去年数年ぶりに健康診断受けたんですよ。そしたらまさかの「判定E」。数値が正常値外だったのはLDLコレステロールだけでした。で驚いて、その結果用紙を熟読しても、数値が高い人の危険性は書いてあるけど、低い人のことは書いてないんです。
よくわからないから知り合いの看護師に聞いてみたんですよ。
「LDLコレステロールが正常値よりも低いのって問題あるの?」
「コレステロールは高いのは良くないって言うけどね~。低くても平気なんじゃない?」
軽く言われました(笑)
LDLコレステロールっていうのはいわゆる悪玉コレステロールって言われてましたし。「悪玉」という名前だし、わたしも少ない方が良いものと思ってたんで「あんまり考え過ぎなくてもいいのかな?」と軽く考えてました。
でも今年も同じ結果で、ほとんど数値も変わってません。で、ちょっと気になったんで、なんとなく調べてみたんです。
そしたら意外なリスクがいろいろわかったんです!
LDLコレステロールが低いとどうなる?
研究が進んでコレステロールの認識も変わったのはご存知ですか?LDLコレステロールのすべてが悪玉なわけではなくて、酸化したものが悪玉なんです。
実はLDLコレステロールは数値が高いよりも低い方が問題なんです。男性でも女性でも。正常値が一番良いってことです。
LDLというのはコレステロールを細胞へ運ぶ働きをしています。生命の維持に必要不可欠で細胞膜を作ります。ホルモンの分泌にも重要なので不足するとホルモンに関係のある神経系や免疫系に影響が出る場合も。
栄養不足、低栄養になるとLDLの数値が低い状態になります。栄養失調に近い状態ですね。
LDLコレステロールが低い症状
- 血管が破れやすくなる
- 免疫力が低下する
- 貧血を起こしやすい
- セロトニンが減少してうつ状態になりやすい
- 痛みが治りにくい
- 食べ物を消化しにくい
などの症状があらわれます。
数値が低い人はがんの発症率が高くなり、死亡率は男性で1.6倍、女性で1.4倍高まるというデータもあります。
ちなみにLDLコレステロールの数値が低いとアルブミン値も低い場合が多いです。アルブミンの数値が低いと浸透圧が変わって血管から水分が染み出し、むくみや心不全を起こすことがあります。
コレステロールは女性ホルモンの原料としても使われるので、更年期を迎えていない女性は比較的数値が少ないです。不妊との関連性はわかっていませんが、悩んでいる人はコレステロールが少ないという傾向もあります。
LDLコレステロールが低い原因
なぜLDLコレステロールが低いのか。理由は大きくわけてふたつです。
これは栄養不足か病気が原因なんです。
LDLコレステロールが低い原因は栄養不足?
偏食があると食事の量は食べていても、栄養バランスが悪いです。つまり無駄な栄養の摂り方をしていることがあります。
女性の場合はダイエットなどで栄養不足になっていることがあります。
激しい運動をしている場合は、その消費を上回るエネルギーを摂取することが必要です。
脂肪や糖質を避けないで、一日の必要なエネルギーをバランスよく食事で摂るようにしましょう。
LDLコレステロールが低いのはアルコールが関係ある?
適量のお酒を飲むことでHDLコレステロールの数値が上がります。HDLコレステロールとLDLコレステロールは相互に関係しているんです。結果LDLコレステロールが下がっているということは十分考えられますね。
ちなみにわたしも毎日晩酌しています^^;
でも、やめるのは今のところ難しいですね~
LDLコレステロールが低い原因 病気の場合
病気が原因でLDLコレステロールが低い場合があります。遺伝的な病気とそうでない二次的な病気がありますが、これは病院で検査しないとわからないです。
何科に行くのかというと内科(内分泌代謝内科)です。血液検査をしてもらいましょう。コレステロールの専門と血液の病気の専門は別なのでご注意を。
病気はがんばっても自力では治せないので病院に行くべきですね。
原因の病気として考えられるのは次のようなものがあります。
遺伝的な病気
- 家族性低βリポ蛋白血症
- 家族性無βリポ蛋白血症
- アポリポタンパクA-1欠損症
- タンジール病
- アンダーソン病
生活に支障が出るような場合幼少期にわかることが多いようです。
二次的な病気
LDLの数値が突然減った場合は二次的な病気を考えましょう。
- 肝硬変
- 慢性肝炎
- 甲状腺機能亢進症
- 悪性腫瘍(がん)
- 血液疾患(貧血、急性白血病、悪性リンパ腫など)
例えばバセドウ病だと頭痛や貧血、めまいなど複数の症状が出ます。
遺伝も二次的も考えられる病気
- 吸収不良症候群
消化吸収に影響が出ます。
LDLコレステロールが低い 改善方法は?
わたしの場合はLDLコレステロールの数値だけが低くて、肝臓などは全く問題がなかったんです。「再検査や精密検査はなし」で生活習慣の改善が必要という診断でした。
でもLDLの数値をあげるために自分でできる対策って食事くらいしかないですよね。
LDLコレステロールが低いなら食事はどうする
栄養価の高い肉・魚類、乳製品や卵がおすすめといわれています。お菓子、特にクリーム系のものは高脂肪ですよ。
LDLが低いからと、いわゆる「高脂血症の人は食べない方が良い」といわれているものを食べることが対策になると思いがちです。
でも、卵を一日二個食べるようにしたらLDLだけ正常範囲内になったという人もいますが、頑張って食生活を変えても数値に変化はないという人もいます。
これは食事が原因であれば変化があるということですね。つまり試してみないとわからない(笑)
でもこれってベジタリアンだとかなり大変かも。特にヴィーガン、完全な素食の人は。多くのベジタリアンは卵や乳製品を食べます。でもヴィーガンは動物性のものは一切口にしませんからね。植物オイル系から補給するのが一般的ですね。
もうひとつ疑問なのは、悪玉コレステロールを下げるとか、血液をサラサラにするといわれる食材をさけるべきなんでしょうか。
これはそれぞれの栄養を確認してみないとわからないようです。そもそも食べ物の栄養素って解明されてないものが多いですし。
でも例えばコレステロールが高い人におすすめされるDHA・EPAは、低い人が摂取するともっと下げるというものではありません。青魚に含まれるDHA・EPAは血管を健全に保ち、動脈硬化を予防するので積極的に摂っていきたい栄養素ですね。
LDLコレステロールが低いことについてのまとめ
「コレステロールは低ければOK」という認識が医療関係者にもまだまだあるようです。LDLが低い人はまだ不安な状況がしばらく続きそうですね。
常にLDLが低い体質で、他の数値には異常がなく、特に今まで問題がないのであればそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
ただし数値が急に変わった、もしくは安定しないのであればまず病院に行くことをおすすめします。病気の場合は早期発見が重要ですからね。