顔剃りは正しいやり方でやらないとシミの原因になる
顔のうぶ毛を剃ることで、ファンデーションなどのメイクのノリが良くなることはご存知ですね。
剃る時に毛穴に詰まっていた汚れや古い角質も同時に取り除けるので、美肌のためのケアとして顔剃りはとても効果があります。
しかし、カミソリで顔を剃る際には剃り残しがないように何度も丁寧に剃ってしまいがちですが、これは肌にとってとても大きなダメージが発生しているのです。
そのダメージは積もり積もって、シミの発生に繋がる可能性がありますから要注意です。
体のパーツの中で顔ほどシミができたら嫌な場所はありませんから、もしその原因となってしまうような剃り方をしていたらすぐに改善したほうが良いでしょう。
肌にダメージを与えない正しい剃り方を知って、常に透明感のある綺麗な肌でいられるようにしましょう。
カミソリで剃ると、肌には必ずダメージが発生する
まず知っておくべきこととして「カミソリで剃る以上は、肌には必ずダメージが発生する」ということです。
肌が乾いたままの状態で剃るとダメージが発生するのは当然ですが、クリームなどを塗ってから剃ったとしても、肌に少なからずダメージが発生するのは避けられません。
ですから、毎日剃るのは肌にとって良くありません。
また、何度も同じ部分をカミソリでこするのも良くありません。
必要最小限の力と回数で剃ることが理想です。
顔のうぶ毛は個人差があるとしてもそれほど濃いものではないでしょうから、毎日剃らなければ恥ずかしいというものではないと思います。
目安としては2週間に1回、多い人でも1週間に1回程度にしておきましょう。
ダメージの蓄積がシミの発生に繋がる
シミが発生する原因は、肌の中で「メラニン」という物質が生成されるからです。
このメラニンが生成されるのはなぜかというと、肌を刺激から守ろうとする防御機能なのです。
つまり、カミソリによる肌へのダメージが蓄積されると、それが将来的にシミの発生に繋がってしまうのです。
上で述べたように、カミソリで剃る以上は肌へのダメージは必ず発生してしまいます。
ですから、そのダメージをなるべく小さく抑えるような正しい剃り方をすることが大切なのですね。
カミソリをあてる前に顔を蒸らすと効果的
女性はあまり見たことがないかもしれませんが、男性が理容店でひげを剃る際にはアゴに温かいクリームを塗られます。
剃る前にクリームを塗る理由はカミソリと肌の摩擦を和らげる意味があり、それによって肌へのダメージを小さくすることができます。
では、クリームを温めておく意味は何でしょうか?
これは肌を蒸らすことによって毛を柔らかくすると同時に、毛穴を開かせることで毛の根元から剃りやすくするためです。
つまり、必要最小限の力と回数で綺麗に剃ることができるようになり、それが肌へのダメージを少なく抑えることに繋がるのですね。
毛穴を開くことで毛穴の中に詰まっていた汚れも浮いてきますので、美肌のためには一石二鳥です。
一般家庭での蒸しタオルの作り方
顔を蒸らすのには飲食店で出されるような温かいおしぼりを使用するのが良いですが、一般家庭にはそのようなものは当然ありません。
しかし、一般家庭でも蒸しタオルを用意することは、実はとても簡単です。
水で濡らして硬く絞ったタオルを電子レンジに入れ、30秒~1分間温めてください。
たったこれだけで蒸しタオルが簡単に作れます。
水分を含んでいる限り、燃え上がるようなことはありません。
もし心配なら15秒や30秒ずつ、見ながらやれば大丈夫です。
出来上がった蒸しタオルで剃る部分をよく蒸らしてから、滑りを良くするためのクリームを塗りましょう。
T字タイプとI字タイプのカミソリの使い分け
使うカミソリはなるべく小さいサイズのもののほうが、細かな部分を剃る際に剃り残しが発生しにくくなるのでおすすめです。
おでこや頬のような広い部分は、均一に力をかけやすいT字タイプのもののほうがおすすめです。
逆に目元や眉、耳の周辺などの細かい部分はI字タイプのもののほうが剃りやすいと思います。
必要最小限の力でゆっくり丁寧に剃りましょう。
クリームを塗ってあるとはいえ、同じ部分を何度もカミソリでこするのは肌にとって良くありませんので気を付けましょう。
逆剃りはしても大丈夫?
一応説明しておきますと、毛が生えている方向に沿って剃ることを「順剃り」といい、その逆を「逆剃り」と呼びます。
逆剃りは毛の根元から剃りやすいというメリットがありますが、その反面、肌や毛穴に加わるダメージも大きく、肌トラブルに繋がりやすいデメリットがあります。
顔の肌ですから、後々に小さな肌トラブルも起きないように慎重に考えたほうが良いでしょう。
基本的にはまず順剃りで全体を剃っていって、剃り残しがありそうな部分だけ逆剃りをするのがおすすめです。
上で説明したような「蒸らして」から「滑りを良くするためのクリームを塗る」という作業を剃る前にきちんと行っていれば、ほとんどの部分で順剃りでも根元から綺麗に剃れているはずです。
それでも剃り残しがあるような場合だけは逆剃りで綺麗に仕上げましょう。
逆剃りをする際にはカミソリを押し付けるような力を入れないように特に注意し、もう片方の手で肌を少し張らせた状態にすると一回で綺麗に剃れます。
なぜ美容院では顔剃りのメニューがないのか?
美容院で働いている美容師の人が顔剃りを行うことは国家資格上(法律上)、認められていません。
「化粧に付随した軽い程度の顔剃り」ならば美容師でも行うことができますが、本格的な顔剃りは今でも認められていません。
美容院が顔剃りを独立したメニューとして用意できないのはそのような法律上の理由があるからなのです。
それに対し、理容師の人は本格的な顔剃りを行うことができます。
もちろん、国家資格を取得する際に顔剃りの実技を専門的に学んでいますから、いわば顔剃りのプロなのです。
女性が理容店に行って顔剃りを頼んでも大丈夫?
理容店では集客の一環として「女性の顔剃り」を大々的に宣伝しているお店があります。
しかし実際には宣伝しているかいないかに関係なく、来店すれば女性にも顔剃りをやってくれるのが普通です。
もちろん顔剃りだけをお願いすることも、ほとんどのお店で受け付けてくれるでしょう。
しかし、女性と男性では顔の肌質が異なりますから、できれば女性専用の顔剃りメニューを用意しているお店に行くほうが安心だと思います。
男性でも美容院に行く現在では、女性が理容店に行くのは勇気がいると思います。
知り合いの理容店があったり、一緒に連れて行ってくれる男性の友達でもいると生きやすいと思うんですけどね。
理容店での顔剃りを体験したことのある女性はほとんどいないと思いますが、一度体験したらその気持ち良さにやみつきになるかもしれません。
毛穴に詰まった汚れや古い角質もまとめて完全に取り除くことができ、その日から化粧のノリが抜群に良くなりますよ。