ワキガを治す方法はたくさんある!
「なんかさ、あいつ臭くない?」「○○さんて、におわない?」ワキガで悩んでいる人にとって常に付きまとう不安。それは何といっても人の目でしょう。
「臭いって思われてるんじゃないか?」と言う強迫観念が、どんどん自信を失ってしまう…… においと言うのは目には見えないし、何より自分の体臭は本人では気が付きにくく、本当に厄介。また、体臭の問題は身だしなみと捉えられがちで、本人は人一倍ケアしているのに、「あの人は不潔だ」とレッテルを張られてしまうことが非常に多いのが現実です。
たかが体臭、と侮るなかれで、恋人にも、ビジネスパートナーにも敬遠されてしまうこともあります。中には婚約破棄されたり、などと悲惨な話もあるくらいです。しかし「どうせ俺なんか……」といじけていても始まりません。
ワキガは色んなアプローチでニオイを抑えることができますし、医学的なアプローチで根治することだって可能なのです! では、ワキガのニオイを抑えるにはどのような方法があるのでしょう。実際の効果をもとに、ランキング形式で紹介していきましょう。
1位 手術
まずは第1位、これは断トツで「手術」です。
ワキガのメカニズムは、アポクリン汗腺から分泌されるタンパク質を含んだ汗が、ジフテロイド菌に分解されるときに悪臭が生成されるわけです。手術はそのアポクリン腺自体を切除してしまおうというもので、「剪除法(せんじょほう)」と呼ばれる術式を使えば保険適用で治療できます。手術は部分麻酔で行われ、腋の下の皮膚をめくりあげて、医師が目視でアポクリン腺を見つけ出し切除していきます。
メスで切り開くわけですから、当然手術痕は残りますし、手術後はしばらく固定が必要で、傷の痛みと窮屈さに耐えなければなりません。費用としては保険適用で20~30万程度です。直接アポクリン腺を切ってしまう訳ですから効果は目に見えて現れます。しかし、執刀医の腕前で結果は左右されてしまいます。
アポクリン腺は腺球が残ってしまっていると再生してしまうので、アポクリン腺の完全除去が必要なのです。症例が多い、すなわち多くの手術をこなしてきた病院ほど成功率は上がると考えられます。剪除法が行える病院は大都市圏に多いので、ネット等で探すことが必要となります。
2位 石鹸、薬用クリーム
そして第2位に挙げられるのが、薬用クリームや石鹸を使ってのケアです。
ワキガ臭を発している部位に直接アプローチをかけて、ニオイを軽減していくのがこの方法です。この方法のポイントを一言で言うなら「殺菌」。アポクリン腺の汗とジフテロイド菌が織りなす歓迎しないコラボレーションによってワキガ。と言うことは、ジフテロイド菌が居なくなればニオイも無くなる訳です。
実際にはジフテロイド菌それ自体はどこにでもいる菌なので、完全に無菌にはできません。それでも集中的に腋の下を殺菌することで、ニオイは抑えることができます。しかしやみくもにクリームを塗っても効果はあまりありません。上手に活用することでその効果を十二分に引き出すことが可能になります。
まずは入浴。使いたいのは薬用石鹸。薬用石鹸は成分に注目しましょう。ジフテロイド菌に強い殺菌力を持つのは塩化ベンザルコニウムやイソプロピルメチルフェノール。この成分を含んだものを使いましょう。有名なものだと薬用石鹸の草分け的存在「薬用石鹸ミューズ」が有名です。ただしミューズは脱脂力が強く、保湿に弱いという欠点がありますので、肌が弱めの人は、ドラッグストアの薬剤師さんに相談してみましょう。
薬用石鹸で腋の下や股関節、耳の裏などを洗ったら、いったん流さず放置。ボディソープでほかの部位を洗ったあと、一緒に流しましょう。そして入浴後は火照りが収まったらクリームを塗布。こうすることでクリームの殺菌力を長く保つことができます。中程度のワキガならこれで結構軽減できます。
3位 サプリメント
続いて第3位は、サプリメント。ワキガのニオイの原因はアポクリン腺からの汗がジフテロイド菌に分解されることですが、エクリン腺の汗はジフテロイド菌にさらされても、汗臭くなるだけです。この違いは何でしょう。
それは、エクリン腺の汗はほとんどが水と塩分で、ニオイの原因となってしまうタンパク質が含まれないのです。と言うことは、アポクリン腺の汗の成分を変えることができれば、ニオイを軽減できるという訳です。アポクリン腺の汗の成分に大きな影響を与えているものの一つとして、食事が挙げられます。例えば、焼き肉をたくさん食べた次の日って、体が少し肉臭かったりします。「昨日焼肉だったでしょ?」って言い当てられた経験のある人もいるのでは?
このように、体の栄養状態は腋のニオイに大きな影響を与えます。経口で服用するサプリメントはこのような理由で効果があるのです。主な成分としてはシャンピニオンエキスや渋柿エキスなどです。体質によって効き方は様々なようですが、かなりの効果を上げているケースもあるようです。
4位 生活習慣の見直し
そして第4位は、生活習慣の見直し。ワキガに大きな影響を与えるアポクリン腺と言う汗腺。アポクリン腺の活動は精神的なものに大きな影響を受けます。例えて言うなら、ストレスなどを受けると、自律神経が影響を受け、アポクリン腺の活動を左右します。
よく、ピンチの時やプレッシャーがかかる時に冷や汗をかいたりします。この汗は主にアポクリン腺から分泌され、ワキガへとつながりやすいのです。ですから、今ワキガでなくとも、ストレスにさらされ続けていると、ある日突然腋がニオイ始める、なんてことが誰でも起こりうるのです。
また、矛盾を感じてしまうかもしれませんが、日常、汗をあまりかかない生活をしていると、ニオイが強くなる傾向にあります。これは、汗をかかないと新陳代謝が悪くなり、出てくる汗の質、成分が汚れたものになってしまう訳です。汗の成分によりニオイが変わるのなら、日ごろから汗をかいておきたいですよね。
運動や入浴で、一日一回はしっかり汗をかいておきたいものですし、高たんぱく高脂肪の肉料理はセーブしておきたいですね。ニンニクやニラなども美味しいですが、少し摂取量は気にしましょう。健康的な生活を心がけることは、実はそのままワキガの予防対策にもなるのです。
まとめ
ワキガは治らない、と言う先入観は捨てたほうがいいと言えるのがこれでお分かりいたただけたのではないでしょうか?
人の目や顔色を気にしすぎて卑屈な生活を送っていると、心は間違いなく不健康になります。遺伝などが大きな要因であるワキガはあなたの責任ではありません。そしてワキガは実は「病気」として判断されているものなのです。
卑屈にならず、まずは対策をしっかり行って、そして自分の現状に応じて、手術と言う選択も視野に入れる、そんな考え方を持っておいたほうが、心を軽やかにできますよ?