酵素ドリンクはお湯で割ると効果が無くなる、という噂を耳にしたことがるかもしれません。
果たしてこの噂は本当なのでしょうか。真相・真実に迫りたいと思います。
酵素ドリンクはお湯で割ると効果がないという根拠
インターネット上では以下のような情報が出ています。
酵素ドリンクは、体内に酵素を取り込むために飲むものです。
仮に割り方によって、酵素が減ってしまうようなことがあれば、飲んだ意味もなくなってしまいます。
お湯で割るということは、酵素ドリンクの温度を上昇させてしまいます。
実はそれが酵素ドリンクにはよくないのです。
温度が上昇してしまうと、酵素が破壊されてしまい、飲んだとしても思ったよりも体内に吸収されません。
出典:http://kouso87.com/entry40.html
お湯割りをする最大のデメリットは酵素効果が無くなることです。これは50℃以下ならば問題はありませんがちょっと不安なのはありますよね。あとは酵素ドリンク独特の味が引き立ってしまうという点です。
出典:http://kouso119.com/?p=721
酵素ドリンクをお湯で割ると効果ない、という見解のポイントは一つですね。
- 酵素は熱に弱いため酵素補給効果が無くなる
果たしてこの噂は本当なのでしょうか。
酵素ドリンクに酵素補給効果はない
先ほどご紹介した見解に、まずは真っ向から反対意見を述べたいと思います。
残念ながら、酵素ドリンクは酵素補給できる飲み物ではありません。酵素ドリンクには酵素は入っていない(正確には入っていても失活している)といえるからです。
- 酵素ドリンクは清涼飲料水である
- 清涼飲料水は殺菌のために高熱処理が義務付けられている
- 高熱処理により出荷時点の酵素ドリンクには酵素は残っていない(あっても失活)
というのが根拠です。
酵素ドリンクは、そのネーミングから酵素補給飲料と勘違いしている方が非常に多いのですが、酵素は補給できません。このような事実を聞くと、酵素ドリンクは詐欺商品なのではないか、と思うかもしれませんが、そういうわけではありません。
確かにネーミングセンスを疑う部分はありますが、酵素ドリンクと名付けられている理由を、少し説明しておきましょう。
酵素ドリンクのネーミングの由来
一部、推測部分があることをご容赦ください。
酵素ドリンクと名づけられた理由は「酵素ダイエットに利用される飲み物だから」です。
酵素ドリンクは、酵素ダイエットに利用するために開発された商品と考えてよいでしょう。勘違いしていただきたくないのが、酵素ドリンクが開発されて、酵素ダイエットができたのではなく、酵素ダイエットという考え方は、酵素ドリンクが販売される前からあったということです。
酵素ダイエットとは、酵素栄養学に基づいた体内酵素を活発にするダイエット方法であり、消化酵素を大量に消費するような食事を辞めることが、酵素ダイエットのコアとなります。
酵素栄養学では体内酵素を代謝酵素と消化酵素に分けて考えており、消化酵素の働き過ぎが代謝酵素の働きを邪魔するといわれています。
消化酵素と代謝酵素が依存関係にあり、消化に酵素が大量に使われると、その分代謝に酵素が使えなくなり、太ってしまうと考えられているのですね。つまり、酵素ダイエットは、消化酵素を節約して栄養補給を行うダイエット方法、ということです。
酵素ドリンクは酵素ダイエットに適している理由
酵素ダイエットの大まかな概念はご理解いただけたかと思いますが、なぜ酵素ドリンクが酵素ダイエットに用いられるのかが分からないかもしれませんね。
酵素ドリンクの主成分は植物発酵エキスです。植物発酵エキスは発酵されたことにより、細かく分解された栄養素を豊富に含んだ飲料となります。細かく分解された栄養素が豊富ということは、消化酵素の消費が少なく栄養補給が可能、というわけですね。
消化酵素が少なくて栄養補給が可能ということは、酵素ダイエットの概念に完全に一致しています。
その他の説
その他にも、酵素ドリンクというネーミングは販売会社が「消費者の勘違い」を狙って付けた、という見解もあります。
「酵素」というフレーズを先行させることで、何となく消費者に酵素は体によさそう、というイメージを植え付けたのではないか、と考えられるのです。
確かにこの説もありそうですね。
酵素ドリンクをお湯で割っても問題ないか?
少し話がそれてしまいましたが、本題に戻りましょう。酵素ドリンクのお湯割りについてです。
インターネット上で噂になっていた、お湯を入れると酵素が破壊されるため、お湯はNG、という説は誤りであるといってよいでしょうが、その他に懸念点はないのでしょうか。
【お湯と混ぜることによる懸念点】
- お湯と混ぜることで風味が変わる
お湯と混ぜることで、味が変わるという懸念点があげられるでしょう。厳密には、味が変わるわけではないのですが、温かいお湯と混ざることで、何となくおいしくない、と感じる方はいるようです。
【お湯と混ぜることによるメリット】
- 体を冷やすことが無くなる
酵素ドリンクをプチ断食(ファスティング)で利用していると、大量に飲むこともあるかもしれません。そんな時、冷たい酵素ドリンクばかりを飲んでいると、体が冷えてしまう、という場合もあるでしょう。
冷えは血液循環を悪くし、代謝悪化の要因にもなるので、できるだけ体を冷やしたくないですね。
また、朝の置き換えに利用していた場合も、冷えは避けたいところです。朝起きたばかりは、体内の臓器や消化器官も起きたばかりで、活動が鈍い状態です。活動が鈍い状態で、冷たい飲み物を体に入れると、活動開始までにさらに時間がかかってしまいます。
体を冷やさないためには白湯がお勧め
体を冷やすことの危険性を述べてきましたが、体を冷やさないように酵素ダイエットを行うなら、白湯がお勧めです。白湯とは単純にお湯のことですね。
【白湯を飲むポイント】
- 50℃くらいのお湯を150cc程度飲む
- 朝起きた直後に飲むのが良い
- 過剰摂取はNG・1日800ml以内程度を目安
酵素ドリンクを飲むちょっと前に飲んでおくとよいかもしれません。もしくは、直前に白湯を飲み酵素ドリンクを飲んだ後に再度白湯を飲むのも効果的でしょう。
まとめ・噂の真相
最後のこれまでの内容を整理して終わりたいと思います。
- 酵素ドリンクには酵素補給効果がないの
- そのためお湯と混ぜて酵素が壊れる心配なし
- ただし、お湯と混ぜることで風味が変わる可能性はあり
- 風味が苦手なら白湯がお勧め