私が最近、太る太る太ったと騒いでいるので、マラウイの主食が気になる人も居るだろうか。

マラウイの主食は、 トウモロコシの粉を水で溶きながら火にかけて練ったもので、シマと呼ばれています。別にマラウイ特有ではなくて、東アフリカ一般ではウガリ、南部アフリカではmealie papと呼ばれているらしいのと同じ。協力隊仲間のFacebookで他の呼び名も見たことある気がするけど、ちょっと思い出せない。

日本で食べるトウモロコシ、スイートコーンやジャイアントコーンの類とは品種が違うので、甘くない。

道端で焼きトウモロコシが売ってるけど、スイートコーンをイメージして食べたら衝撃を受けるよ。甘みも旨味も微塵もない!なんじゃこの、穀物をそのまま食べてます感!

シマは、そんなトウモロコシの粉を塩胡椒など味付け一切ナシでお湯だけで作るので、当然、味がない。とにかく重たい食感と、炭水化物感でいっぱい。

トウモロコシの粉って、ようはコーンスターチよね。日本でコーンスターチを使った食べ物を思い出してみる。

あぁ、小麦粉と混ぜてケーキに使うと、粘りがなくなってサックリするよね。でも保水力があるから、チーズケーキなんかに混ぜると重みが増すね。

そんな感じなのよ、シマ!小麦粉ほどねちょねちょしてなくて、(味付けもないから)淡泊であっさりしてて、なのにドスンと重い!!!そういえば食べ始めの頃は食べてる途中で飽きてしまって、だいぶ残してた。(今では完食するけど。)

言葉で書いても分かんないと思うので、これが写真だ!!!(見た目で伝わるのかもとてもあやしいけど。)

▼食堂(レストラン)で出てくる、一般的なシマ。

大体、汁気のあるたんぱく質(肉とか魚)を煮たメイン料理1品と、葉野菜か豆のサイドメニューが1品出てくる。

シマに味が無いのでおかずと一緒に口に運ぶわけなので、シマになじみやすい汁気のあるおかずがメインというわけ。ソース代わりだね。

ところが、このおかずの量に対して、シマの量がおかしい。多すぎる。

おかずは基本的に油たっぷりで、味付けはしっかり濃いめ。少量でもバランスがとれるように工夫されているんだろう。

食堂以外でマラウイ人の食事を見ていると、おかずの量は極端に少ない。うちの警備員や活動先の村の人の食事は、おかずは1品のみで、たんぱく質の時は小魚か豆、たまにローカルチキンと呼ばれているその辺で安く売られている骨が多くて小ぶりの鶏。

これは単純にお金の問題だと思われる。私が住んでいるゾンバ県のある南部はマラウイ国内でも食料脆弱性が特に高くて、ゾンバ県の農村部だと1日に3食摂れない家庭の割合は半分を超え(統計によっては53.1%とか61.1%とか)、食べれる時も1食を控えめに抑えている家庭も多いせいだろう。

(ゾンバ県の都市部では3食摂れない家庭が16.8%か36.7%まで下がるにも関わらず、なぜか中流階級であるはずの職場のオフィサーたちもランチを食べない日が多い。。)


私がよくお昼に使う食堂は、銀行マンや省庁の役人、アズング(白人)など外国人が集まる店で、おかずの量が多く、味付けもローカルレストランほど油っこくない。
ダイエットのために暫くシマをやめていて、今日久しぶりにここに来た。サイドメニューに、たまーにナスを出してくれる日があるんだけど、ラッキーなことに今日がその日だった。
ナスのおかずも汁気があるので、もう皿から溢れんばかりのおかず()
というか、皿の手前左側を見た感じ、どうやら一回溢れたねww

ここに現地の友達と来た時に、友達が2人共おかずを食べ残しているのを見て驚いた。なぜ、おかずを残す?なぜシマは完食する?今まで食べていたシマとおかずの割合に慣れているということ?(それとも、たまたま??)これが、普通のレストランで出てくるシマとおかずの比率の理由か!客が望んでいるのがこの比率なのか!(日本のカレー屋で米とルーをその割合で出すと、クレームつくよ!)

そういえば、うちの警備員の自宅で家族みんなにご飯を作った時もそうだったな。
始めにお父さんがみんなの皿に取り分けたんだけど、シマ()に対しておかず少なめで配膳する。なぜ…。私奮発して、肉も野菜も全体量もとにかくたーっぷりで作ったのに。

鍋に残しておいたおかずは近所の人にふるまった後、翌日に残しておいていた。「肉だ!しかもめったに食べない豚肉だ!」と喜んでいた割には、ちょっとでいいんですね。

(マラウイの家庭で食べる肉は、基本的にローカルチキン、奮発する日はヤギかな。安い順。)(食堂で食べれるのは、ローカルチキン、日本人がイメージする普通のチキン、牛肉が多い。)

今日、久しぶりにシマを食べてみて思ったけど、やっぱりめちゃめちゃお腹が膨れる。。今日は、シマを食べ残した。

それでも、夜になってもお腹が空かない。これは確かに、1日3食食べれない人にはもってこいだ。安くて大量に食べれて、お腹が膨れる。

自分よくこれを毎日完食してたなぁ…(慣れって怖い)、と思う一方で、外国人がシマ食べてるだけで現地人のウケが非常に良くて、“Welcome to Malawi!!!!!”状態だったのに、なんか勿体ない気もする。(このレストランで農業省の所長とか、今後活動で役立ちそうな人脈に繋がったこともあったんだけど。)まぁ、いいや。


実は、トウモロコシのシマの中にも、種類が幾つかあります。

私が一番好きなのは、ガイワと呼ばれている、お米で言うところの玄米。

▼これがガイワ。(写真は追加料金払っておかずを増やし、且つ(1枚目の写真は)シマを減らしてもらったもの。)

さっきまでの写真は全部ホワイトシマと呼ばれている、最も精製純度が高いもの。

日本の常識で言うと玄米の方が身体に良いに決まっているんだけど、マラウイ人のエリート層(私の職場の人間とは別)に言わせてみると「ガイワは労働者階級が食べるものだよ。力が付くからね。体が資本の労働者にうってつけなんだよ」、なんだと。

いやいやいや、力(エナジー/エネルギー)って、要はカロリーでしょ。カロリーは精製度が高い方が大きいに決まってんじゃん。ホワイトシマのがきっとカロリー高いよ!
(何?精製された穀物と違って、玄米の方が腹持ちが持続するとか、そういう話?いや、ってゆうか単純に原料(粉)が精製度の低い方が安いっていうだけ?)

農村で栄養学を教えたりする私のパートナー(事務所の普及員)でさえも、「コーラは体に悪いから飲まない方がいいのよ、でもファンタはOK」とか謎の発言をするし、現地の人が言うことだからって鵜呑みにはできない。

ちなみに、マラウイの北部ではキャッサバの栽培が盛んなので、kondowoleと呼ばれているキャッサバのシマ的なものを食べていて、トウモロコシのシマよりも更に味が無いという噂。


最近の最な関心は、シマの玄米的な存在であるガイワと白米は、どちらがダイエットに向いているのか?です。
だれか、知ってる情報があれば教えてください!


次回は、以下タイトルで書いてみたいと思います。(シマの話ばっかり続くと、飽きちゃうかな?)

----Coming soon----

>>シマ作ってる風景見てみる?

>>地元流シマの食べ方と、マラウイお勧めシマレストランBEST3

>>マラウイで食べれるジビエ

>>植民地時代の名残が残る食文化~朝食のパンと、チップス(フレンチフライ)、(なぜか4時の)アフターヌーンティー~


-------追 記-------
11/11 ポリッジについては後日別立てで書きます!ほんとのメイズポリッジというやつをレポートする!


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