ワキガはお風呂の入り方と体の洗い方で変わる!
ワキガの原因のページでも書きましたが、ワキガは皮脂や汗それからお肌にいる細菌の関係がとても大きいです。そのため一番手軽にできて一番効果があるのは脇の下の洗い方です。
お風呂での洗い方で全然臭いが違います。
まず、みんなが大きく勘違いしていることのひとつに、とにかく洗って清潔にするのが大事とゴシゴシこすり過ぎたり、殺菌効果の高い石けんを使うことがあります。
- 擦りすぎ-NG
- 殺菌力にこだわりすぎ-NG
皮脂や汗を落とそう、ばい菌を全部洗い流そうとするそれらの行為は逆に脇の下の臭いの元を作ることになってしまいます。
ニオイを軽減する脇の下は健康なお肌の状態
脇の下が(自分レベルで)一番臭わないのは、お肌が健康な状態なときです。お肌が健康と言うのは、しっかりと潤いがあって常在菌のバランスがいい状態のことです。それぞれ詳しく説明してみますね^^
お肌の潤いと皮脂の分泌
お肌を守るために皮膚からは皮脂が分泌されます。この皮脂がお肌の水分を保ってくれたり、傷のカバーをしてくれます。皮脂が少ないとお肌の水分はすぐに蒸発してしまったり、角質層が守られずにガサガサお肌になってしまったりします。
この状態をうるおいのないお肌と言います。うるおいのないお肌は潤いを取り戻そうと今まで以上に皮脂を分泌するようになります。
さて困りました。だって、ニオイの原因の皮脂を洗い流していたつもりが今までよりもたくさんの皮脂がでるお肌になってしまったわけですから。
ゴシゴシ洗いやっていました・・・
実はわたしもワキガと気付いてからしばらくのあいだ殺菌力の高い洗浄石けんを使って、これでもか!ってくらい毎日洗っていました。
でも、全然ニオイは治まらないんですよね。全然弱くならないの。それどころかお肌はヒリヒリするし、ヒリヒリするからロールオンのエイトフォーとか塗れなくなってしまってますますニオイが気になってしまって・・・
だから脇の下のゴシゴシ洗いは絶対ダメです。
常在菌とお肌の関係
皮膚には常在菌という元々お肌に生息している菌がいます。ばい菌などの細菌がお肌についてもこの常在菌が戦ってやっつけてくれます。悪い菌が繁殖して増えるのを防いでくれるわけですね。
ニキビなどがたくさんできてしまうお肌は常在菌がストレスや洗いすぎなどで減ってしまって、アクネ菌の方が増えてしまったお肌が多くあります。常在菌はお肌の健康を雑菌から守ってくれているのです。
でも、殺菌作用の強い石鹸を毎日使っていたらどうなると思いますか?そうなんです。お肌にいて悪い菌から守ってくれていた常在菌も死んでしまうんです。
常在菌のいなくなった皮膚は、悪い菌と戦う戦力がいなくなってしまって雑菌が増えまくりです。増えすぎた細菌は総力を挙げて皮脂や汗を分解してくれます。
覚えていますか?
脇の下の悪臭は細菌が皮脂を分解することで発生します・・・。
ニオイ対策におすすめな入浴方法
ゴシゴシはだめ!殺菌力の強い石けんはだめ!じゃあ、どういう洗い方が正しいのかと思いますよね。
ここからは私が何年間も試行錯誤してきてやっとこれが一番臭い対策になる!と落ち着いた入浴方法をご紹介します。
汚れはこするより浮かせて落とす
ワキガのニオイは毛穴の奥にあるアポクリン汗腺というところから出た汗が原因です。ニオイを消すにはまず1日にかいた汗をしっかり落とすのが大切です。でも、ただこすっただけでは落とせません。
アポクリン汗腺は毛穴の奥の方にあります。そのため汚れを落とすには、しっかりとお風呂で温まって毛穴を開かせることが大切です。毛穴が開いて体が温まれば、溶け出した皮脂と一緒に毛穴の汚れもしっかり落ちます。
▼ポイント1▼
体を洗う前にしっかり体を温めて毛穴を広げよう!
わたしは冬はもちろん、夏でも体を洗う前にはしっかりと浴槽につかります。夏だと面倒だったりガス代がもったいないなって思ったりしますが、必ず浴槽で体を温めてから洗うようになって脇の下の臭いが激減しました。
ワキガクリームなどを塗る人も、しっかり汚れや雑菌を落としてから塗ったほうが効果があるので、今までシャワーだけで済ませていた方はぜひお風呂に浸かってから洗うようにしてみてください。1週間くらいでニオイの強さが変わってくると思います。
わたしの場合、体が洗い終わったら必ずもう一度浴槽に入っています。そうすることで石けんの洗い流しなどをエサにする雑菌対策になるかなって思っています。
細菌は減らすことより増やさないこと
菌を増やさないためには入浴後の一番キレイな状態の脇の下にワキガクリームを塗ることが一番効果がありますよね。もし雑菌が増えてしまってからでは強い殺菌作用のある薬を使わなくてはならなくなり、そうすると常在菌まで死んでしまいます。
ワキガクリームは1日1回~2回が推奨使用頻度です。2回の場合は朝晩がいいですが、1日1回だけ塗る場合は朝より夜につけると大きな効果が感じられました。
▼ポイント2▼
デオドラントは入浴後すぐにつけよう!
わたしは必ず出かける前のエチケットとして脇のデオドラントをつけていました。でも、ワキガ専用クリームを初めて買ったときに付いていた冊子に「お風呂上りの綺麗な脇の下に塗ってください」と書いてあったんです。
理由は、ワキガクリームは汗を抑えるのではなく雑菌の繁殖を抑えるため、寝ている間に雑菌が増えてしまってからでは効果が薄いと言う事でした。
私はワキガクリームも制汗スプレーと同じように汗を止めることで臭いの発生を防いでるのかと思っていたんですが違うんですね。
ワキガの場合、汗を止めすぎると毛穴の中の菌が汗と流れ出ることができないのでより強い臭いになってしまうそうなんです。だから制汗より菌を増やさないことでニオイ対策をするんです。
保湿もワキガ対策
ワキガの場合、ニオイを消したくて殺菌力や洗浄力の強い石けんやボディソープを選びがちです。でも、乾燥は余分な皮脂を分泌させるためワキガに良くありません。
十分な水分が保たれているうるおいあるお肌は余分な皮脂が出てくることもなく、常在菌のバランスもよくなります。洗浄力の強い石鹸だけでなく、熱すぎるお湯や擦りすぎも乾燥やお肌をいためる原因になるので注意しましょう。
▼ポイント3▼
石けんは保湿力の高いものを選ぶ!
ドラッグストアなどで買える殺菌力が高い石けんを何度か使ってみましたが、わたしの肌には洗浄力が強すぎるのか脇の下が乾燥してしまって突っ張るような感じになってしまいました。当時はアルコールの入っているデオドラントを使っていたため、デオドラントがしみてヒリヒリする肌の状態でした。
結局、中度のワキガ体質のわたしが行き着いたのは、洗浄力はありつつも保湿力の高い石けんです。脱脂力の強い薬用石けんをやめて保湿効果の高いものを選ぶようにしています。