ちょうど休みの取れた平日があったので、いよいよ足立東部病院へ初診です。
梅島駅から歩くこと15分。道のりはわかりやすいですが、結構遠く感じます。ただし駅前にタクシーの乗り場等はないので、歩くのが一番確実でしょう。
到着した病院はごくごく一般的な地元密着型の地方病院という感じ。待合室は地元の常連っぽいお年寄りがいっぱいでした。
土曜日は混むかも・・・と思って平日の受診にしたのですが、この患者層を見ると、平日とか土日とかあんまり関係ないかもなあ・・・(後日検診で土曜日に受診したとき、この予感は正しかったことが判明)

初診の場合は受診申し込みカードのようなものに記入します。
ここでなんのための受診かを書かなければなりません。「ワキガ」と書くのは抵抗があったので「腋臭症」と記入し、保険証と一緒に受付へ提出。

待合室でしばらく待っていると、今度は外科の受付の看護師さんから名前を呼ばれます。
ここで、詳しい問診表を渡され、記入するよう指示されます。
気になりだしたのはいつごろからか?
家族にワキガの人はいるか?
人から臭いを指摘されたことはあるか?
汗の量は気になるか?・・・等。
電話番号を記入する欄もあるのですが、「ご自分の都合のよい番号で結構です」との注意書きがあって、家族に内緒で受診する人も多いんだろうなあ・・・と思いました。

問診表を提出してまた待合室で待っていると、外科の診察室から呼び出しがあり、ついに診察です。
先生は痩せ型で優しげな感じ。
診察は問診表に記入した内容にしたがってまず問診。その後、診察用のベッドに寝て、ワキの臭いを実際に先生にかいでもらいます。
しかし!この日、暑い中歩いて汗だくだったというのに、私はなぜかあの特有の臭いがほとんどしていませんでした。
もともとワキガの臭いは精神的な緊張に大きく影響されるのですが、私の場合、職場や恋人・友達と会うときなど、いつも接している人に囲まれている状況だと臭いが強くなるタイプ。逆に言うと一人で過ごす休みの日はあまり臭いがなかったりするんですよね。
休みの日で、通気性のよいゆったりめのワンピースを着ていたせいもあるのかも・・・。

まず、ガーゼをワキにはさんで臭いを移し、それを先生がかぎます。
案の定「あまり臭いはないね・・・」とのこと。
次に直接先生がワキに鼻を近づけてかぎますが、「うーん、あまり臭いはないね」とのご感想。
がーん!いや先生、普段はこんなんじゃないんです!もっとすっごい、めんつゆのようなネギのような不快な臭いがもわ~っとするんです!!あーっもう、臭ってほしくないときにはあんなに主張してくるくせに、なんでこういうときに限って言うことを聞かないのかこのワキは!臭え!もっとがんばれ!
気にしすぎだとか言われて手術を断られたらどうしよう!と焦るあまり、思わず普段なら絶対に送らないワキへの声援を(心の中で)送ってしまいましたよ。しかし、問診表に書いた症状(気にしだしたのは小学校高学年、母がワキガ、人に臭いを指摘されたことあり、汗の量も多い・・・)が典型的なワキガの症状に当てはまっていたためなのか、診察を終えた先生は、「手術を希望しますか?」と聞いてくれました。あーよかった。迷わず「お願いします」と即答しました。
ここで手術の内容について説明があり、手術の日程について相談します。ホームページで手術の予約状況が公開されていて、それを見てだいたいの希望日は決めていたので、その日の予約が取れることを確認して予約。仕事は土日含めて6日の休みを取る予定なのですが、その程度の日数で大丈夫ですか?と聞いてみると、デスクワークなら大丈夫ですよとのことでした。
さあこれで一安心、とりあえずワキガ手術への第一歩は無事踏み出したぞー!とほっとしていると、「では心電図の検査と血液検査、あと胸のレントゲンとっていってくださいね」と思いがけない一言が。
おおっ!もうそこまでするんですかい!第一歩どころか第二歩め行っちゃってんじゃん!手術を決意しての受診だったとは言え、うわー、これでもう後には引けなくなったぞ・・・とこれには内心ひるみました。が、どうせなら済ませられるものは今のうちに済ませちゃったほうがいいのは確かだし、とおとなしく検査へ。
これから受診される方は、検査に備えて脱ぎ着のしやすい服でいったほうがいいかもです。

検査のあと、再び診察室へ呼ばれ、今度は看護師さんから入院についての説明を受けます。
まず部屋の予約。私は二泊三日の入院予定だったのですが、個室だと差額ベッド代が一日12,000円、2人部屋だと6,000円、4人部屋だと3,000円がそれぞれかかるとのことで、6人部屋以上なら差額なし。ただし6人部屋以上だと認知症の患者さんなんかもいて結構騒がしいかも・・・ということ。快適な入院生活と資金をとっさに天秤にかけた結果、私は4人部屋をお願いしました。

それから入院にあたって用意するものについて説明を受けます。
おおまかに言うと、
○タオル 大判3枚、普通3枚、浴用5~6枚
○キャミソール 5~6枚(消毒で汚れるので使い古しのもの)
○コップ
○スリッパ
○ティッシュ
○歯ブラシ、洗面用具
○持ち物には名前を書いてください。・・・など。
・・・うーん、タオルがずいぶん必要だなあ。これは結構荷物になるんじゃ・・・。

術後の生活についてもここでいろいろ聞きました。
私はネットで情報を集める中で気になっていたことをメモしていって、そのメモに基づいて質問していきました。
質問した内容はだいたい次のような感じ。

○かぶるタイプの服はいつから着られますか?
 →二週間後くらいから。それまでは腕が上がらないので、前開きでゆったりした服でないと着られません。
○固定が取れて不自然でなくなるのはいつごろからですか?
 →退院までは厚いガーゼを当てているけれど、退院時は薄いガーゼだけなので見た目にはわからなくなります。
○抜糸はいつですか?
 →一週間後に来院で。
○重い物はいつから持てるようになりますか?退院のとき家族の迎えなどはお願いしないつもりなのですが、荷物は持って退院できますか?
 →みなさん自分で持って退院しているから大丈夫ですよ。
○シャワーはいつから浴びられますか?
 →退院前でも浴びられます。傷口には当てないほうがいいかもしれないけど、それ以外は大丈夫。
○髪はいつから洗えますか?退院前にお願いできますか?
 →病棟の看護師さんにお願いすれば大丈夫ですよ。

・・・うーん、こうして見ると、なんだか服だのシャワーだの、見た目ばっかり気にしているなあ。まあ仕事に復帰することを考えると本人にとっては重要なことなんだけど、治療とは関係のないようなくだらない質問なのに丁寧に対応してくれて、看護師さんにはほんとに感謝です。
しかし、この説明、一部実態とかけ離れていたことが後にわかる・・・。

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