急にニキビができる根本的な原因と3つの対処法
複雑過ぎてよく分からないニキビの原因
ニキビについて調べていると、ニキビの原因とされているものは本当にたくさんあって結局どれがニキビの原因になっているのか分からない人が多いと思います。
例えばニキビの原因となっているものとして以下のようなものが挙げられます。
- ストレス
- 乾燥肌
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 間違ったスキンケア
- ホルモンバランスの乱れ
- 運動不足
などなどです。またニキビの原因は目に見えないので、なにが原因になっているかも本当のところは分かりません。なので結局は何をすべきか分からずに手を付けられず、なんとなく放置したままになってしまいがちです。
ニキビが急に増える根本的な原因
このようにいまいちはっきりしないニキビの原因ですが、ニキビの根本的な原因を探ってみると近年の研究では『男性ホルモンの増加』がニキビの大きな原因になってきていることが分かってきています。
つまり急にニキビが発生しているのは、男性ホルモンの分泌量が増加し、それがニキビを引き起こしている可能性が非常に高いのです。
男性ホルモンの増加がニキビを引き起こす理由
それではなぜ男性ホルモンの増加がニキビを引き起こすことに繋がるのか簡単にご説明します。
そもそも男性ホルモンには肌に次の二つの作用をもたらします。
- 角化細胞の増加
- 皮脂量の増加
男性は女性に比べて肌が分厚く皮脂が多いですが、これは男性ホルモンによる影響なのです。
男性ホルモンの影響で角化細胞が必要以上に増加してしまうと、角質層には古い角質が溜まりやすくなり、これが毛穴を塞いでニキビを引き起こしてしまうのです。
また男性ホルモンの増加はNMFという人間の肌が本来持っている保湿成分を減少させることにも繋がり、肌の乾燥も引き起こします。そして、肌は乾燥するとバリア機能が低下してしまうので、低下したバリア機能を補うために、さらに角化細胞が増加し、毛穴が詰まりやすくなるという影響もあります。
このように急にニキビが発生した人は何らかの原因で男性ホルモンの分泌量が増えている可能性が高いのです。
男性ホルモンを増やす3つの原因と対処法
男性ホルモンを増やす原因はいくつかあるのですが、今回はなかでも特に注意すべき3点について対処法も込みでお伝えします。
1.ストレス
仕事が変わったり、人間関係などのストレスでニキビが増えたことを実感している人も多いのではないでしょうか。それくらいストレスと男性ホルモンというのは切っても切れない関係です。
人の体には自律神経といって、自分の意志ではコントロールできない神経があり、この自律神経は『交感神経』『副交感神経』に分類することができます。
交感神経が優位だと興奮した状態になり、副交感神経が優位だとリラックスした状態になるのですが、通常は交感神経と副交感神経がバランス良く分泌されて人の活動を支えています。
ただ交感神経には男性ホルモンの分泌を促す作用があります。このため日々ストレスを感じている人は自律神経が交感神経優位になってしまい、男性ホルモンの分泌量が増えニキビができやすくなってしまうのです。
アメリカ心理学会が認めた5つのストレス解消法
現代のストレス社会に生きるうえで、完全にストレスを排除するのはほぼ不可能です。多かれ少なかれ誰もが多少のストレスを感じながら生きていると思います。つまり大事なのはいかにストレスを感じないのかではなく、いかにうまくストレスと付き合っていくかです。
ここではアメリカの心理学会(通称APA)によって科学的にストレス解消に効果があると実証された方法を5つご紹介します。
【1.エクササイズ】
運動がストレス解消に良さそうというのは多くの人が実感していることでしょうが、実際の研究でも運動がストレスを減少させることが実証されています。また定期的な運動は一時的なストレスだけではなく、長期的にストレスに強い脳を作ることにも繋がるようです。
【2.瞑想】
近年急速に注目度が上昇している瞑想ですが、瞑想もストレス解消には非常に効果的です。また瞑想はストレス解消だけでなく、集中力や記憶力の向上、病気の予防など様々な効果があります。
【3.読書】
静かなところでわずか6分読書しただけで68%ものストレスが軽減されることが分かっています。就寝前に読書をすることで一日のストレスをリセットする良い機会になりそうです。
【4.音楽】
音楽に関しても61%ものストレスを軽減してくれることが分かっています。とても手軽でいつでもできるので、イライラした日は自分の好きな音楽を聞いてリフレッシュすると良いでしょう。
【5.家族や友人と話す】
家族や友人と話すことはストレスを軽減するとてもいい方法になるようです。嫌なことなどがあったら溜め込みすぎず、周りの人に話すこともストレスを解消するうえでは重要なようです。
2.睡眠不足
睡眠不足の状態が続くと、日々の疲労が積み重なっていき、自律神経の乱れを引き起こしやすくなります。自律神経は様々な要因によって乱れますが、睡眠不足も大きな要因の一つです。
睡眠不足によって自律神経が乱れ交感神経が優位になると、男性ホルモンの分泌量が増えニキビができやすくなってしまいます。
また睡眠不足によって自律神経が乱れ交感神経が優位になると、体や精神状態は興奮状態になるので、寝付きにくくなり、寝たいのに寝られないという負のスパイラルに陥ってしまう場合もあります。
良い睡眠をとる方法については次の記事にまとめてありますので、参照ください。
3.暴飲暴食
暴飲暴食も男性ホルモンを増やす大きな要因になります。ただ食べれば食べるほど男性ホルモンが増えるというわけではありません。男性ホルモンの分泌を促す栄養素は『動物性脂肪』です。
実際に男性ホルモンと脂質の関係について調べた研究でも高脂質の食事から低脂質の食事に変えた男性の男性ホルモン値が下がったことが分かっています。
またここで重要なのは男性ホルモンの分泌に繋がるのは動物性脂肪(飽和脂肪酸)のみだという点です。主な動物性脂肪は以下のものがあります。
- 肉
- 卵の黄身
- チーズ
- チョコレート
などです。逆に魚の脂やサラダ油・ごま油・オリーブ油などは不飽和脂肪酸といって、動物性脂肪とはまた別の油で、これらは男性ホルモンの増加には繋がりません。