新しい革財布を買ったのでお手入れの仕方を考えてみた(後半)
革財布の実際のお手入れの流れを写真つきで書いていく。前回に引き続き、革財布のお手入れについてのお話です。
前回のあらすじ(5つ)
1.せっかく新しい財布を買ったんだから、ちょっとくらいはお手入れをしてきれいに使っていきたい。
2.でも、あまりに丁寧すぎるお手入れは「時間がかかる&自分のような面倒くさがりの人間には継続して行うことができそうにない」からパス。
3.1回のお手入れが5~10分くらいで終わるような、簡単なやり方がいい。
4.革製品のメンテナンスには、保湿用のクリームと防水スプレーの組み合わせが鉄板。
5.アレコレ考えた末、「定期的に保湿用のクリームを塗って、防水スプレーをふく」という結論に落ちつく。
では、さっそく本題。
目次
1.柔らかい布でホコリを落とす&乾ぶきをする。(汚れが気になったら)
2.保湿用のクリームを塗る。(1、2ケ月に1回)
3.防水スプレーをふきかける。(1、2ケ月に1回)
4.おわりに
1.柔らかい布でホコリを落とす&乾ぶきをする(汚れが気になったら)
| 「清潔感が命」のビジネスシューズの場合は毎日やってもいいくらいのケアなんですけど、財布の汚れが目につくくらいに気になることなんてそうそうありません。 なので、私がこのケアをするのは「財布の汚れがよほど気になったとき、または保湿用のクリームを塗る前のホコリ落としをするとき」くらいになりそうです。 ちなみに、財布をふく布には襟元がよれよれになったり、汚れてしまったりして着ることができなくなったTシャツをハサミで切ったものを使っています。 |
2.保湿用のクリームを塗る。(1、2ケ月に1回)
| 保湿用のクリームはビジネスシューズのお手入れに使っているものでも大丈夫です。 が、私は黒色のクリームしか持っていなかったので、この機会にと、革製品の色を気にすることなく使うことができる透明のクリームを購入しました。 |
| 先ほどと同じく、柔らかい布にクリームを少量つけます。 |
| 後は財布全体にまんべんなくクリームを塗っていきます。クリームを塗る頻度は革の乾燥が気になったときでOKです。 冒頭では「革財布はきれいに使っていきたい」と言っているものの、私は、 「革製品はガンガン使って味を出してなんぼ。汚く使うのはいけないけど、神経質になりすぎるのも良くない」 という考え方の人なので、実際にクリームを使ってお手入れをするのは思い出したときくらい・・1~2ケ月に1回くらいになりそうです。 |
| 財布の縫い目など、布ではクリームが塗りにくいところにはブラシがあると便利です。ボッテガ・ヴェネタのような編み込みの財布にクリームを塗るときにもいいかも。 うんちく 革製品のメンテナンス用のブラシの毛には豚毛(かため)と馬毛(やわらかめ)があります。豚毛はクリームを塗るのに、馬毛はブラッシングをする(ホコリを落とす)のに適しています。 本来、クリームを塗るには豚毛のブラシの方が向いているのですが、私は「財布ってカバンや革靴よりもデリケートな感じがするし、豚毛のブラシを使ってもしヘンな傷が入ったら・・」という理由でやわらかめの馬毛のブラシをチョイス。 結果、馬毛のやわらかさが革に優しそうでなかなかに気に入っています。 |
| 今回私が購入した財布は内側が油分の影響を受けやすいヌメ革でできているので、クリームを塗ったところが「大丈夫か?」というくらいに変色しました。 |
| 数時間後、クリームが乾いた後に撮影。色のムラが消えました。(クリームは2~30分もあれば乾きます) よほどベタ塗りでもしない限りはクリームを塗ったせいで財布の色が悪い方向に変わってしまう(塗りムラができる)ことはなさそうです。 ちなみに、ヌメ革の財布の場合は新品をおろす前にクリームを塗るのがおすすめなのだとか。革の表面に保護膜をつくることができるそうです。 革の表面に保護膜ができると、傷や汚れがつきにくくなります。 本来は財布を長い間使用していくことで手の汗や皮脂が革に染みこみ、革の表面に保護膜ができるのですが、クリームを塗ることによって通常の使用よりも早く保護膜をつくることができるということですね。 ヌメ革の財布は経年での色の変化が魅力なものの、傷がつきやすく、目立ちやすいので、新品の状態のうちにクリームを塗っておくのもいいかもしれませんね。 私が使っていたダニエル&ボブの財布(ヌメ革)が傷だらけになってしまった理由のひとつには、クリームを塗らなかったことがあるのかも。 ちなみに、今回私が購入したのはココマイスターのマットーネという財布です。 ブラウンとライトベージュの組み合わせって大人っぽい感じがするので好きなんです。 新品なのでまだまだ革がカタいものの、使いこんでバッキバキに味が出るのが今から楽しみです。 |
3.防水スプレーをふきかける。(1、2ケ月に1回)
| 天気の良い日に庭やベランダなどの屋外で防水スプレーをふきかけます。スプレーを使用した後は風通しの良い、直射日光のあたらないところで2~30分ほど陰干しをします。 これも保湿クリームと同じく、革靴に使用しているものをそのまま使いまわすことができそうです。 ※ 写真が室内なのはご容赦くださいませ 私の場合、防水スプレーを使用する頻度は保湿クリームを塗るのと同じタイミング・・1~2ケ月に1回くらいになりそうです。 ただ、革財布に防水スプレーをふるのは「水濡れによるシミができにくくなる」というメリットがあるものの、「スプレーの成分のせいで革に悪影響が出ることがある」というデメリットや、 そこまで気にしなくても大丈夫。そんなことよりも、皮革製品本来の風あいを楽しみましょうよ。 という考え方もあります。 防水スプレーに関しては必須ではなく、よほど気になるのであれば・・というくらいの認識でいいのかもしれませんね。 |
4.おわりに
革財布のお手入れの方法やメンテナンスの仕方は革の種類によって、人によってさまざまな考え方があることかとは思いますが。革財布のお手入れ方法を「ガンガン使って味は出していきたいけど、最低限のお手入れはしておきたい。なおかつ、簡単で継続して行うことができそうな方法がいい」というスタンスで模索したところ、今回のやり方に落ち着きました。
愛好家の方からすれば「そうじゃねーだろ!」とツッコミを入れたくなるところも多々あるとは思いますが、革財布のお手入れの仕方を考えるときの参考になれれば嬉しいです (・∀・)
以上、革財布のお手入れ方法についてでした!
今回使用したお手入れグッズ
| 透明あり |
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