「7年間最高益を続けた社長を辞めさせるのは世間の常識が許さない」という1点でした。』と同じく委員会に関する部分。これは、社長の適性に関して、鈴木氏の主張(COOとして不十分で、鈴木氏が実質的にはやっていた)のが真実であれば、株主利益に資さない。逆に、この委員会の指摘を真実とすれば、鈴木氏の発言に疑義が生じる。
何が真実かは分かりえないが、取り急ぎ気になった点のメモを兼ねてPick。
そもそもの前提として、ご子息の鈴木康弘氏がほとんど何の実績もなしに(富士通からの中途採用)持株会社の取締役に最年少で就任したことが不可解。
半沢直樹的な「組織の論理」にもそぐわないし、コーポレートガバナンスとしても不適切。
記者にそこを突かれても煙に巻こうとしているが、おかしいものはおかしい。
「権力は腐敗する」
古今東西を問わずこれほど人間の性を適切に表す言葉はないといつも思いますし、最近の偉大な創業者のご乱心を見てもますますその思いは強くなります
この記事だけでは一方的だし、本当のところは当事者のみぞ知ることでしょうが、伊藤氏にしても鈴木氏にしてもそういうことでしょう
だからこそやっぱりガバナンスは必要で、いくら今がうまく機能していなくても、いくらオーナー社長のほうがうまく行っているという記事が出ようと、じゃあなくて良いという話にはなり得ず、改善をしながらもどう「まだマシな」制度にしていくかという事を考えるべきなんだと思います
1ページから2ページ目中ほどまでの鈴木敏文会長の言葉を読んでいて、自分が零細運送会社の社長を解任された時の創業者の言っていたこととそっくりだな、と驚きました。全部自分が取り仕切ってきた。お前はただ言われたことをやっただけ。そんなはずないでしょう。会長が何か仰ったら、みんなは会長の顔を立て「わかりました」とだけ言い、実際には後継者が会長の顔を潰さない程度に化粧して咀嚼した実行案を作るのです。

名経営者と言われた鈴木敏文会長の発言が、社員40人の個人資本零細運送会社と同じレベルということに心底驚き。

セブンの場合は取締役会で否決され井阪社長の退任は決まらなかったわけですが、私が代表を務めていた零細企業は創業者とその配偶者が過半数を持っていたので、私はあっけなく解任されました(^^;;
「私はまだマンションの支払いも続けております。私はまだ若い。私はセブンイレブン一筋で学卒からやってきたのだから、今やめるわけにはいかない」

なぜ、一筋で学卒からやってきたからやめるわけにいかないのか? マンションの支払いと社長業を続ける事と何の関係があるのか? 唖然。呆然。