アトピーで貨幣状湿疹の黄色い体液が治らない!ステロイドは逆効果?

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アトピー性皮膚炎の治療中に、直径2~3cmのコイン状の丸い湿疹ができることがあります。

 

これは硬貨のような形から、貨幣状湿疹と呼ばれている湿疹で、アトピーとはまた別の皮膚病ですが、併発することが多いです。

 

この湿疹はアトピーと同じで、治ったと思ったら同じ場所や別の場所に再発して…を繰り返し、治りにくくて非常に厄介です。

 

実は私も小学高学年から大学生くらいまで、ずっと貨幣状湿疹に苦しめられました。

 

この皮膚病でつらいのが、強烈なかゆみと、黄色い体液がジュクジュクと滲み出してくることです。

 

特に黄色い体液は服に染み込んでカピカピになってしまい、患部が服にへばりついて剥がれて傷ついてしまうという悪循環を繰り返しました。

 

ここでは、アトピーから併発する貨幣状湿疹の黄色い体液を中心に、治療法などを詳しくまとめてみました。

 

貨幣状湿疹が起こる原因は?

 

貨幣状湿疹の詳しいメカニズムや原因は、医学的にも判明していません。

 

しかし発生の引き金になっているのは、アトピー性皮膚炎や乾皮症、皮脂欠乏性湿疹が影響していると考えられています。

 

つまりアトピーと同じで乾燥で悪化するので、秋から冬にかけて増悪しやすく、春から夏は症状が軽快しやすいと言われています。

 

とにかく痒みが激しくて、掻いて傷つけてしまうと、そこから黄色い体液が浸出し傷口で結晶のように固まり、パリパリになります。

 

この黄色い体液の結晶が非常に厄介で、これが固まるために傷口が治りにくく、剥がすとまたすぐに黄色い体液がどんどん湧き出てくるのでイタチごっこになりがちです。

 

 

黄色い体液の正体は?

 

幣状湿疹の傷口から溢れてくる黄色い浸出液の正体は血液成分の血漿で、水とタンパク質(アルブミン、フィブリノーゲン、グロブリン)で構成されています。

 

貨幣状湿疹を掻いて炎症が起こると患部の毛細血管が拡張して、血管の壁から血液ではなくこの血漿が滲み出てきてしまうと言われています。

 

元が血液なので、患部の症状が改善しない限り、黄色い体液=血漿は固まった結晶を剥がせばいつまでもどんどん出続けることになります。

 

アトピー性皮膚炎と併発している場合は、黄色ブドウ球菌に感染しないように注意が必要です。

 

 

貨幣状湿疹の治療法

 

貨幣状湿疹の治療は、体験したものでしかわからないほど、非常に厄介で難しいです。

 

とにかく患部を掻かないように注意して、黄色い浸出液を出さないようにすることが大切です。

 

黄色い浸出液は固まらない限り出続けるので、外用薬を患部に塗っても、塗った外用薬の下からどんどん溢れてくるので、外用薬が流れてしまいます。

なので、自分の経験を考慮に入れて治療法をお伝えするとすれば、黄色い浸出液が出ている状態であれば、ステロイド剤を塗ってガーゼやドレッシング材を使ってパッキングしてしまいます。

 

浸出液が固まらずにガーゼに吸い取ってもらうようにした方が、自分の経験では治りが非常に早かったです。

 

黄色い浸出液が止まり、患部で結晶化しないようになれば、抗生剤などで感染予防をして、かゆみを我慢しながら治るまで保湿剤で保護します。

 

とにかく掻いたり衣服で刺激を与えないようにするのがコツです。

 

 

ステロイドは必要?使わないほうがいい?

 

貨幣状湿疹の治療法を調べていると、ここでも脱ステロイドや脱保湿の話が出てきます。

 

貨幣状湿疹が長期化するのは、逆にステロイド剤が悪さをしていて、保湿するのもよくないという考え方です。

 

しかし自分の経験では、黄色い浸出液が出ている間は、強力なステロイド剤を使わない限り傷口が塞がらないという感じでした。

 

ステロイド剤を塗ってガーゼなどで封じ込めてしまうと、基本、次の日には黄色い浸出液が止まり傷口が塞がっていました。

 

ステロイド剤を使わないと、黄色い浸出液が出続けて結晶化し、傷口が塞がらないのでいつまでもそのままといった感じですね。

 

ただ、ステロイド剤がかゆみを増強している可能性も否定できませんので、脱ステロイドで治したいという方は、チャレンジしてみてください。

 

貨幣状湿疹はアトピーと同じで、治療できてもまた別の部分に発生しやすいので、長期の戦いになります。

 

自分で工夫して、ある程度自分なりの方法を見つけるしかないとは思います。それほど、医師によって治療方法や考え方が違います。

 

私の場合は、とにかく黄色い浸出液が止まらないと学校生活が不便でしたので、ステロイドは常に使っていました。

 

使うとすぐに傷口はふさがりますが、痒みに負けて掻いてしまうとまた発生し、痒みに耐えて完治しても、次はまた別の部分に発生するといった感じでしたね。

 

最終的に、成長するにつれ発生頻度が少なくなり、大学生の頃に出なくなりました。

 

 

強烈なかゆみ対策

貨幣状湿疹は強烈なかゆみとの戦わなくてはいけません。

 

病院では抗アレルギー剤が処方されますが、基本的にはアトピーと同じでとにかく掻かないようにしなければいけません。

 

熱いお風呂に入ると痒みが激しくなるという考え方がありますが、私の場合は熱めのお風呂に入った方が痒みが紛れたので、それは個人差があると思います。

 

黄色ブドウ球菌対策と患部の清潔を維持する意味でも、酸性温泉水の成分を使った入浴剤は試してみる価値はあると思います。

 

私も貨幣状湿疹の子供時代に、温泉旅行で温泉に入ると患部が治るのが不思議でしたが、たぶん成分が効果があったんだと思います。

 

あとは、体験者としては患部をガーゼやドレッシング材を貼って保護してしまうと、痒くてもかけないので、掻きむしり対策として有効だと思います。

 

もしドレッシング材の上から掻いても、傷口は保護されていますので…。

 

 

まとめ

アトピー性皮膚炎から併発しやすい貨幣状湿疹は、とにかく痒みと黄色い浸出液との戦いになります。

 

長期化しやすいこともアトピーと非常に似ているので、同時進行で治療していく形になると思います。

 

私の場合は大学生までかかって完治しましたが、実は今でもまだたまにポツッと貨幣状湿疹が出ることがあります。

 

痒いので掻きますが、今はなぜか黄色い浸出液が出てくるほど悪化はしないんですよね…。

 

こういったところも非常に謎で、本当に厄介な皮膚病だと思います。

 

ステロイドに関しては、貨幣状湿疹もアトピーの脱ステロイドと脱保湿の考え方を適用していいのかどうか、これは主治医の先生に任せるしかありませんが、私の経験ではステロイドしかも強力なステロイド剤は治療に必要でした。

 

また最新の治療法が論文で発表されれば、このサイトでご紹介したいと思います。

 

以上、アトピーで併発する貨幣状湿疹の情報でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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