2012年06月05日

ごはん派かパン派かと聞かれると、断然ごはん派で、パンは無くても生きてゆけるくらいですが、何年も前に、当院にお越しくださる方から、パナソニックのホームベーカリーの良さを「パナソニックの社員では無いですよ(汗」と仰られながら何度も熱弁されたことがあって、パンに執着の無い私でさえ、その口コミ?(笑)の威力で購入してしまったのでした(#^.^#)。

購入後、あまりのホームベーカリーのパン作りの簡単さと、美味しさにハマってしまいました。
当初は、体に良い健康的なリーンなパン作りの道へとまっしぐら。
アルプスの少女ハイジに出てくる黒いパンを食べたいと、天然酵母とオーガニック全粒粉100%でいかに膨らませるかの戦いでした^m^
今ではパン窯を洗うことさえも面倒になってしまって、どこまでも楽さに慣れるものです(+_+)。
でも、HBはパナソニックさんが最高だって皆さん仰いますね♪

パン屋さんでは原材料表示義務が無いので、何が入っているか闇鍋状態ですし、市販のパンの原材料表示は見ると恐ろしくなります。
お店でパンを裏返して原材料表示を見ては、ため息つきつき、結局買えるものが無くて手ぶらで哀しくお店を後にすることになる人も多いです(>_<>

◆パンの危険な原材料◆

1)小麦粉
市販のパンは勿論、学校給食のパンも安い輸入小麦粉を使っているので、遺伝子組換えがほとんどで、尚且つ、農民連食品分析センターの検査結果によると、ポストハーベストされているため残留農薬が多く検出されています。

検出されている農薬は殺虫剤が多く、アレルギーや視力低下の原因とされている有機リン系のクロルピリホスメチル、フェニトロチオン、マラチオンだそうです。
検出されなかったのは地元産小麦を使用した食用パンと食パン一検体だけとなっています。

2)ショートニング、マーガリン、植物性油脂
ゴキブリも食べないトランス脂肪酸の塊です。大腸の炎症や心筋梗塞など様々な病気やアレルギーの原因とされていて、国によっては政府が規制をかけているものです。

また、油脂の製造に用いるパーム原料油およびパーム核原料油に限り使用を認められているブチルヒドロキシアニソールBHAは、元々はガソリン酸化防止のために合成された化学物質でしたが、食品の酸化防止にも使えるとして食用油脂、マーガリン、ショートニングなどに使われていますが、発がん性が認められています。

同じ用途で使われているジブチルヒドロキシトルエンBHTも、DNA や染色体に損傷を与え突然変異を起こす性質の変異原性が認められています。

BHA、BHTは原材料表示にはありませんが、植物性油脂、ショートニング、マーガリンが原材料表示にあれば、BHA,BHTもキャリーオーバーで入っていることになりますので大変怖いです。

3)イーストフード
イースト(質の悪い工業用イースト)を使い、その工業用イーストの作用を高める為、生産性を高める為に使われるイーストフード。
イーストフードと名前は優しい感じですが、実際のところは複数の化学物質の塊です。

危険なイーストフードの材料

・臭素酸カリウム(KBrO3)
厚生労働省行政情報 衆議院議員枝野幸男君提出食品添加物「臭素酸カリウム」に関する質問に対する答弁書
によると、発ガン性が高いため、イギリス、カナダ、中国、ドイツ、EU、ブラジル、ナイジェリア、スリランカなど多くの国による禁止規制がかかるほど有毒な化合物です。

けれど日本では、上記の答弁書による97年の供試料27件残留臭素酸の分析結果でも、山崎パン、日糧、パスコ、木村屋、キャプテンクック、神戸屋、フジパン、コープ東京、第一ホテル、西友、エースベーカリー、フレッシュダイナー、トオカツフード、オリエンタル酵母工業、旭フーズ、マクドナルドなどで臭素酸カリウムが検出されています。

食品衛生調査会から臭素酸カリウムは、強い発がん性が認められたこと等から食品に残留することは好ましくないとする意見具申が厚生大臣に対してなされていても、製造側が無視では…。
臭素酸カリウムを使わずパンを作っているパン製造会社もあるので、もし市販のパンを購入するのであれば、臭素酸カリウムを使っていない企業のパンを選択した方がいいです。

個人的には、食の安全に緩い国というイメージの中国でさえ、禁止規制をかけている代物というだけで、危険度の高さを感じてしまいます。

・塩化アンモニウム (NH4Cl)
国立医薬品食品衛生研究所の国際化学物質安全性カードによると、吸入した場合、咳、咽頭痛が起きるので換気とマスクが必要。皮膚についた場合、発赤が起きるので手袋が必要。眼についた場合、 発赤、痛みが起きるので眼鏡が必要。経口摂取した場合は、吐き気、咽頭痛、嘔吐が起きるので、作業中は飲食、喫煙をしない。
という危ない代物ですが、果たして少量だからといって添加物として直接食べても大丈夫なのだろうかと普通に思います。

4)保存料 ソルビン酸(C12H14CaO4)
遺伝毒性については、一部in vitro 染色体異常試験、SCE 試験において陽性の報告があると、厚生労働省のソルビン酸カルシウムの食品添加物の指定に関する部会報告書にもあるのに、多分きっとたくさん食べないから大丈夫でしょうという、安全性をうたう根拠がわからない添加物です。

使用対象食品及び使用最高濃度が設定された上で使用が認められていても、添加物の溢れたこのご時世に一般消費者が、何をどれだけ摂ったかなんて知りようがありません。

5)酸化防止剤 
国内でよく使われている酸化防止剤はdl-αトコフェロール (V.EやビタミンEと表記されています)です。
また、V.Cと表記される合成ビタミンCの場合も多いです。

慶應義塾大学医学部 竹田秀 特任准教授のビタミンE の過剰摂取は骨粗鬆症を引き起こすことを発見という研究結果によると、
ビタミンE は抗酸化作用があるのでアンチエイジング、美容目的で多くの人に良いものだと思われていましたが、ビタミンE の摂取過剰で骨粗鬆症を発症する危険があることが判明したようで、今後、骨の健康の維持にも留意したビタミンE の摂取量の策定も必要なくらいだそうです。
脂溶性なので人体に蓄積しやすいので、サプリメントで過剰摂取なんて余計に気をつけなくてはいけません。

6)乳化剤
ソルビタン脂肪酸エステル(非イオン性界面活性剤)にエチレンオキシドを反応させて作り出された、ポリソルベートというものが乳化剤として多く使われています。
食品安全委員会のポリソルベートの評価書によると、単独では下痢を起しやすい、腎障害を起こしやすいという健康被害が認められた実験結果のようですが、他の発ガン性物質と一緒に摂ると、発ガン・腫瘍の発生増加と悪性度の亢進が認められているようです。

乳化剤が何から作られているか原材料表示だけではわかりませんが、大豆サポニンが原料として使われていることも多いようです。
札幌市衛研年報の大豆のイソフラボン量について産地による比較によると、乳化剤の中のイソフラボン量は、国産乾燥大豆に含まれるイソフラボン量 220~540mg/100g より高い値の濃度を表しているようです。

イソフラボンは癌抑制やコレステロールを下げる効果など健康上良いとされていますが、乳幼児用食品中のイソフラボン類の過剰摂取による、乳幼児への甲状腺機能への悪影響など、望ましくない作用が発現した事例の報告もあるとあります。

乳化剤はパンだけでなく、ドレッシングなど市販食品のほとんどで使われているので、大豆イソフラボンの摂取量を注意しなければいけない方は、大豆食品を食べていなくても、乳化剤の入った食品を多く食べていればイソフラボンの過剰摂取になりますし、赤ちゃん用の粉ミルクに大豆イソフラボンが含まれているものを多いので、食べる方の年齢も考慮しなくてはいけません。

7)香料 フレーバー
香料と一言で表示されていますが、この香料の中に何が含まれているかというと、合成・天然香料と強化剤、調和剤、保留剤、変調剤、補助剤といった多数の化学物質の塊です。

レモンの匂いのするクッキーでも、レモンが入っているわけではないということです。
天然の香料を入れたからといって健康上安心というわけではありませんが、○○風という嘘くさい匂いのために色々な、怪しい何かが入っているのです。

食品衛生法で食品添加物に指定されている物であっても、発ガン性などの健康上有害性が発見されて指定取り消しになっているものがゴロゴロありますし、今後もあるでしょう。
ましてや香料製造会社では無認可の物を使って香料を作って摘発されていたりもするので、消費者は一体何を食べさせられているのかわかりません。

例えば、何年か前の読売新聞で、ジアセチルというバター風味を出すための香料を作っている会社の従業員の多くが、喘息、気管支炎、中には閉塞性細気管支炎にかかっていて、肺移植リストに載る程の重症さの方も何人もいるというニュースもありました。
香料工場ではマスクを使うようにしたようですが、吸って危険なものを食べても大丈夫と言えるのでしょうか?^^;


【100%オーガニック全粒粉、天然酵母を使い、脂を入れない、ホームベーカリーだから材料を入れるだけ簡単、ヘルシーでダイエットにもお薦めなパン作り方】

◆材料1斤分◆
・有機栽培強力粉全粒粉(細挽きタイプ) 280g 
(グルテン粉を含めて280gにしても、小麦粉280gぷらすグルテン粉でも膨らみや風味に違いは出ません。)
(お好みで50g位の強力粉全粒粉を有機無農薬ライ麦粉や有機グラハム粉に換えたりします。)
・有機黒糖 又は 天然100%蜂蜜 大さじ1~2
・塩 4g
・ホシノ天然酵母生種大さじ2(25g)又は、白神こだま酵母ドライ小さじ1~2(2,8g~4g)
・水200ml前後
(気温や粉の種類によります。)
・グルテン粉 小麦粉の1~2% 大さじ1位
(添加物薬品無添加の国産品がお薦めです。グルテン粉を入れると膨らみがよくなりますが、その分しっとり感は減ります。)
・ナッツやオーガニックドライレーズンなど(お好みで)

◆作り方◆
ホームベーカリーが作ってくれるので、使い方通りに材料を入れて、天然酵母の時は天然酵母コース7時間を、ドライイーストの時は、全粒粉コース5時間もしくは普通食パンコース4時間の設定を、ポチっと選んで待つだけです(^^♪

下画像の二つのパンは同じ高さ13cm位ですので、普通食パンコースと全粒粉コースの焼きあがりの高さの違いはありませんでした。
また、砂糖の推奨量は大2(17g~20g)ですが、下画像左の砂糖大さじ1でもパンの焼きあがりの高さに変わりが無いようです。
更に、全粒粉100%の場合、ドライイーストの量が多めの4g推奨でしたが、下画像右の小さじ1(2,8g)でも高さ膨らみに変わりがありません。
特に、白神こだま酵母ドライは、天然酵母のドライ版なので他ドライイーストより体に良いのですが、お味噌臭いので多いと焼きあがりの匂いが気になりますので、ドライイーストは少ない方が個人的に好みです。)

↑画像左側【ドライイースト食パンコース】
・全粒粉274,4g
・グルテン粉5,6g
・黒砂糖9g
・ドライイースト4g
・水205ml
・塩4g
コース:ドライイースト
メニュー:食パン
レーズン等:あり
焼き色:薄い(グルテン粉を入れると焼き色が濃くなりますので、薄め設定がいいと思います。)

↑画像右側【ドライイースト全粒粉コース】
・全粒粉274,4g
・グルテン粉5,6g
・黒砂糖17g
・ドライイースト2,8g
・水205ml
・塩4g
コース:ドライイースト
メニュー:全粒粉
レーズン等:あり

↓下画像【天然酵母食パンコース】
実は、この画像のパンで使っているホシノ天然酵母は賞味期限切れなのですが、ちゃんと膨らんでスゴイです(^^ゞ。

今までパンをカットするのが難しくてボロボロになったり、厚さもマチマチでしたが、スライサーとパン切りナイフを購入したら、焼きあがりの熱いままでも、とってもキレイに楽に切れるようになりました(^^)

WENGERのナイフ切れすぎです。おすすめです(#^.^#)

添加物フリーなので気温が高いと特にカビがすぐ生えます。
2日目以降はビニール袋に密封して冷蔵庫へ入れます。
パンを自分で作るようになる人がまず思うのが、そういえば市販のパンって常温で放置してもカビないな~です。
パン屋さんのものでも無添加とうたっているパンは、自分で作るのと同じようにカビやすいので、市販のカビないパンは色々と不自然なものが入っていることが実感されます^^;
この記事へのコメント
ホームベーカリー購入を迷ってこの記事をみました。市販のパンは本当に危険でおいしくないですよね。うちの男子二人は食べ盛りのうえにおいしく安全なものしか食べないので、やはり買おうかな~
Posted by イトウナエ at 2013年02月09日 22:01
イトウナエさま

成長期の息子さん達が、美味しくて安全性の高いものしか召し上がらないなんて、
お作りになられるご飯が美味しくて安全なものばかりだったから、
それに息子さん達が慣れてしまったからなのでしょうね。
とても工夫されていらっしゃることがうかがわれます。
個人的に、そんな方にこそ、粉の質からカスタマイズできるホームベーカリーは、うってつけだと思います。
ご参考にしていただければ幸いです。


はじめておじゃまいたしました。臭酸化カリウムに関して調べていてたどり着きました。市販のパンには、やはりこれ以外にも様々な添加物が混ぜ込まれているようですね・・・。便利な世のなかですが、消費者は賢くあらねばなりませんねー。
ところで、Pascoは使用していないようですよ。HPで明記しています。まぁ、あくまでも彼らの言うことを信じればと言うことですがw。
Posted by Chi at 2013年06月04日 17:01
Chiさま

仰られるとおり、大手スーパーの店頭で発売されているパンの中でパスコさんは添加物の表示数が少ないと思います。
添加物がたくさん含まれているパンを私も食べることはありますが(たまにですが)その時は、美味しくいただいています。
数ある選択肢の中で、自分が楽に楽しくいられるものを、日々選べることができれば幸いだと思いますよね。
はじめまして。全粒粉で焼くホームベーカリーパンを検索してたどり着きました。全粒粉100%でも普通の食パンコースで焼けるんですね。目からウロコです。私のホームベーカリーは全粒粉コースがないので100%では無理かと諦めておりましたが、そういうわけではないと解って大変嬉しいです。ありがとうございます。

また北米住まいで普段から遺伝子組み換え作物や、食品添加物に気を配って生活しているので、大変興味深く読ませていただきました。少し気になったのですが、私の拙い知識で間違っていたら大変申し訳ないのですが、2013年現在、遺伝子組み換え小麦の商業用収穫は北米並びにヨーロッパでも各国政府から許可が出ていないということです。ですから日本で市販のパンや学校給食のパンが遺伝子組み換え作物で作られているというのは誤りだと思います。

まぁどちらにしてもポストハーベストの問題もありますし、その他諸々問題だらけの市販のパンは食べないに越したことはないんですよね。大人は食べないと言う選択肢がありますが、寧ろ子供達にこそ安全なモノを食べてもらいたいのに、給食として供給されてしまう子供達がかわいそうですね。
Posted by GMO at 2013年08月25日 16:52
歴史的に見ると、アメリカの圧力っていうモノがあって、昭和30年代に≪米を食べると馬鹿
になる。だからパンを食べろ!≫というのが
日本の小学校に対してなされたとか。日本は米国には逆らえない。輸入食品群の危険さというのは結構知られていると思います。外食産業のこわさっていうのもあると思いますよ。添加物に詳しい人とか、本出してます。
Posted by オオタ ミズホ at 2013年10月30日 21:59
GMOさま

ブログの更新を数ヵ月しておりませんで、せっかくメッセージをいただいていたのに遅くなってしまいまして申し訳ございません。
お役にたてたら幸いです。

遺伝子組換え作物に関しては、調べた時の年度のものなので、現時点でアメリカなどでどのような対策を取られているのか私には不明です。
数年前に日本で放送されたドキュメンタリーTVでは、確かアメリカだったと思うのですが、遺伝子組換えでない小麦生産農家の農場の隣で、大手小麦生産業者が近隣の農場を買込み遺伝子組換え小麦を作っていました。
その花粉が飛んできてしまい、せっかく遺伝子組換えでない小麦を作っているのに遺伝子組換えが混ざってしまうと、遺伝子組み換えでない小麦を作っている農場主の方が嘆かれていました。
小麦は自家受粉ですが、アメリカの小麦農場の全ての方が自家受粉した種子を翌作付に使用するか、使用しないか、私には、わかりません。
日本では、他の種子が混ざり込むことを嫌い、100%種子は買い、自分の農場の種子は使いまわさない方も多いようですが、本当のところは一消費者には知り得ない情報ですので、私も、なるべく、できる限りの範囲で、国産のものを、オーガニックのものを選択し購入するすべしかございません。
現在、日本国内のスーパーなどで販売されているパンなどの小麦製品や、豆腐などの大豆製品など、遺伝子組換え作物の可能性のある原材料表示では、「遺伝子組換えではありません」と明記されているものばかりです。
「ありません」と謳わなければならないことが、かえって真相を現しているのではないかと邪推してしまう個人的意見です。
仰られるとおり、自己責任で選択している大人は仕方が無いのですが、損益重視の大人の犠牲になる子供たちが、本当に可哀そうだと思いますね。
温かいお言葉ありがとうございました。
オオタ ミズホさま

貴重なご意見ありがとうございます。
そのような当時のアメリカの圧力、当時の日本政府の圧力があったであろうことは、私も聞いたことがあります。
現在のTPP問題も似たようなものに思えてなりません、一個人の意見ですが。
日本国産だから安全というわけでは全くありませんが、輸入食品のおそろしさと、ほぼ輸入食品で作られる外食産業のおそろしさは、共にとてもありますね。
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